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Turquoise Attacker  作者: 池田修
学園編
11/17

衝撃の事実?

そのあと、僕たちは宿を出て、試験会場であるエリーズ魔法学校へ向かおうとした時、宿の入り口に、赤と金の華やかな、馬車が止まっていた。


そこには、あの時の執事2人組が、微笑みながらこちらを見ていた。


「お嬢様、馬車の用意が…って、どこ行くんですか!お嬢様〜」


エリサとマリアは走ってその場を立ち去り、試験会場の方角へ、早歩きするのだった。


「無視しちゃっていいの?」


僕がそう聞くと、エリサとマリアが口を揃えて、「だって、あいつら、めんどくさいんだもん!!」


と、僕に言い放った。


僕は苦笑いしながら「そうなんだ」と答えるしかなかった。


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しばらくすると、僕はこの2人に言わなければいけない事を思い出した。


そう、推薦入学のことだ。


今まで、トラブルを避けるためっだたり、2人を傷つけないために、言わないでいたけれど、いつかは、バレることだと悟った。


早速、行動に移した僕は、緊張しながら話し始めた。


「あのっ、2人に話したいことがあります!」


「どうしたの?いきなりかしこまっちゃって」


そして僕は覚悟を決めた。


「僕は…推薦入学です!」


僕は語彙力を発揮できないまま言った。


僕は当然驚いた返事が返ってくるだろう思った。


しかし、返ってきた返事は意外なものだった。


「やっぱり、あなたがもう1人の推薦枠だったのね」


「だって、あんなにレベルの高い魔法、私たち以外に使える人、見たことなかったもん」


僕は予想外の答えに、驚くを通り越して、無になるのだった。



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