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義理の兄と妹。  作者: 紫鶴
お母さんの再婚一年目の夏休み。
3/28

妹の寝顔と兄の悶え。

 よければブックマークなどよろしくお願いします!




 その日の夕飯後。

 風呂に入って荷物運びは明日ということになった。

 


 風呂に入った後、俺―葉月奏音は自室にあるソファをみた。

「何でここで熟睡してるんだ」

 さっきまで本を読んでいたはずなのに。

 寒くないのだろうか。薄めのワンピース一枚で。

 最初に風呂に入った陽奈がソファの上で熟睡していた。

「風邪引くぞ。ほら、起きて」

「うぅん」

「うぅんじゃなくて起きて!」

 ゆすってもダメ。起きない。仕方ないなぁ。

「うーん。じゃ、ちゃんと掴んでてよ」

 陽奈の腕を首に回して、抱っこ。

 少し広めのベッドの上に下ろして、俺も寝転んだ。

「寝顔も可愛いなぁ。天使か」

 俺は母さんに陽奈の写真を見せられて一目惚れした。

 それで再婚することも即OK。

 今日初めて会ったけれど、やはり、とても可愛く、又、愛らしい。

 陽奈をぎゅっと抱きしめて、電気を消した。

「お兄ちゃん、大好き」

「? あぁ、寝言か」

 俺の胸に顔をすりすりしてくる妹。それを可愛いと思って悶えている兄。

 側から見ればヤバい状況である。



 ただ、少し気になることはあった。

 とても控えめな性格、何かに怯えているように時折震え出す体。あとたまに見え隠れする何かの跡。


 これは後で調べようと心のノートにメモメモ。


 強くぎゅっと抱きしめて、布団をかぶった奏音だった。



陽奈のことについては、後々の作品でわかるかと存じます。

奏音の一目惚れ。この恋は叶うのでしょうか?

後の作品に乞うご期待ください!

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