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始まり

初投稿です。よろしくお願いします

かなり深い傷を負った。出血が酷いせいで意識が遠のいていくのがわかるが、そんなことはできない。こんなことを考えている暇もない。左肩には貫かれたような傷に胸から腹にかけての深くはないが長い傷。他に上げればきりがない。

なぜ、こんなことになった?5才の妹と家に森に遊びに散歩しにいった帰りに村に戻ったときには町は半壊。人が何人も転がっている。死んでいる。父や母の事が頭に浮かんだ、早く家に帰って安否を確かめたければ。妹を抱え走って家に向かう。どんどん不安になっていく、悲鳴が聞こえてくる。小さな町の小さな我が家に行くのに酷く遠くに感じる。そして、奴がいた。

奴は人のようだが違った、魔族と呼ばれる存在だ。森に入ると小さな魔族がいるのは知っている。犬のようなものから豚のようなものまで多種多様だ。だが俺が知ってる魔族は好戦的なものは少ししかいないし、人型のものなんて始めてみた。黒いオーラが奴の回りを包んでいる。恐怖で動けないと、奴がこちらに気づきフードをとると角が2本生えている。人とさほど変わりがないが震えが止まらない。なんでだ?奴がゆっくり歩いてくる。そして言葉を発した。

「用は済んだが、暇潰しだ」

なんなんだ?震えが止まらない。近づいてくる。

そのとき、妹が俺の袖を引っ張った。妹だけは助けなければいけない。妹に叫ぶ

「森に行け!リサ!すぐに行く!」

妹は駄々をこねると思ったが何かを察したのかすぐに逃げてくれた。魔族の奴が鼻で笑いながら魔法で剣を精製した。ありふれた魔法だが、剣が美しい。相当な粘土の魔力なのだろう。




そして、切り裂かれた。



血が吹き出す、何で…だ?切りつけられたときに無意識に反応したのか後ろに下がり致命傷とまでは行かなかったが、何も見えなかった。


「無意識の内に状態を整えるとはな、人の子に合わせてかなり抑えたがかなりの戦闘センスだな」

父親に騎士になるために毎日の剣の特訓に、母による低級の魔法の勉強。それにより10の年齢だが、大人にも負けないような戦闘力は有ったが、騎士には負けるし、魔術師にも負ける。しかも、こんな奴の前だとなにも意味がないように思える。実際意味がなかった。奴から剣を投げられそれをもって戦う。魔術も使って全力で。そして、容赦なく死なない程度に切られ切られ切られ。

魔力も尽きて、体力も尽きて、気力だけで戦う。妹や母のために…

そんな気持ちも徐々に無くなってきた、体も限界。

倒れこみ森の方を見る。大丈夫だ、父さんがいる。そんなことを思っていると奴が俺の首を右手で掴み持ち上げる。


「子供でここまでとは、なかなか面白かったぞ」


ああ、終わるのか…



少ししか書いてないですが、とても疲れました…

面白いものをつくっていきたいです。

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