“俺は君を心から愛してる、だから俺と結婚しよう!”
“俺は君を心から愛してる、だから俺と結婚しよう!”
俺が女を落とす時の手口がこれだった。
狙い目の女性は、30代後半から上は60代後半まで。
長い間、独身生活を続けている女性に限る。
女性が一人の生活が長いと、男性が恋しくなるらしい。
何かあった時に、頼れる男性。
一緒に居て、安心できる男性。
心の拠り所を女性は男性に求めるからだ。
だから俺が、そういう女性を対象に救済してあげているだけ。
ほんの束の間の安らぎを、女性に俺が与える代わりに。
俺は女性からお金を貰う。
いい取引だと俺は思うのだが、女性が俺が金目当てで近づいた
と気づくと? 急に態度が変わり俺に攻撃的になるんだ。
俺には、さっぱり意味が分からないけどね。
*
・・・数日前もこんな女性がいたんだ。
俺と彼女が会う時は、俺から彼女に連絡して相手の女性が
俺に時間を合わせてくれる事が条件なんだ。
いつも会う場所は、彼女の家から近い○○駅の前で会う。
そこで会ってから、○○ホテルに一緒に入って体の関係をもってから
○○駅に戻り、駅前にある銀行のATMで彼女の口座からお金を引き出し
てもらって、俺はそのお金を受け取って電車で一駅先の所で降りてそこ
のパーキング場に置いてある自分の車で家まで帰るんだ。
彼女には全て、俺の情報はウソで固められている。
名前も歳も仕事も何もかも“嘘”で作られた俺の情報。
彼女は、そんな俺の事を信じていたよ。
俺が彼女に、こんな事を言うからだ。
『俺は君を心から愛してる、だから俺と結婚しよう!』
『えぇ!? 本当なの? 凄く嬉しい!』
『ただ、もう少し待ってほしいんだ! もう少しで仕事が軌道に乗るから
それまで、俺の事を信じて待っててくれないか?』
『勿論、待ってるわ!』
・・・この女性は、歳が48歳でバツイチだ。
前の旦那とは? 10年前に離婚してふたりの間には女の子がひとり
いたらしいんだけど? 彼女の娘は今は結婚して一緒には居ないらしい。
48歳でバツイチだと、なかなか年齢も関係しているのか?
いい男性が見つからないとまで言っていた。
そんな時に、俺と出会えて嬉しいと言ってくれた。
俺にとっても、“いいカモ”ができたと思ったよ。
金の成る木が現れたとね。
その後も、彼女とは体の関係をもちつつ金も貰っていた。
彼女は、俺と結婚する為に必要なお金だと思っていたに違いない!
俺はそうは思っていなかったけどね。
彼女のような女を別に俺は数人抱えているよ。
月曜日と金曜日は、この女性と会う日とかノートに書いてね。
ただ名前を間違えない為に、皆共通して“ハニー”と呼んでいるんだ。
これなら、名前を間違える事はないからね。
俺は月に多い時は、数人の女性から100万円以上もらって
いたから、働く必要がなかったんだ。
欲しいモノはすべて女性から貰ったお金で買えたし。
数人の友達を連れて飲みに行っても、俺が全部お金を出していた。
*
・・・だけどある時、男友達が俺に女の子を紹介してくれたんだ。
その子を見て、俺は【一目惚れ】してしまう。
それから俺は、その子の為に女性から貰ったお金を使うよ
うになったんだ。
俺が本気で彼女に入れ込んでいると? 他の女性達の事を忘れる事もあった。
でも? 彼女に使う金が要る俺は、女性達からお金を貰うために
会う事はやめなかった。
俺は半年後に正式に、俺の好きな女の子と付き合う事ができた。
彼女の為にも、他の女性からお金を貢がせないといけないと
思うようになる。
全ては、彼女と心を繋げぎとめるためにも、、、。
金が要るという事だ!
必要なお金は、女性達から貰えばいい!
それが俺が手っ取り早く幸せになる手段だと俺は知った。
最後までお読みいただきありがとうございます。




