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ハンオタ!  作者: 板戸翔
活動部の外出――が
32/37

ななの3

「……着いたぞ」

「なあ黒瀬、俺ここまで来るのにすごい苦労してんだよ。だからやるのは『着いたぞ』じゃなくて俺をいたわることだと思うんだけど」

「……重々承知している」

「行動に移そうよ!」

 てかしてないよね? してたら今携帯開いてないもの。

 まあ、今日は黒瀬には助っ人として来てもらっているからあまり強くも言えないが……でもせっかくなら承知した後に考慮もしてほしいところだ。

 と、突如黒瀬が顔を上げてこちらを見た。

「俺は重々承知した後に考慮もした。だからこその無干渉だ」

 そして俺の両肩へ抱きつくようにつかまる女子二人の方へ一度それぞれちらりと視線。当の彼女たちはそれに気付かないほど衰弱しているため、今の視線も俺に対するものというのがすぐに分かった。

 なるほど、そういうことか――ざけんなァ!! 

「余計なお世話だ! いらねえよそういうの」

 衝動的にその言葉が出ていた。

 初めてだ。黒瀬に声を荒げるのも、こんなに人にイラついたのも。

 何でここまで切れたかはわからない。が、俺は湧きあがった怒気を乗せて吐き捨てていた。

 しかしそれでも捨て切れるわけではない。嫌いな奴の悪口をいくら言ったところで完全にスッキリとはできないように、むしゃくしゃする胸中の渦巻きは言葉で簡単には晴らせない。むしろ今回は黒瀬が黒瀬なりに気遣った結果だとしたら、また今のは一方的なやつあたりのようなものではないかという思いも伴った。

 たとえ黒瀬に気にした様子が見られなくても、伴った罪悪感によって、悪化した。

 悪化したのだ。ただでさえ簡単に晴らせないものが。

 だから。

 だからまさか――目の前の建物を見ただけでそれが跡形もなく消え去るとは思わなかった。

 そこは今まで見てきたコンクリむき出しとは違ってペンキを外装に使用し、比較的清潔感がある印象。

 まあ、それだけで外観自体はいたって普通。だから正確には、その建物の入口の横に置かれた看板を見ただけで、だ。

 『一・二Fフィギュア、三・四FアニメDVD・CD、五・六F漫画・ライトノベル』という文字が並んだ看板を見たから、だ。

 ここにきてやっと俺たちがハツラツとなれるスポットが到来したから、だ。

「時は満ちたわね」

「うおー! フルパワー!」

 重石でしかなかった二人も見て再度復活した。今思うと随時二人にそれぞれフィギュアとアニメDVDを持たせておけばよかったかもな。

 でも何だろう、自分の存在虚しく感じた。今まで二人に献身的だった俺とか、看板一つでシリアス展開ぶった切れる俺とか。

 や、もうそれはこの際置いておこう。とにかく今は目の前のボーナスクエストに集中だ。

「よし、じゃあ早速行くか」

「まだ待って」

 と、強く踏み出そうと力ませた右足は栗原のせいで暴発し、危うく何もないところでコケるというドジっ子をやるところだった。

「何だよ。時は満ちたんじゃないのか?」

「満ちたわ。だからこそ向かうべき方向を定めないとね」

「……向かうべき、方向?」

「だって、もし今の状況でそのまま中へ入ったら、私たち好き勝手に行動しちゃうんじゃないかしら?」

「……あ」

 栗原の言わんとしていることが分かった。つまりこの建物は俺たちの趣味が全て合わさっているが、それは同時に引き起こしてしまうのだ。

「同じ建物内での別行動……か」

 ご明答とばかりに栗原はゆっくりと頷いた。

「個々人で散策するのもいいけれど、今は一応部活動中よ。建物内での行動は極力一緒、最低同じ階に皆がいるべきだと部長として言わせてもらうわ」

 一応「どう?」と栗原は俺たちに賛否を仰いだが、即全員賛成。

 同じ部の部員のくせに唯一の共通点であるハンオタさえ中身はバラバラ、ただ一緒にいるだけでいまいち協調性に欠ける、そんな俺たちだが部長の正論に反する自惚れではない。……あ、黒瀬は部員じゃないけど賛成しました。

 さてそうしたはいいけど、つい先程のように僕たちはまとまらないので。

「じゃあ一番先にどの階を見るかどう決――」

「じゃんけんで決めるわ!」

 さっきまでとはまるで異なり、幼い子どもの駄々ともとれそうな荒い声をあげた栗原。

 やー、どっかでまたそうなるんじゃないかと思ってはいた。負けず嫌いってただじゃ引かないからな。それがあの栗原となれば……ねえ?

 っと、そんなこと思っているそばから、もう栗原が態勢作っちゃって他の意見はとても言えないような空気を作っていた。まじでどんだけだ。

「じゃあいくわよ! 最初はグー――」

 さてそんなわけで始まったじゃんけんなのだが、今は『最初はグー』。つまり皆グーを出す場面だ。事実、今回も不参戦の黒瀬を除き栗原と俺はグーを出した。出す場面だから当然。しかしここで、グーではなくパーを出し、さらにそれを高らかに上へと突き上げた奴がいた。

「はい! じゃあここで私にある票を使って『アニメDVD・CDの階に行く』権限発動だあ!」

 里香だった。

「…………」

 凍る栗原。ええ、状況が違えば相手が部長でも問答無用です。

 とまあそんなある意味活動部らしい感じで三・四階のアニメDVD・CDのフロアへと向かうことが決定したのだが、エレベーターで目的階へと向かう中で俺は、考えていた。

 なんせここはうちの部員各々の趣味が全て詰まっているのだ。さっき栗原は一階のフィギュア地獄をなんとかしのいで(去り際にモザイクかけなきゃいけない程自らの整った顔を崩壊させて)いたが、果たして階へ着いた瞬間、俺たちはまとまった行動が出来るのだろうか。

 一抹の不安がよぎりつつも、チン、という軽くて弾んだ音が鳴った。

 それは3階に着いたことを表し、やがてゆっくりとエレベーターの扉は開き始めて……。

「わあっはっはあああい! まるで天国やあああああ!(勝手にすっ飛んでいった里香)」

「あ、私あっちの方で勝手にやってるから(放浪の旅に出た栗原)」

「…………(無言でいなくなる黒瀬)」

「…………(立ち尽くす俺)」

 お前ら、少しは俺の不安を裏切れよ。

 開始早々、というかフライング気味で一人になりました。はあ。

 ただだからって俺が勝手な行動をとっていいということでもない。いなくなった他だって最低この階には留まっている……と思う。

 なので俺はとりあえずフロアを散策してみることにした。

 エレベーターのドアが開いたときは諸々のせいで風景を見ることが出来なかったが、意識した瞬間網膜に凄まじい勢いで飛び込んできた。

 だってここ一体に並べられた棚の数と大きさと言ったら! 数はフロアの横幅、大きさは縦幅ギリギリ。

 棚と棚の間を通ってみる。まあまだ俺は初心者だけど、あれだね、秋葉原のお店ってお客の身長よりも高いところから商品びっしり並べるの好きだよね。みっちりDVDがギュッと隙間なく棚に置かれていた。

 3階は主に新品・中古DVDのフロアだそうだが、それにしてもアニメのDVDってこんなにあったのな。……あ、これ前回里香が言ってた『OVA』ってやつか? そうか、そういうのもあったりしたりして。

 なんてことを思いながら順番に棚の間を抜けていっていると、栗原に出くわした。

「素晴らしく飽きたわ」

「出会って開口一番にそれはこっちの気分も萎える」

 俺だって専門外のところを我慢して回ってんだよ。

「ま、次はお前の分野の一、二階にしてやるからよ、それまでの辛抱だ」

 最初一階をすり抜ける時の栗原のあの痛々しさを見たら、とても一番最後には回せなかった。

 少しくらいは活気を帯びるかなと思った俺なりの気遣いだったのだが。

「何で辛抱しなきゃいけないのよ。苦労は何かをしている過程だから好きだけれど、辛抱なんてただ困難を黙って耐え忍んでるだけじゃない」

 知らねーよそんなこと。俺に当たるな。気遣い返せ。

 だが栗原は止まらない。「そうだ」と手を合わせると俺に言う。

「ねえ、今から暇つぶしにゲームしない?」

 こんな場所でゲームですって奥さん。

「誰がやるか! 嫌な予感しか――」

「そういえばここの五・六階ってライトノベルの買取(・・)もやってるのよね」

「はーいやりたい! ゲームかあ、僕すっごく楽しみだなあ!」

「そうよかった。じゃあ、こっちに来て」

 人間って、意外と簡単に動かせることを栗原で学ばされる最近です。

 移動すること棚七、八個分。栗原は立ち止まった。

「……おい、まさか」

「そうよ。一緒に新大陸発見ゲームをしましょう」

 新大陸なんて聞くととてつもなく大規模に聞こえるが、栗原が言っているのはそうでもない。というかむしろちっちゃい……いろんな意味で。

 目の前には俺たちの行く手を阻む黒い布。そこには大きく、大きく書かれていた――『R―18』と。

「さあ、一緒に未知なる世界へ!」

「待てや」

 栗原の肩を掴んで進行を阻止。

「何よ、楽しみだって島田君言ってたじゃない」

「それはお前に脅されていたからだ。それに目の前の文字が見えんのか? 俺たちはまだ18歳以上じゃねえぞ」

「はあ? つまらないこと言ってんじゃないわよ」

「おい生徒会副会長」

 壊れて自分の立場も忘れたか。

 しかし対して栗原は「分かってないわね」と逆に呆れた目をこっちに向けた。

「あのね、そもそも生徒会ってのは規則を『作る』機関で『守る』ことは仕事じゃないの。規則を『守る』機関は風紀委員会。なのに今風紀委員会の副委員長さんは守る立場にありながら部活すっぽかして一人でいなくなったのよ? それなのに何で私は守らなきゃいけないのよ」

「いろいろ言ってたけど結局お前は小学生か! 誰かが守らないからって破っていい規則なんてお前ら生徒会も作らないだろ」

「それはそうだけど……ああ!」

 栗原は何かに気付いたように俺を指差した。

「島田君、さてはエッチなことに興味ないのね?」

「はあ!?」

 話がえらい方向に飛んだ。

「だって普通男の子ならここまで来たら入りたくなるもんじゃないの? でも島田君は入ろうとしない。てことは……」

「ふざけんな! お前俺がAV持ってること前回の論議で知ってたじゃねえか!」

 ……あれ、俺すごい勢いで自分がエロい事を主張してる。

 だがそんな俺の自分を捨てた発言にも栗原は言葉を返す。

「いや、もしかしたらあれは自分が健全な男子ということを偽装するものだったんじゃない? いえ、きっとそうだわ! 島田君はライトノベルのハンオタ、間違っても映像に興味は持たないはず」

「おい、さすがに俺だってそういう関係には全般的に興味あるわ! あのAVだって俺が必死こいて人目を気にしながら急いで手にとって男性の店員さんに出したもので……」

 ……滑ったね。完全に口滑ったね。

「……島田君『R―18』入っているじゃない」

 栗原の細める目が痛く突き刺さる。いや、でも仕方がない。自分が健全な男子でないのを疑われるよりはこっちの方がましだった。

 でもそうなると。

「じゃあ、入ってもいいわよね?」

「や、だから誰かが規則を破ったからって――」

「破った張本人にそれを言われたくはないわ」

「ごもっともです」

 だめだ、俺はもう女子と一緒に大人のエリアに入る運命から逃れられないらしい。

「じゃ、新大陸発見ゲームスタート♪」

 ノリノリで黒い布に手をかけた栗原。今思ったが栗原は何でこんなに楽しげなのだ? まさかAVが好きだったり!?

 や、ないか。『新大陸』という表現をつけてまでこんなゲームをやるところから、どうやら今まで一回も入ったことがないようだし。

 ……ん、入ったことがない……。

「よいしょ」

 栗原は布をめくって中を確認すると――五秒でぶっ倒れた。

 

 俺は目を回す栗原をおぶって階段までいき、段差に座らせて俺も隣に座った。

 まあ、無理もない。あんなあられもない姿の女の人たちを、貼り付けられたポスターも含め一気に大勢見せられちゃな。それにここがアニメ専門なことを忘れていた。今のアニメってリアルなんだよ、本物以上に。

 入るのが初めてで、しかも普通の家より育ちがいい栗原にとっては刺激が強すぎたらしい。ただ、自業自得なのに俺がここまで運ぶというのはどういうことだよったく。

「……ここは?」

「ある意味新大陸だ。階段っていう」

 数分後意識がはっきりした栗原に俺はそう言った。栗原はぐるっと辺りを一周確認して状況を理解したようだ。

「そう、それは悪いことをしたわ」

「本当だ。だからラノベ返せ」

「…………」

 はい、返す気ないのね。そうかよ。

 栗原は俺の発言がなかったかのように口を開いた。

「はあ、少し調子に乗り過ぎたわね」

「『はあ』はこっちだ。ぶっ倒れるって暇つぶしにしちゃ過激すぎるだろ」

「ふふ、いや人生で一度やってみたかったのよ。こういうところじゃないと私なんて出来ないし」

 だろうな。『作る』機関だ何だってさっきは言っていたが、栗原はうちの学校の超有名人だ。下手な場所でこんなことやってばれたら大問題になるだろう。今回は秋葉原というある意味異次元な世界によって叶えられた現実だった。

「でも、いいわねこういうのも。楽しかったわ」

 両手を高く挙げて伸びをしながら気持ちよさそうに言ったが……。

「は、楽しかった(、、、)わって何で暇つぶしで過去形にしてんだよ。まだ終わってねーぞ」

 あくまで一番先に三階へ来ているのであって、後々四階にも、一、二階にも、俺の分野の5・6階だって行くつもりだ。

 それに栗原は一瞬あっという表情をしてあははと笑った。

「そうね、終わってないわ。でも少しここで眠っていいかしら? 里香が見飽きてここへ来るまで」

 なんと、そこまでさっきのは刺激的だったのか。え……てことは俺にもここにいろってこと!? 

 ……や、別に俺は特にこのフロアに用もないわけだが。

「……分かった」

 そう言うなりコテッと――栗原の頭が俺の肩に乗ってきた。

 それに一瞬ドキッとした俺だったが、それも最初だけの本当に一瞬。どうやら今日、俺の肩はそこまで麻痺する程使われ過ぎたらしい。うれしいのやら、哀しいのやら。

 黒眼だけを動かして表情を確認すると、すでに、早すぎるくらいに栗原は夢の中へと旅立っていた。

 はあー、俺の左肩ってもう栗原の所有物なのかね。どこまでこいつの面倒みなきゃならんのかな。

 とブツブツ呟きながら俺は、左にかかる重みを揺らさないようになるべく体を固定させ、里香の帰りを待った。

 待って、待って、待ち続けた。

 そして分かった。ハンオタに、見飽きるなんてありえないことを

「あー楽しかった!」

「じゃねえよ!」

 時刻は午後五時半。六月中旬の空はまだ遠くの方で赤みを帯びているも、すっかり辺りは闇の世界であった。

 あれから里香は俺の電話をも無視するほどあの場に熱中し、ひたすらにしばらく待ち続けてやっときたかと思ったら「ねえ健児、これとこれどっち買えばいいと思う?」と同じにしか見えない二つのアニメDVDを持ってやってきたため、俺はそこで里香を確保。DVDを戻させる過程で黒瀬とも合流して時間的に部活動終了。今はもう最寄り駅からの帰り道というわけだ。

「まったく、里香のせいで三階だけで終わっちまったじゃねえかよ」

 というか、初めての秋葉原散策がおでん缶食べて、階段でひたすら待つだけという残念すぎる感じで幕を閉じた。

 それに対し里香はそこまで悪く思ってはいないようだ。

「えー私だけのせいか? もし本当に他の階へ行きたいなら自分から探しに来たり、あとは黒瀬君に電話したってよかったじゃないか。何もなかったから私は見続けてただけなのにさ」

 言い終えるといじけて道路の石を蹴り飛ばした。

 うーん、正論っちゃ正論だった。確かに言われた通り。

 だけどこっちには今も場所を俺の背中へと変えてずっと眠り続けるうちの部長がいたわけで。

 俺はおんぶで抱える栗原へ目をやる。相変わらずスヤスヤと気持ちよさそうな寝息を立てていた。

 こんな感じのを肩でもやられていた俺は、動くなんていう行為を封じられたも同然だった。おかげで里香が支えを変わってくれた後のトイレの勢いときたら……。

 そしてトイレから帰った後も栗原は眠り続け、里香が「きっと昨日は今日の計画立てるのが大変で寝てなかったんじゃないか?」ということで、「あれ、行き先決めてたの結局黒瀬だったよね?」と思いながらも俺がおんぶして帰ることが決まったのだった。

 ……今思うと何で俺だった? 絶対俺より運動部所属の里香や黒瀬の方が力あるよね? 黒瀬はもう電車の駅で別れてしまったが、里香よ、女子でもちょっとぐらい手伝ってくれたってさあ。確かに栗原は高身長の割に体重はそこまでなくて(本当完璧な体だ)、女子をおんぶするすなわち胸が、栗原の胸が俺の背中にもろについているものの、今日一日の女子二名からの苦行のおかげか過剰に意識することはないのだが……それでもずっと俺担当はあんまりではないだろうか。

 とか思いながらやはり女子相手にに持ってもらいたく自分から言うのも情けなくて言わずに歩いていると、いつの間にか場所はいつも隣町に住む栗原との分岐点。さすがにもう起こさないわけにはいかなかった。

「おい栗原いい加減起きてくれ。もう帰りだ帰り」

 俺が上下に揺らすと、栗原は目元を擦りながら口を開く。

「……え、帰り? 今日は私はうちには帰らないわよ……」

 ……何寝ぼけてんだこいつ。

「起きろ。そして帰れ」

「もう起きてるわよ。そして帰らないわ」

「は?」

「今日は、島田君の家に泊めてもらおうかな、なんて」

「や、ふざけんのも――」

「家出したの」

「……え?」

「お母さんに私の趣味、フィギュアがばれちゃったから、家出してきたの。だから今日のところは島田君の家に、泊めてもらえない?」

「…………」

 活動部の外出が――大変なことになった。

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