テンプレ:仲間の魔物が喋る
「よく頑張ったな」
「きゅっ」
モンスターコロシアムは3日の開催。
野球の甲子園と一緒で続けて最後までするわけじゃないみたいだ。
魔物の体力問題もあるからな。
俺たちはミクラル城のVIPルームを用意されていた。
三人部屋。
しかも、かなり豪華。
ちなみにあーたんの噂は、もう城内にも広がっている。
ミクラル騎士団からの視線がすごかった。
奥ではアカネがあーたんに声をかける。
「あーたん強かったですね〜」
「きゅっきゅ!」
「ま、ここまでは順調だな」
俺は通信魔皮紙を起動させる。
{りゅうと〜!はゃく会ぃたぃっ!!!}
通信相手は、みや。
「まだかかりそうなのか?」
今はミクラルのニューイアーフェスティバル真っ最中。
俺たち特別枠と違って普通に来るみやは転移してくるのに時間がかかる。
{私がぃけるのはちょっと先みたぃっ ごめんねっリュウトっ}
「いや、いいさ。それより進展は?」
{奴隷商『女神の翼』はどんどん大きな組織になってぃってるみたぃっ 公式にも奴隷を派遣してぃる分、国も動きづらぃ状況……今やぁちらこちらに女神の翼の奴隷がぃるよっ}
「国の大きな歯車として機能しだしたか……」
{ぁと、私が子供ぅむ準備できてるっ}
「安心しろ。俺はアオイさんとしか子作りするつもりはない」
{むぅ……っ}
「引き続き、調査を頼むぞ」
{うんっ!}
そこまで聞いて通信を切った。
「ごしゅじんさまはこづくりできるの〜?」
どこで聞き耳を立ててたのか、あーたんが話しかけてきた。
「そりゃ、高校生だとしても大人だからな」
「じゃぁあ〜たんもごしゅじんさまのあかちゃんほしい〜」
「諦めろ」
「むぅ〜」
「………………………………え?リュウトさん?」
「なんだ?アカネ?」
「あ、あ、あ、あ、あのあのあのあの……あーたんが今しゃべしゃべしゃべべべべ!?」
「何言ってるんだ、まったく」
「おかしなあかね〜」
「ええええええええ!?」
仲間になった魔物が喋る。
テンプレの一つだろ
「いやいやいやいや!?おかしいですよ!?」
「あーたん、人間の言葉を理解できるようになったのはいつだ?」
「うーん、わからないけどなんかわかったー」
「よろしい」
「よろしくなーーーい!」
こうしてモンスターコロシアム1日目は何事もなく。
いつも通り終わった。




