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Turquoise Attacker  作者: 池田修
宿生活編
10/17

ようやく

そのあと、僕は、急いで宿へ向かい、元の服に着替えようと部屋に入ろうとすると、ウィンリーさんと、出くわした。


「よし、よく逃げずに来たね、偉い!」


「もし逃げていたら、何されるか分かりませんから…」


「え、なんだって」


僕は一瞬ウィンリーさんが殺気を放った事に気づき、「…なんでもありません」と弱々しく言い直すのだった。


「それより、何か用事があったんじゃないですか?」


「あ、そうだった」


そうウィンリーさんが言うと1つの袋を差し出してきた。


「なんですか、これ?」


「何って制服だけど…」


そう言われると、僕はなんだか嫌な予感がしたので、ウィンリーさんに聞いてみた。


「もしかして、これって女性物の服じゃあ?」


「もちろんそうだけど…」


僕は、膝から崩れ落ち、もう抵抗すると気力ががなくなっていた。


そして僕はこの多忙な1日をなんとか乗り切ったのだった。


<>


翌朝になると、昨日の出来事を思い出しては、過去の自分を恨んだ。


『まぁ、師匠といた時はもっと攻めた事をしてきたしな〜』


と、心の中を整理すると、ドアの方から、ノックと共に、マリアとエリサの声が聞こえてきた。


僕は、ドアを開けると、そこには、気合いの入った服装の2人がいた。


「あれ、どうしたの?」


僕が聞くと、エリサが、「今日は、試験の日でしょ」と僕に言った。


「それとみんなで行こうと思ったから、呼びに来たのよ」


「僕は別に構わないけど…いいの?」


「もちろんいいよね、マリア」


「当たり前じゃない」


こうして僕たちは試験を受けに学園に向かうのだった。









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