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Turquoise Attacker  作者: 池田修
学園編
16/17

図書室の不思議

その場を離れた後、僕は引き続きエリサとマリアを探し続けている。


そして、ある部屋にたどり着いた。


「ここが図書室か…デケェ」


見上げると、天井の高さが100メートル以上あり、その内装には隙間なく本が並べてあった。


もうこの建物が1番大きいと思ってしまうが、これでも校内で6番目の大きさらしい。


ちなみに、あと5つの建物は、校内ギルドの建物らしい。


校内ギルドとは誰でも創設することができ、極めたいことが同じ人同士でメンバーを集め、目標に向かって頑張る感じだ。(メンバー5人の以上必要)


しかし、創設することができても実績が残せなければ、成績に影響が出て退学になる人もいるらしい。


それに、世界に影響を与えるレベルじゃないと、活動費は出ない。


つまり、そんなめんどくさいことをするなら、授業でしっかり成績を維持しようとする人が多い。


そんな中でもこの逆境の中、成功を収められるギルドは年に1個あるかないかである。


中には、あの5つの様に、とてつもなく大きな組織になったりする。


ちなみ僕は、そんなものに一切関わりたいと強く願い、自分はめんどくさいことを嫌う性格だと改めて実感するのだった。


<>


しばらく図書室を歩いてみたが、エリサとマリアは居なそうだったので、入り口へ戻ろうとすると…


「あれ?さっきもここ通った様な…」


僕は、察し始めた。


そう、迷ったのである。


「早くしないと…」


僕は早歩きで、ありとあらゆる道を通り、下の入り口へと向かおうとしたが気がついたら、最上階にたどり着いていた。


「僕にこんな才能があったとは…」


僕は、潔く方向音痴を認めた。


もうとっくに月が高く昇っている。


この図書室の最上階は、ガラス張りになっていて、月明かりが眩しいほど明るかった。


すると、月明かりに照らせれてる、1つの階段を見つけた。


「あれ?さっきここに階段なんて…まぁいいか」


僕は、上に行くのか、下に行くのかもわからない階段を、好奇心だけで、その階段を階段へ向かった。


そして僕は、好奇心旺盛な子供っぽい性格だったことを思い出すのだった。


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