傀咒葬
■『傀咒葬』N7138HU
早速(その日のうちにこれを書き始めたので)嬉しい感想をいくつかいただきましたが、みなさんすごいですね。なんと、「すっと読めました!」「ノンストップで読めました!」といったありがたい感想をいただいたのです。
⋯⋯これ22920字あるんですよ!?
みんな速すぎない!?
私だったらどれだけ頑張っても4時間くらいは絶対かかるんですけど。私が遅いだけ?
1分で500字って書いてありますけど、マジで無理なんす⋯⋯
さぁて公開から異例の速さで感想解説していきますね!(その日のうちにこれ書き始めてたから) レッツゴン! ゴンゴンゴン!
最初の文言難しかったです。それっぽいものを書きたかったんですけど、前半が普通に使う言葉、後半がいかにも呪術っぽい文章なんですよね。全部後半みたいにしたかったんですが、私の力不足で無理でした! でもいいのさ! 怖いだけがホラーじゃないんだから!
表紙絵こっっっっっわ!!!
私はこれが赤ん坊だって分かってるからいいんですけど、分からずに見ると何に見えるんですかね。マリオネットとか? 普通に赤ん坊の死体って分かるもんですかね?
実はこのお話は、この1枚の絵から生まれたんです。この絵は最近流行ってるお絵描きAIが1分弱で描いたものなんです。ヤバない? 急に進化しすぎじゃない?
先日初めて使ってみましてね、この絵を作ったんですよ。びっくりしましたよ。こんなレベル高いのかって。この話にこれ以上合うイラストを描ける人がこの世に何人いるか、私は考えてみました。すごく少ないんじゃないですかね。AIすごすぎですね。
まあ今回は絵→話の順なので、私が絵にマッチした話を作ったということなのですがね。
この絵を見た瞬間にこの話を思いついたのですが、長くなりそうだなと思って書かずにいたんです。でもちょっと書きたくなったので、『力任せに運任せ でも本当は⋯⋯』というのを書きました。最後にすこーしだけ警視総監が出てきます。
んで今日(これその日に書いてたから)ついに重い腰を上げて書いてみましたよ。1万字くらい行くかなと思ったらまさかの22920字。スマホで書いてるので右手がおかしくなりました。手首が痛いです。乳首は元気です。
前書きの最後に『傀咒葬』開幕――って書きましたけど、これ書くのウデアシ以来なんですよね。力入ってますね。
本編見ていきます。この辺から9月1日なので、正直内容を忘れています。なので素のリアクションが出来ると思います。
1年も休むんじゃねーよ!
水野絵水⋯⋯これって⋯⋯! 元カノの名前の成分が多いな。ほぼほぼ本人じゃん、この名前。これなに? 未練?
あ、休んでるのは親友なのね。学校のせいで休んでるのか。確かにひどいな。
上杉のこのあくまで中立の立場から見る、そして余計なことを言わないという炎上回避能力。私そのものですね。
上杉さん、良軌っていうのか。何気に下の名前初登場だね。35歳だったのね。彼女は応募制なのね。
重い話の例は無いんかい。なるほど、ふざけた相談ばかりだったから今回のが嬉しかったのか。
上杉が相談所から出るの見るの初めてかも。カウンセリングみたいな感じだったからね。おじさんじゃなくても炎天下で15分歩くと大変だぞ。
江来って生まれた時からこの名前だったんだよな。小説ってこういうの多いよね。遊びに来んなよ。いや、そんな奴がいていいわけないだろ。クビにしろよ。
フィクションではこういうのってありがちだけど、実際はどうなんだろうか。本当に揉み消せたりするものなのだろうか。
朱宮朱音に水野絵水。苗字と同じ字が名前に入るんだな。え、インターホンそこなの? キモッ。
『水野さんが今までどれだけ彼女の力になってきたのかを想像したら、少し涙が出てきてしまった。感動ではなく、自分が中学生の頃に友だちが1人もいなかったことを思い出したがゆえの涙だった。』
感動する系の話に持っていくのかと思ってたのに、なんなんだこいつ。そんなことで泣くなよ。
この余計なひとこと、けっこう言っちゃう人いるんじゃないかな。何を隠そう私もその1人、ということはなくちゃんと考えてから発言する人間なので大丈夫です。
確かになんで先生なんだろう。私も稀に七宝先生って言われるけどなんで先生なんだろう。誰かに何かを教えたわけでもないのに。
あ、天丼だ。私好きだなこういうの。
上杉ってけっこうヤバい奴なのでは⋯⋯? この先大丈夫かこいつ。
確かに可哀想だな。これはつらい。
やっぱり上杉って空気読めないんだな。1人で仕事してる人ってこんな感じなのよ。私もこんな感じだけど抑えてる。大人だからね。
確かに、友達は名前なのに自分だけ苗字で呼ばれるの嫌だよね。親しい間柄ならだけどね。
そうやね、絵水が苗字を伝えてなかったんだよね。
お、私が適当に考えた相談屋論だ。なんかそれっぽいよね。これが真理なのでは?
上杉、たまに我々に話しかけてくるけど、なんなのこれ。ホラーってこんなメタくていいの?
いびきの癖よ!
床で寝てたのかよ!
何時間寝てたんだ。一升瓶4本って、ヤバすぎでしょ。1本1.8リットルくらいあるぞ。ツマミどんだけ食べたんだよ。
絵水もひどいな。髪型くらい直させたれよ。くさいって言うのもおっさんには言っちゃダメなんだぞ。
『もしかして私に気があるのか⋯⋯!?』
こいつもこいつでなんなんだよ。
お酒って美味しいのって必ず聞かれるよね。みんななんて答えてる?
だいたいこれ言うと思うんだよね。少なくとも私が聞く側だった頃はこれが返ってきてた。
確かになんで飲んでるんだってなるよね。なんでなんで攻撃だね。
確かに、たった3000円で命かけさせてるからな。上杉は立派だな。確かにばっか言ってるな私。
あ、なんか感動系に行きそうな予感。七宝さんこんなシーンも書けるんですね! って思ってたら服臭いとか言い出した。雰囲気台無しやん。
女子中学生と抱き合って頭を撫でてる35歳⋯⋯
なにが限界なんだ!? 何が我慢出来ないんだ!? 18禁の展開が来るのか!?
ゲボ吐くのかよ。エッチな展開に行くのかと思ったのに、ゲボかよ。ギューってしがみついてるから、頭から掛かってるよね。想像しただけで吐き気がしてくるよ。
「えぇえ最悪やぁぁあああああ!」
ごめん、笑った。さっきまでのかわいい子どもみたいな感じとのギャップで笑ってしまった。そりゃこんな反応になるわな。
確かに、あんだけ飲んだらそりゃ吐くよね。ギューってされたらもう⋯⋯おえええええ
あ、もう1回吐くのね。こういう時は思いっきり吐いた方が楽になるよ。
さすがに覗いたら犯罪だけど、ラッキースケベ的な展開が来るのか? 着替えないよね? バスタオル1枚で出てくるとか?
シャワーないのかよ! いや確かにオフィスだけども! こういう展開なんだからさ、読者がそういうの期待してるかなとか思わないの? 思わないんだろうね。思っててもやらないだろうし。嫌な性格してるよ七宝さん。
免許持ってないって聞いた時の絵水の顔が想像出来る。マジの絶望。やっぱ頭からぶっかけられてたんだ。最悪やん。
『「乾くまで待ちましょう」
「最ッ悪!」
そうは言ったが、水野さんは少し笑っているようだった。怒りを通り越して笑っている可能性もある。』
ここなんだけど、確かに主人公のせいで迷惑を被ったヒロインが「最ッ悪!」って少し笑いながら怒るシーンってよく見るよね。でもゲロだから多分後者だよね。
お、やっと本題に入ったな。ホラーというよりサスペンスみたいだけど。ミステリーか。何が違うんだ、この2つは。推理物って言っておけばいいか。
やっぱ上杉はアホだな。思ったことそのまま言い過ぎなんよ。昔上司にいたわ、こんな人。わりと人気だったし私も好きだったけどね。
ゲボかけたことは一切謝らないのにこういうのはちゃんと謝るんだ。こわ。
『ちゃんと謝った。最近は謝れない大人が本っ当に多いが、私は馬鹿だと思われたくないのでちゃんと非を認めて謝るのだ。』
大きいだけの大人がどれだけいることか。中身もちゃんと大きくなれよ。当たり前の挨拶が出来ないなんてダサすぎるだろ。
あ、今度はちゃんと心の中で終わったね。成長したのか?
眉毛全部剃ったらヤンキーに⋯⋯
引っ越したのかな⋯⋯
唐揚げの子は6年前に書いたなんでも相談所に出てたな。こいつの彼氏だったとは。
メスガキやん。ムカつくわぁ。こういうのが好きなMおじさんがおるんやろ。あばよはひどい。あばよはダメだよ。JCが。
急に真面目に考え出したけど、お前もゲロまみれなんだぞ。一旦家帰れよ。
すごいな、こんな怖いホラーに「ちんちんが元気にならなくなった」っていう文章が出てきてるの。もっと書き方あっただろ。ホラーなんだから大人しい表現にしろよな。
え、ちょっと待って。Google先生で解決しちゃう感じ? そんなサスペンスある? ていうかなんなんだその検索の仕方。言い方もっとあっただろ。なんだよ悪いやつって。
そういえば警視総監と仲良しだって言ってたな。揉み消してくれる人がいなくなったからやめたんだろうか。
すごいな。毎日女子中学生とやりたい放題。しかも毎日違う子って。1番下の地獄に落ちたとしてもまだ生ぬるい気がする。
『帰り道にクリーニング屋に寄ったら「ゲロはダメです」と言われて追い返された。なんなんだよもう。』
この店員さんパンチ効いてるな。大物になるわ。
なんだって!? 読んでて上杉と同じ反応をしてしまった。江来が来るなんて⋯⋯
そうか、確かに毎月来てるって言ってたな。
読者は小説のキャラと自分を重ねて読むって聞いた事あるけど、江来に重ねてエッチしてる気分味わってる人いる? いないか。居ろよ。
この「グダイディーア」はグッドアイデアです。分かるとは思いますが、念の為に書きました。
物は考えようで、お酒を味わって飲んだけど、アルコールが吸収される前に全部吐き出せたわけじゃん。普通に飲むより良くない? え、喉と胸が痛い? そう、お大事にね。
そうだよなぁ。こんな奴死なないと痛い目にあったって言わないもんな。
お前が一方的に掛けたんだろ。あ、絵水も同じこと言ってる。それ聞いて「ふふ」の2文字で済むのもすごいな。
これは本当にそう。仲裁する人もちょっとは考えろよと思う。やられっぱなしで許せるわけないやんか。それで許さないと心が小さいヤツみたいになって。
例え相手が謝ったとしても絶対に許さなきゃダメってことはないんだからね? 許せないと思ったら許さなくていいんだよ。自分がそれだけ傷ついたんだからさ。周りが決めることじゃないのよ。
結局血筋かよ。主人公っていっつも血筋やん。ただ、これはどうなんだ? 全然ワクワクしないけど、本当に強いのか?
「もしかして私に気があるのか?」
既に2回目だよ。しかも2回とも女子中学生。お前もヤバいやつなんじゃないの?
お、仲良くなったやん。
普段から用務員っぽい服着てるって、だいぶおっさんなのでは? もはやおじいさんなのでは?
表では普通に良い人として振舞ってるのが怖いな。貼り付けただけの笑顔なんだろうな。その下はまりもっこりみたいな笑顔なんだろうな。
廊下の壁と壁の間にちょっと柔らかい素材の溝があって、そこを爪で押して遊んでたっていう経験ある人この指トーマス! え! 全員!? あるあるだよね〜。
カオナシ。
ガキンチョって。ツートン目ん玉って。私ってホラーの才能ないのか?
ほんとだ、めっちゃ紅やん。
今作初の霊的なものの登場。吊るされた赤ん坊を見た江来は泡を吹いて失神し、退場。
2ちゃんねらー混ざってるやん。リアルで「ワロタ」とか使う人たまに見るけど、ヤバいぞ。客観視してみなよ。
オギャー? 赤ん坊か?
アアアアアーーー? ♂か?
どうなんだろう。中1で声変わりしてない子っているのかな。でも、毛が生えてない子ならいた気がする。あ、髪の毛じゃないよ。あそこの話だよ。
上杉って良い奴なのでは? いつも自分の間違いに気づいたらすぐに反省してるよね。偉いわ。江来より偉いわ。
『大人のこんな姿を見られるのは貴重なので、じっくり見ることにした。』
なんやねんそれ。
なんか免許取っておけば良かったって場面多いな。10分で病院着くのかよ。いいな。
人殺しはお前だろ。ほんとその通りだな。
『はいはい勝手に殺されてろ。私は忙しいんだ。』
奇遇だな、私もそれ思ったわ。
跳ね回るって、魚かよ。先生達もなんか軽いな。
絵水、1時間半も待ってたのかよ。暇人極まれりやな。あ、違うわ。親友のために頑張ってるんじゃん。忘れてた。
え、いつもハニワみたいな顔してるの? 全然可愛くないやん。良かった、サービスシーン無くて。てか、ハニワが「私の事狙ってます〜?」とか言ってたのかよ。なんかムカつくな。
鼻をほじりながらとか、ホラーにはいらん情報なのよ。ここまで読んでも全然怖くないし、ミステリー要素もほんの少しだからな。多分ホラーのつもりで来た人は前半でギブアップして帰ってるだろうね。
ちょっと待てよ、なんで虎の散歩なんかしてんだよ。ホラーじゃないじゃん! そんなんギャグやん!
『そういえば江来は教室で赤ん坊が『吊るされている』と言っていたな。江来の自殺方法も首吊りだが、何か関係があるのだろうか⋯⋯』
やっとそれっぽくなって来た。この気づきによって一気にホラーっぽくなった。
警視総監との共通点もいい感じだ。やるやん七宝。このままシリアスに行くか?
遺書あんのかよ!
私も読みながら突っ込んじゃったよ。全然遺書じゃないし。
警視総監も死ぬ前にそんな行動を⋯⋯なら間違いなくこの2つの事件は繋がっているな。
リアルタイムは本当にTwitterが強いと思う。地震起きてすぐ見てみると絶対誰かツイートしてるもん。踏切が全然開かない時もTwitter見るとすぐ分かるし。重宝してます! あざす!
このTwitter音痴は私のことです。リツイートってなんなん? って感じですからね。
ナミこの世界にいるんだ。そういえばカオナシもXもいるもんな。そりゃいるよな。
『なんだこいつ、初対面でタメ口って。育ち悪いんだな。親の顔が見てみたいわ。その前にまずお前の顔を見てみたいわ。』
ネットって別世界ってわけじゃないんですよ。れっきとした現実世界なんです。だから誹謗中傷とかやったら捕まるし、爆破予告とかしても捕まる。画面の向こうには相手がいるんだから、ちゃんと礼儀を持って接するべきだと私は思います。
江来の机のやり取り好き。なんかおもろい。
かつての仲間の名前だろうか。みんな苗字と名前で同じ字が入ってるのね。江来だけは読みを重視した名前だけど。他のもこういう風に考えようとすると、みんな偉いからみんな江来になっちゃうんだよね。だからやめた。
『江来の1ヶ月とかこいつらの1年とか、ちゃんと周期があるのがキモイな⋯⋯』
ホラーでは絶対出てこないようなセリフだけど、実際超キモイと思う。
ニュース番組が欲しがるというのは、江来の話題に関する証言を貰いたいとか、取材したいとかそういうことです。
こういう話で復讐を終えて自殺する人見るといつも「死ぬ必要ないやろ」と思ってしまう。特に今回は呪いなんだから警察に捕まるわけでもないしだろうし。余生を謳歌すればええやん。
そりゃ死体見たらトラウマになるよなぁ。死に方によっては一生残る。内臓出てたりしたらもう⋯⋯
『水野さんは私の服を掴んで離そうとしない。相当な決意の現れだ。だが、水野さんがなんと言おうと彼女はまだ中学生だ。人の死体を見せる訳にはいかない。
と思ったが掴まれているところの布がブチブチ言い始めたので、私は根負けして彼女の同行を許可した。』
この作者はどうしても面白おかしくしたいんだな。でもね、絵水を連れていく理由が全くないわけじゃん。トラウマになるかもしれんのだから。だから無理やりにでも理由をつけて絵水がついていけるようにしたのよ。
実際このシーンは面白いからOKだ。
また免許取ってないの後悔してるやん。私も疑うと思う。通報も多分するな。
いるよね、興味無いのに聞いてくる人。それ聞いてどうするつもりなんだよ、お前。
『うちの近くのパチンコ屋の景品交換所に「現金は保管していません ○○市警」って張り紙もあったし。どういうことなんだよ。現金ないわけないだろ。』
近所じゃないけど、実話です。なんで嘘つくの? 防犯のためにわざと嘘ついてるとでも言うのか? もしこれで泥棒が「あ、現金ないんですね」って帰ってくと思ってんならだいぶアホだぞ。泥棒舐めすぎだよ。
肉が腐ったにおいだと? 彼女はさっきまで生きていたはずだ。腐乱死体にはなっていないだろう。ちなみに私は腐乱死体のにおいを知っている。見たこともある。においも光景も一生忘れないと思う。
この人も首吊りなのか⋯⋯
『人生で初めての経験だった。人は驚きすぎると声が出なくなり、腰が抜けるのだ。死んでいるのは分かっていたが、いざ見てみると思っていたより何十倍もキツい。足もガクガクしてしまい、立ち上がることが出来ない。』
なんとなく臨場感あるっすね。首吊りは見た事ないけど、腐乱死体発見した時はこうなったんよね。いつもの実話怪談では書けないような内容だからどこにも書いてないけど、とにかく怖かったなぁ。やばいにおいがしたのは分かったけど、その時はそれが腐乱死体のにおいだとは思わんかったから。
上杉の必死の叫びも届かない。
『ダメって言っとるやん! 言えてないけど!』
ごめん、めっちゃ緊張するシーンのはずなのになんか笑っちゃった。この子は驚きすぎても声出るのね。
未成年なのか。短い命だ⋯⋯
洋風の家って憧れるよね。でも、地べたに座るのが好きだからちょっと息が詰まるかも。人の家に行く分にはいいんだけどね。
それ多分おしっこだよ。可那美さんの。
細かく記録しておくことで、自分が何をされたのか、自分は誰に復讐するのか、どれだけ憎んでいるのかというのを忘れないようにしているんだな。
6多いなぁ。
お前ら金持ちなんだから誰か1人くらいはこのへんに別荘持っとけよ。
もしかして、それもわざとなのか⋯⋯?
隠し部屋にいたのに裸で歩き回ってるの見えたのか? 隙間から見たのかな。
可那美さんのお母さんは多分40歳過ぎくらい。美魔女だったと思う。
おばさんて、お前より年下だぞこの人は。
『泣きながら何度も懇願する母親の声もだんだんと小さくなっていき、やがて男の声だけが聞こえるようになった。』
胸糞です。
「ガキはいねぇのか? こいつに子がいれば、中学生くらいのはずだが」
感の鋭いやつが混じってる。
「そんな運良くいる訳ねーべよ」
金持ちってこういう言葉遣いしないイメージなんだけど、私の勝手な偏見?
『家に届いた5箱の宅配便の中に、父親のものと思しき人体のパーツがみっちりと詰められていたそうだ。』
あぁ⋯⋯
ひどい。
可那美さん視点の物語だったらここで鳥肌立ちそう。今回はこの人の日記読んでるだけだからテンポよくぱっぱと進んでいってるけど。
『残酷なことに、彼女は妊娠していた。』
胸糞フルコースやん。
『しかし、彼女はそれを悲観しなかった。彼女にはもう身寄りがない。天涯孤独の身だったのだ。だから、自分と血の繋がっている命が芽生えたことが嬉しかったのだ。』
こうでも考えないと可那美の精神は崩壊してしまうのだろう。実際にそう思っていたのかもしれないが。
ここで冒頭の文章が出てくる。
ここには書かなかったが、赤ん坊として生まれた時点で百の力を持っているので、すぐに死んだ場合はこの百の力を持ったまま目的もなくさまようことになる。つまり、呪いとして利用するにはもってこいの力なのだ。
弱まった50とかの力だと恐らくその人が不調になったりとか、肩がずっと思いとか、変なものを見るとか、怪我をするとかだけで死にはしないと思うけど、赤ん坊の百の力を使えば人を1人殺せる。そんな考えで書いた記憶がある。
『意思なき業は、儀式を以て業となる』
これだけやたらかっこいい気がする。怖いけど。
これを読んで赤ん坊を殺すことを決意した可那美。血の繋がっている子が出来たことを喜んでいたが、それよりも復讐したいという気持ちの方が強かったのだろう。その思いこそが彼女をここまで残酷にさせたのだ。
『 ただ、それに目的を持たせる術すべがひとつだけあった。
生まれたての我が子を、生みの親自らが殺すというものだ。
そうすることで、親の怨みを子が晴らしてくれるそうなのだ。親のためにというわけではなく、目的のない怨念に意味を見出したというだけのことだった。親の心を最も敏感に感じ取るのはその子どもなのだから⋯⋯』
最後の一文で心がキュッとなった。親の心を最も敏感に感じ取る。それを悪用する可那美。なんか切なくなってくる。赤ん坊がかわいそうでかわいそうで。
生まれたばかりだからまだ何も分かってなくて、ただ自分が苦しいことしか分からない。その中でも自分を生んだ母親の心だけは理解する。かなっし! ふなっし! こうやってふざけるから私はダメなんですよね。反省します。
この「親の心を最も敏感に感じ取るのはその子どもなのだから⋯⋯」がこの傀咒葬の中で私が1番心を動かされた文章でした。
『それから可那美さんは複数の男性と関係を持ち、毎年子どもを生んでは殺していった。』
まさに狂気。隠し部屋で生んでるから環境も悪いし、痛みもすごい。自分1人で全部やらなければならない。しかもその状態で我が子を殺さなければならない。並の精神力では出来ないだろう。それほど強い復讐心だったのだ。
『私はしばらく絶句した。こんな人生を歩んだ人がいただなんて。彼女が苦しんでいた時、私は相談所で鼻くそを食べながらしょうもない相談を受けていた。』
上杉も言ってたけど、この子まだ未成年なんだよ。どんな壮絶な人生なんだ。
んでなんで鼻くそ食べながらっていう余計な情報を入れるの。この作者は。シリアスなシーンにそういうのいらんのよ。ホラー好きな人はホラー求めて来てるんだから、マイルドにしなくてもいいのよ。
『本棚に古い肉でもしまってあるのではないか。買いすぎたけど捨てると旦那さんが怒るから、一旦本棚の奥の方に隠しておいてそのまま忘れてた』
冷蔵庫の奥になにか忘れ物はありませんか? ない? 偉いね。
もう家主もいないんだし、本出しっぱなしでいいのでは?
なるほど、隠し部屋の前にあった、いつも動かしてた本棚だからホコリ被ってなかったのか。
これね、ちょうど13倍なの。水が入ってると思ってたバケツが空だった時も同じ。
ここで表紙絵が再び出てくる。
餓死だったのか⋯⋯
江来が学校にいた頃にはもう死んでたのかな。それとも、あの頃はまだ苦しんでる途中で、江来が病院を抜け出した頃に死んだのかな。
あいつ結局通報したのかよ! 普通こういう話って絵水が目覚めたら警察呼んで、事情話して終わるパターンだよね!? なんで主人公が悪者になってるんだよ!
良かった、釈放されて。そういえば、刑務所に入ってなくても釈放って言うの? 保釈と何が違うの? どっちも分からん。まあいいや。私は警察のお世話になんかならんし、知らなくても大丈夫や。
バズったのにハッピーエンドじゃないんだ⋯⋯世知辛いなぁ。嘘つき呼ばわりされてるし。
絵水めっちゃかわいそうじゃん。親友のために頑張ったのに今度は自分がこうなっちゃって。その親友はちゃっかり別の子と親友になっちゃってるし。いや、友達作るなとは言わんけど、さすがに絵水がかわいそうなのでは? って思っちゃうよね。悪いのは江来なんだけどさ。君、絵水に散々助けてもらってたよねって思っちゃう。モヤモヤ〜。
上杉さんもやばかった。村八分にされとるやん。悲しい終わり方だった。けど、ホラーって後味悪いもんだから。そもそも行く前に忠告してたし。「トラウマになるかもしれないから来るな」って。服ちぎって無理やりついていったんだから自業自得な面もある。ただ、上杉はもう少し頑張って説得して絵水を置いていけばよかった。服くらい買えよ。




