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テンプレ勇者の一目惚れラブロード 〜勇者がヒロインと結婚するまで〜  作者: しぇいく
第二章 アオイさん!好き!

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テンプレ:仲間の魔物が喋る

 「よく頑張ったな」


 「きゅっ」


 モンスターコロシアムは二日開催。


 魔物の体力問題。

 そして宣伝効果。


 決勝戦の前日は、自然と一日空く。


 そのおかげで――


 俺たちはミクラル城のVIPルームを用意されていた。


 三人部屋。

 しかも、かなり豪華。


 ちなみにあーたんの噂は、もう城内にも広がっている。


 ミクラル騎士団。

 物珍しさもあって、視線がすごい。


 アカネがあーたんに声をかける。


 「あーたん強かったですね〜」


 「きゅっきゅ!」


 「ま、ここまでは順調だな」


 {はゃく私も会ぃたぃなっ}


 ちなみに、みやも家から通信魔皮紙で話に参加している。


 「そっちはどうだ」


 {私がぃけるのはちょっと先みたぃっ ごめんねっリュウトっ}


 「いや、いいさ。それより進展は?」


 {奴隷商『女神の翼』はどんどん大きな組織になってぃってるみたぃっ 公式にも奴隷を派遣してぃる分、国も動きづらぃ状況……今やぁちらこちらに女神の翼の奴隷がぃるよっ}


 「国の大きな歯車として機能しだしたか……」


 {ぁと、私が子供ぅむ準備できてるっ}


 「安心しろ。俺はアオイさんとしか子作りするつもりはない」


 {むぅ……っ}


 「ごしゅじんさまはこづくりできるの〜?」


 「そりゃ、高校生だとしても大人だからな」


 「じゃぁあ〜たんもごしゅじんさまのあかちゃんほしい〜」


 「諦めろ」


 「むぅ〜」


 「………………………………え?リュウトさん?」


 「なんだ?アカネ?」


 「あ、あ、あ、あ、あのあのあのあの……あーたんが今しゃべしゃべしゃべべべべ!?」


 「何言ってるんだ、まったく」


 「おかしなあかね〜」


 「ええええええええ!?」


 仲間になった魔物が喋る。


 テンプレの一つ。


 「一応言っとくが『魔王』という肩書きだけでみやも魔物だぞ」


 {なんかその言ぃかた嫌ぃっ}


 「女心は難しいな」


 「いやいやいやいや!?おかしいですよ!?」


 「あーたん、人間の言葉を理解できるようになったのはいつだ?」


 「うーん、わからないけどなんかわかったー」


 「よろしい」


 「よろしくなーーーい!」


 こうして決勝前夜は何事もなく――


 いつも通り終わった。


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