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緑旗ー3

大気圏外から行われている爆撃は一向に収まる気配がなかった。軍の駐屯地は黒煙に包まれ、その下では軍事パレードの後で着陸し、滑走路上に並んでいた航空機が爆砕されている。航空機や車両の格納庫にも併せて爆弾が投下され、内部の兵器や整備施設を破壊していた。



「敵だ。敵がステーションから軍艦を奪っているぞ!」


 市の工業地帯にある軌道エレベーター発着場から降りてきた作業員たちが、そう言って騒ぎを拡大する。実際この時、イピリア軌道上の『連合』宇宙軍基地で建造されていた新鋭戦艦ドニエプル級15隻が、基地に接舷してきた輸送船の内部から出現した武装集団に奪取されていた。

 完成すれば世界最強の戦闘艦となるはずだったドニエプル級戦艦は、内からの攻撃によって呆気なく陥落したのだ。

 


 「軌道エレベーターを停止させろ! 警告を無視して降りてくる場合は撃墜しても構わん」

 

 それを聞いた軌道エレベーターの責任者は血相を変えた。軌道上の基地に敵軍が入り込んだという事は、彼らが基地内に残留していた軌道エレベーターを制圧下に置いた可能性があるという事だ。このままでは、敵地上軍が軌道エレベーターに乗って降りてくる。

 

 この命令の結果、降下途上にあった軌道エレベーター2基が対空砲火を浴び、爆散した。実のところ、これらのエレベーターに乗っていたのは敵の戦闘員などでは無く、基地から逃げてきた兵士や作業員だったのだが。

 

 いずれにせよ、軌道エレベーターの破壊は無意味だった。破壊命令を出した者たちは、すぐにそれを悟る事になる。

 






 「おい、何か降りて来るぞ」

 

 市民たちは口々にそう言った。ソロン郊外にある軍事基地や軍需工場目がけて、空から黒い染みのようなものが降りてきたのだ。

 

 最初は奇妙な雪のように見えた黒い斑点は、次第に形を変え、ついには双眼鏡を利用すればはっきりと正体が分かるようになった。通常の地上軍兵士とは異なるデザインの装甲服を纏い、背中には巨大な翼のような機械を背負った兵士たち。それが何万という規模でソロンに降りてきている。

 


 「宙兵部隊だ!」

 

 最初に声を上げたのが誰だったかは分からないが、ソロン市民はその言葉で完全に事態を悟った。宙兵部隊ー大気圏外から惑星上に降下し、敵の重要拠点を奇襲的に制圧する能力を持った精鋭部隊が惑星イピリアに来寇したのだ。

 当然その後には主力部隊が降下し、ソロン市とイピリアを完全に占領下に置くことになるだろう。

 

 



 市民のうち一部は茫然自失として空を見上げ、大部分は広場から逃げ出そうと必死かつ無意味な努力を試みた。観客席の至る所では将棋倒しになった人間の塊が出現し、下敷きになった人間の骨が踏み砕かれる音、彼らの上げる絶望的な呻き声が無意味な絶叫と共に聞こえてくる。


 隣接された駐車場と付近の道路では我先に逃げようとした車同士が衝突して炎上し、地下鉄の駅構内では線路上に押し出された人間が車両にひき潰されている。

 救世教の教義に即して言うなら、ソロン市民は自らの血によって救世教の儀式を剽窃した罪を浄化しつつあった。

 


 だが救世教の神は未だに贖罪が足りないと感じているらしかった。広場から逃げ出すのに失敗した大部分の市民は、すぐさまそれを悟ることになる。

 

 まず広場の秩序を維持しようと試みていた国家保安隊員の一人が、乾いた連続音と共に血を噴き出して倒れた。群衆内部から短機関銃が発砲されたのだ。

 国家保安隊員達は次から次へと、観客席から発射される自動火器、市民による所持が許されていないはずの武器によって射殺されていく。市民たちは言葉も出ないままに、自らが知る秩序の崩壊を眺めていた。





 何らかの理由で『建国祭』に参加していなかった市民たちは、軍事基地への爆弾投下と宙兵部隊降下を、ごく自然に『共和国』軍による攻撃と見なした。

 

 恒星間作戦能力を保有するという事は、宇宙軍艦とそれを維持する国力・技術を持つ集団である事を意味する。その中で『連合』に対して敵対行動を取る集団と言えば、彼らには『共和国』軍しか思いつかなかった。

 

 そして市民の何人かは、自分たちの国が戦時国際法を批准していない事を思い出し、これから起こる事態を思い浮かべて身を震わせた。

 戦時国際法では有人惑星上でのNBC兵器の使用、捕虜や民間人への虐待が禁止されている。裏を返せば、批准していない『連合』人に対しては、これらの行為が実行される可能性があるという事だ。

 


 人類世界最大の国家である『連合』が認めていない以上、戦時国際法は大して強制力のある法律では無い。

 それでも、もしかしたら処罰されるかもしれないと分かったうえで実行される蛮行と、無法状態で行われる蛮行には質量ともに大きな差がある事が、経験則的に分かっていた。

 

 『共和国』―『自由国』戦争においては、両国は概ね戦時国際法の範疇で戦争を実行した。捕虜は一般市民には劣るが、強制収容所の政治犯よりはましな待遇をされていたし、どちらの国もNBC兵器で相手の産業基盤を破壊するという戦術は使用しなかった。

 前線では時折降伏を申し出た部隊が突発的な怒りから殲滅されたり、ゲリラと疑われた民間人が即決処刑されていたが、両国が積極的に戦時国際法違反を行うことは無かったのだ。

 


 一方、惑星ファブニルにおいて発生した、『連合』と『共和国』双方の民兵部隊による内戦では、このような抑制は取り払われた。何しろ両国の間で戦争のやり方に関する何の合意も無かった上に、衝突したのは法の埒外にある民兵同士だったからだ。

 


 


 内戦の引き金になった『ネックレスの夜』事件の後、双方の民兵部隊は支配下の住民に対して有名な『発音テスト』を実施した。

 『連合』公用語と『共和国』公用語はもともと同じ言語だが、一部の単語については発音に明白な違いがある。民兵たちは住民に、そのような単語を含む文章を高速で音読させ、対象の人物が自国に属しているかどうかを調べた。発音が自然であれば合格、不自然であれば不合格である。

 


 不合格と見なされた民間人は、戦況が悪化していればすぐさま処刑され、良好であれば強制収容所に閉じ込められた。後者の運命を辿った人間がより幸福だった訳ではない。彼らは大抵、ほとんど食事も与えられずに死ぬまで重労働させられるか、あるいは攻撃の際に地雷探知機として使用されたからだ。

 都市が包囲された場合は、収容所の敵性民間人が食糧として利用される事もあった。少なくとも『連合』政府による報道と、ファブニルから逃げ出してきた住民の証言ではそうなっている。

 


 「降りてくるのは正規軍だ。正規軍だから大丈夫だ」

 

 市民たちのうち勇気がある者は、そう言って恐怖に震える家族や恋人を励ました。正規軍人は一般的に、民兵ほど残虐行為に手を染めない傾向がある。

 彼らは訓練の中で、闇雲に敵に復讐するのではなく、軍事的な目的を達成する事を第一に考えるように教育されるからだ。そして宇宙軍艦から装甲服を着て降りてくるという事は、相手は明らかに民兵ではなく高度な訓練を受けた正規軍。

 と言う事は民間人の殺戮では無く、惑星イピリアにおける『連合』の軍事力の無力化に努力を集中するはずだ。だから自分たちは巻き添え被害以上の事を心配する必要はない。市民たちはそう言って、自分及び周囲でパニックになっている人々を落ち着かせようとした。

 


 しかし残念ながら、正規軍だから安全だという彼らの考えは根本的に間違っていた。正規軍に対する認識ではなく、この戦いに関するそもそもの前提が、である。確かに降下してくる宙兵は正規軍だった。だがそれ以外の勢力もまた、ソロン市における騒乱に関与していたのだ。

 


 まずとにかく市内から逃げ出そうとした者が異常に気付いた。自家用車の自動運転システムが停止していたのだ。このシステムは人工衛星からの電波によって惑星内を走る全ての自動車の流れを最適化するもので、円滑な交通の為に全ての車に搭載が義務付けられている。

 それが停止した事で、車を持つ市民の9割以上は家から車を出す事が出来なくなった。この時代には車を所有している者の大半が運転技能を持たず、自動運転システムに任せて移動していたためだ。手動運転は郊外に設置されたサーキットでのみ許可されており、暇人の奇特な趣味と見なされていた。

 


 その奇特な趣味を持つ者たちだけはとにもかくにも車を出す事が出来たが、彼らもまた大通りに出る事は出来なかった。正規軍とも国家保安隊とも異なる制服を着た集団に銃を突き付けられ、車を取り上げられたのだ。抗議する者はその場で射殺された。

 


 



 だが大通りの交通量は決してゼロにはなっていなかった。一般市民の車は確かに走っていなかったが、同じ制服を着た集団を満載したトラックや乗用車が、『建国祭』の中止によって混沌に陥っている中央広場に大挙して向かっていたのだ。

 トラックの一部には人間ではなく、軍の横流し品と思われるロケット砲や重機関銃が搭載されている。集団の資金力とイピリアにおける軍の腐敗ぶりを同時に反映する光景だった。



 

 そして… 中央広場に向かっている集団は緑色の旗を高らかに掲げていた。中央には3つの三角形を底辺の部分で組み合わせ、真円で囲んだ図形が真紅で描かれている。

 

 「救世教旗…」

 

 市民たちは周りに人がいないことを確認しながら恐る恐るそう呟いた。あれは『大内戦』以来、掲げること自体が死刑に相当するとされた旗、救世教の緑旗だった。

 





 



 『連合』イピリア方面軍を率いるカレル・アージェンス大将は、降下してきた存在が少なくとも『共和国』軍でないことを知っていた。何故なら。

 


 「『共和国』の宙兵部隊だと。バカも休み休み言え。あの兵科は我が軍にしか存在しないんだぞ!」

 

 アージェンスは報告に来た士官を怒鳴りつけた。宙兵は元々他国への侵攻作戦、あるいは反乱を起こした自領の惑星の制圧に力を入れる傾向が強かった『連合』独特の兵科だ。

 大気圏往還艇を用いず、兵員を直接惑星上に降下させる技術を持っている国家は『連合』のみのはずだった。

 

 無論、『共和国』が独自に降下のための技術を開発した可能性もあるが、少なくとも2年前の『共和国』-『自由国』戦争終結時点では、その存在は確認されていない。

 

 何より『共和国』軍が宙兵部隊を投入したなら、彼らの艦隊がイピリアの軌道上にいるはずだが、その存在は報告されていない。もし大規模な揚陸艦部隊が接近しているなら、基地のレーダーが捉えているはずだ。

 

 ということは…

 



 「反乱…」

 

 アージェンスはイピリア方面軍司令部の誰もが恐れていた言葉を吐いた。降下してきた部隊はどう考えても『共和国』軍ではない。であれば、同じ『連合』軍でしかあり得なかった。

 



 「…どうなさいます?」

 

 報告に来た士官がどこか気の抜けた声で言った。アージェンスはまた怒鳴りたくなった。事態の本質に気付かないほど愚鈍なのか、あるいは気づいてはいるが決断力がないのか。この状況で取るべき行動など、一つしかあり得ないではないか。

 


 「全軍を戦闘配置につけろ。各部隊は敵宙兵部隊を射程に入れ次第発砲。奴らにイピリアの土を踏ませてはならん!」

 

 敵宙兵部隊。そう彼らは「敵」だ。国籍が同じであれ、明らかにイピリア方面軍に対する敵対行動をとっている以上、そう扱わざるを得ない。

 

 (何故だ? ストリウス…)

 

 アージェンスは間違いなく反乱の首謀者か、少なくとも協力者と思われる人物に内心で問いかけた。ダニエル・ストリウス宇宙軍中将はファブニル星域会戦時に第二統合艦隊参謀長を務め、同会戦敗北の責任を取らされて、このイピリアの宇宙軍基地に左遷された人物だ。

 

 彼とは数回しか会ったことが無いが、アージェンスはかなり好感を抱いていた。小財閥出身の高級士官は自分の財閥への利益誘導しか考えていない事が多いが、ストリウスにその傾向は無かった。彼は常に、『連合』全体の利益を考えて行動する人物だったはずだ。

 

 あるいはファブニル星域会戦後に左遷された事が、ストリウスを狂わせたのだろうか。ストリウスはファブニルでの『連合』宇宙軍将官の中で最も活躍した人物であり、左遷は明らかに不当な措置だった。 

 誰かが責任を取らなければならないが、大財閥出身の各艦隊司令官に責任を取らせれば政治的に厄介な事になる。だから出身財閥の力が弱いストリウスが貧乏籤を引いたというのが真相である。

 彼はこのような事がまかり通る現状に絶望したのだろうか。アージェンスも半ばそうであるように。あるいは他に理由があるのか。

 



 だがこうなっては理由などどうでもいいのも確かだ。明らかに、ダニエル・ストリウス中将は反乱を起こしている。彼の直接指揮下には一隻の軍艦もいないが、イピリア衛星軌道上の宇宙軍基地には小規模な航空隊と大型レーダー、要塞砲がある。

 敵の揚陸艦部隊が接近すれば、これらとまず交戦するはずだ。その報告が無いという事は、ストリウスと降下中の宙兵はグルだと結論せざるを得なかった。

 




 「いいのですか? もしかしたら、何かの手違いの可能性も」

 

 今度は別の士官が質問してきた。その目はどこか虚ろだ。『連合』軍同士の衝突など『大内戦』以来のことだ。だから思考が現実に追い付いていないのかもしれないが。

 

 「彼らは明らかに敵だ! 事前連絡なしで、しかも明らかに爆撃と呼応した宙兵降下など、敵対行動以外の何物でもない! ましてや軍事施設を狙って軍団規模で降りてきているんだぞ!」

 

 


 アージェンスはその士官に人差し指を突き付けた。今更ながらに、イピリア方面軍幹部の質の悪さを実感している。

 ファブニル星域会戦終了時まで敵の来寇が全く予想されていなかったこの惑星には、利権漁りや箔付けの為だけに軍人になった財閥の馬鹿息子(及びそれより少ないが娘)ばかりが大量にいる。大多数の士官が無能か腐敗しているかあるいはその両方かで、国防という重責を担える人間などほとんどいない。

 


 

 アージェンスは一しきり軍司令部の士官たちに罵声を浴びせ、ようやく戦闘を開始する必要があることを彼らに納得させた。レーダーで宙兵部隊の降下開始が確認されてからかなりの時間が過ぎてやっと、歩兵部隊が装甲服を着こみ、対空砲部隊や戦車部隊が所定の位置につく。

 

 まず戦闘を開始しようとしたのは対空砲部隊だった。既に肉眼で確認できる距離まで来ていた宙兵目がけて、対空機関砲の砲身が向けられる。

 

 なお宇宙軍艦に装備されているものとは違い、この対空砲は地球時代に逆行するかのような実体弾を使用していた。レーザーや荷電粒子砲は弾速が早いという点で有利だが、雲や戦場につきものの粉塵、それに大気そのものによっても拡散するからである。

 もっとも発射方式は火薬式ではなく電磁式であり、初速も発射速度も地球時代とは比べ物にならない。

 



 対空砲部隊の兵士たちは、降下してくる宙兵部隊を撃てという命令に顔を引きつらせていた。彼らの大部分にとって初めての実戦だからということもあるが、それ以上に『連合』軍相撃という状況への戸惑いが強い。

 何しろ宙兵部隊は『連合』軍自慢の精鋭部隊であり、一般の地上軍兵士にとってはあこがれの的だ。その宙兵と戦うことに、彼らの多くが混乱を隠せなかった。

 だが命令は命令だ。対空砲を操る兵士たちは、躊躇いがちに敵兵の未来位置に照準を合わせた。

 



 「訓練と同じ。訓練と同じなんだ」

 


 彼らの何人かはそう自分に言い聞かせていた。全く意味が分からないままに目の前に迫ってきた戦争だが、今まで通りにすれば大丈夫なはずだ。

 訓練通りに照準を合わせ、訓練通りに引き金を引く。その「作業」を繰り返せば、この悪夢は終わる。また退屈だったはずの、今はこの上なく美しく思える日常が始まる。

 


 だがそれは明らかに訓練ではなかった。次に起きた事態を見て、対空砲兵たちは嫌でもそれを思い知ることになる。

 


 彼らは大空に展開する宙兵部隊の間を、数百個の黒い点が追い越していくのを見た。目ざとい者はその正体に気付き、防盾の陰に隠れるが地に伏せたが、大部分は呆けたように見つめていた。

 一応それが何かは訓練で習ったが、理解が追い付いていない。ましてや理解は出来ない。何故自分たちがそれの目標とならなくてはならないかを。

 


 木偶人形のように立ち尽くす彼らの視界の中、黒い点は急速に大きくなっていく。目のいい者がその形状まで掴んだ刹那、破局は訪れた。

 

 

 それは本当に、一瞬の出来事だった。兵士たちが上空で起きた巨大な爆発と衝撃を感じたと思ったその時には、全てが完了していた。

 

 「お、おい…」

 

 砲の防盾の陰に隠れていた1人の兵が、力なく仲間に呼びかけた。あたかもそうすれば、今まで通りの日常が戻ると期待しているかのように。



 もちろん、そんなことは起こりえなかった。周囲を見渡した彼が見出したのは訓練でともに汗を流し、たまの休暇には歓楽街に繰り出した小隊の仲間たちの姿ではなかった。


 代わりに砲の周囲に散らばっていたのは、布切れと肉塊と金属片の奇妙な混合物だった。彼の理性はその正体を認識することを拒んだ。爆風と衝撃波と鉄片で押しつぶされ、切り刻まれた人間の残骸、一秒も経たないうちに仲間がそんなものに変わってしまったなど、断じて認めるわけにはいかなかった。

 


 「照準、照準を合わせないと」

 


 この場には自分しかいないと悟った(「ただ一人生き残った」とは未だに気付けなかった)兵は誰に言うでもなくそう言うと、自らの持ち場に戻った。そしてレーダーと連動した照準モニターを覗いたが、そこにあったのはただ白い画面だった。

 


 「何で、何でだよ!?」

 

 兵は泣き崩れながら、砲のハンドルを掴んで硬直した。どうしても分からなかった。何故自分がこのような目に遭わなければならないかが。


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