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open the jam  作者: あうたーむ
序章
6/25

討伐隊

 村に着くと、向こうの村長と、何人かの村人が迎えてくれた。

「イサも討伐隊に入るようになったんだねー」

 赤髪の少女が出てきた。コロナだ。

「ああ。そうだ、マリから手紙預かってるぞ」

 鞄から手紙を出し、コロナに差し出す。

 コロナが嬉しそうに家の中へ持っていくのを確認してから、村長へ訊く。

「いつ出発なんだ?」

「明日の早朝だ。発生源は近いから、早く討伐が終われば昼までに帰ってこれるだろうな」

 そんなに近いのか。討伐するにはありがたいが、それは被害も大きかったということだ。

 結構襲われる回数も多かっただろうな。

 当たり前のような思考を巡らせていると、討伐隊の他のメンバーがやって来た。

「よっ、イサ」

 四人とも見知った顔だ。なんせ家の村の近くの討伐に何度も来てくれたからな。

話しかけてきたのは青い髪の、クラッドという男だ。レイニービレッジ代表だ。眼が前よりましてきりっとしている気がする。弓を背中にかけている。

その隣に赤髪のレイザ。サニービレッジの村長の弟だったっけな、長剣を腰に吊るしている。トレードマークの様な無精髭。こちらに笑顔を向けて手を挙げている。

「イサ、まさか討伐隊になるなんてね。」

緑の髪のエリ。杖を持っている。長髪を流して、腰辺りまで来てしまっている。相変わらず長い・・・。ブリーズビレッジ代表だ。

「槍使いがいなかったから、丁度良いかな」

最後に銀髪のロウガ。スノウィビレッジの人だ。本を持っている。回復魔法やらなんやらの呪文が書かれているらしいが。

「こんな形で協力することになろうとはな・・・」

 彼らには色々と恩がある。出来るだけ返しておきたい。

「宿に部屋が空いてるから、そこに止まって行けとさ」

 レイザが言った。

カノはいつの間にか部屋へ帰っていたらしい。どうりですぐにいなくなったわけだ。

言われるがまま宿へ向かった。



 その夜。

部屋の前の廊下を誰かが通り過ぎる気配がし、扉を開けた。

すると、階段の方へ向かうカノの姿があった。

「おい、どうしたんだ」

 夜逃げでもする気か・・・と、冗談で言おうかと思ったが、また殺気がやばそうなので、やめる。

「何って、狩りに行くだけ」

 夜中まで鍛錬する必要あるか、というか寝ろよ。

 しかし、俺はというと今日は妙に寝付けない。

「あんたは一体何をしてんの。」

 気配がしたから扉を開けただけだ。

するとカノは何も言わず、降りて行った。

何だか俺も出かけたくなったので、ラピッドラビという兎を森で数体狩ってから寝た。

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