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レイジーの報告

 お父様からの手紙が来た翌日、レイジーが訪ねてきた。


「やっぱりここは落ち着きますわ〜、学院は息が苦しくて……」


「原因はもしかして王太子様達?」


「その通りですよ、遂に王太子様とレイチェル嬢の関係がアーネリア様にバレてしまったんです」


 やっぱりバレたのね……。


「アーネリア様、お二人を問い詰めたそうで、王太子様達、関係を認めて謝罪したそうです」


「アーネリア様は怒り狂ったでしょうね」


「えぇ、正式に家を通して王家に抗議する!って息巻いています」


「じゃあ、婚約の話は無かった事になるのかしら」


「いや、継続はされるみたいですよ」


「え? 関係は破綻してるのに?」


「私達だけの問題じゃありませんから……」


 あぁ、そういう事ね。


 貴族同士の結婚は家と家の繋がりにも関係してくる、所謂政略結婚というやつだ。


 なので、婚約者当人達の意思とかは関係無くて決定権は親にある。


 即ち、本人達が仲が悪くても結婚を強制できる。


「……こういう時って貴族の家に生まれたのを後悔するわね」


「ロザリー様はある程度の自由があるから良いじゃないですか」


「我が家は変わっているから、それに自由には責任がつきものよ」


「それもそうですね」


 うちの両親は政略結婚ではあるけどお互い歩み寄って愛を育んでいたからまだマシだったりする。


 中には割り切ってお互い愛人を作って子供もいたりでグチャグチャになっている家もある、と聞いた事がある。


「レイチェル嬢はどうなるのかしら? 王太子様から離れられるのかしら?」


「いや、相変わらず王太子様のお側にいらっしゃるから……、色々あったんでしょうね」


 アーネリア様はどう思っているのかしら?

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