指と指、鼻と鼻
■『指と指、鼻と鼻』N2069IE
・文字数 :210
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珍しく詩です。しかも名作。210文字しかないんで全文載せてから感想書いていきますね。
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あなたに傷をつける
愛の証として一生消えない傷をつける
愛とは、暴力だと思う
気持ちいい 気持ちいい
響き合う鼻と指 滴り落ちる赤い液体
愛ゆえに傷つける
もうあなたを汚したこの傷は
消えない 消えない 消えない
あなただけでは飽き足らず
知らない女を知った
知らない鼻をほじった
赤は赤と混じり、指を染めていた
そう、それは大事な液体と液体との触れ合い
あなたと私が触れ合っている
ふたつがひとつになる大事な交わりあい
カニバリズムこそ至高
これが私の愛の形
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空行が気取ってる感じでキモいですが、良い詩だと思います。
『あなただけでは飽き足らず
知らない女を知った
知らない鼻をほじった』
ここ、すごいですよね。
『知らない鼻をほじった』
なんて素晴らしい文字列でしょうか。
鼻くそを食べることをカニバリズムと表現しているのも素晴らしいです。作者は天才か、よほど鼻をほじっている人物に違いありません。
はい。




