目覚め
なかなか書くのが難しいですね~
首をもたれている。力を込められれば子供の首など簡単に折れるだろう。
「命乞いは、しないのか?」
唐突に魔族が聞いてくる。
そんなことをしてもどうにもならないのがわかっているので、言葉を発するのを躊躇った。
だが、家族のことが頭によぎる。
父や母、森に逃がした妹。ちゃんと逃げられるのか?俺が死んだらどう思う?でも無理だ。俺はここで死んでしまう。
「意味のないことを言ってどうなる…?だが、森に一歩でも踏み言ってみろ!!必ずお前を殺す!そしてとっとと町から失せろ!」
ああ、多分最後の言葉になるな…
「ハハッ…」
乾いた声で魔族が笑う。
「久しぶりに楽しめたのだ…用は済んでるのでお前を消したら失せてもいいぞ?」
こんなことになるなら、もっともっと修行して奴に一発でも魔法でも剣でも突き立ててやりたかった。一発いれたところでなにもならないか。
「じゃあ、失せろ…」
諦めて、そうゆうと奴が呪文を唱え始めた。
奴が詠唱なんてするってことはとんでもない魔法なのだろう。
そう思ったときには、目の前にものすごい光があった。
熱い、これは…
べちゃっと音を立てて泥に落ちた。なんで?
どこだ?と思ったが我が家の庭だ。
なぜ、こんなとこにいるのか?夢だと思ったが身体に傷がある。あのときのものだ。
そんなことを考えていると意識が遠のいていった。
書き終わると凄い疲れます