賢者タイム
自傷に浸る
それで自罰を与えた気になる
自慰的で傲慢
私は、私が大嫌い
でも私は、私を一番愛している気がする
どうしたら好きになれる
ことごとく理想から遠ざかる自分を
諦めたらなにかと理由付けて
振り切るように見栄を張るばかり
妙に高い自尊を心に置いているから
頼り方を知らないまま
歳という数字だけデカくなる
それさえも一連の自卑下劇でしかない演出
次から次へを考えてしまう
嘘、嘘、嘘
私は、私が大嫌い
でも私は、私を一番愛している節がある
自傷に惚れて
それで自罰を演じる
自慰的で傲慢
私は私は気持ちよく感じていたいだけ