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しょうのおろぬき

■『しょうのおろぬき』N6251HR


 最近暑くて文章を書く気になれないので感想ばっかりになってしまっている。でも自分の小説を読んで感想書くのは楽しいので、こんな日があってもいいんじゃないかと思ってる今日この頃。この連載は自己満足なので。私を喜ばせるための連載なので。


 さて、この『しょうのおろぬき』だが、舞台は日本一バカな村となっている。なろう的には『Webライターの俺、日本一バカな村に行って死にかけるwwwww』みたいなタイトルのほうがいいのだろうが、これって小説タイトルって言っていいのか? 2ちゃんねるでは? となるので、普通に短いタイトルをつけることにしている。たまに長文タイトルをつけることもあるが、あれは基本的に長文タイトルをバカにして茶化しているだけである。


 さ! 『しょうのおろぬき』感想書いていきましょか! これも全く考えずに書いた話なので、裏話はございませぬ!


 真面目ホラーに分類しているだけあって、ふざけずに真面目に書けていると思う。が、なぜかツッコミが必要な場面がいくつかあるので、突っ込みながら感想を書いていく。


 早速だけど、日本一バカな村って酷すぎない? 誰かがそう呼んでるの? 確かにそんな村があったら取材したいわな。コメディ臭しかしないけど大丈夫か?


 ふむ、大人はバカではないのか。嫌な夢見てるな。私は今日USJに行った夢を見た。電車で一瞬坂を下るという20秒くらいで終わるアトラクションに乗っただけで終わった。スパイダーマン乗りたかったなぁ。


 息子いたのか。息子連れて取材って大丈夫なの? あ、向こうの要望なのか。なるほど、こういう子どもが少ない村ってあるもんね。お友達が来ると喜ぶんだろうね。なんで子どもって知らない子でも会った瞬間にお友達なんだろうね。公園に知らない子がいても「ほら、お友達いるよ」って言ってその子のところに行かせたり。


 息子の学年も分からんとは、ダメなやつだ。もうちょっと寄り添ってあげなよ。


 あと5分だけって遅刻魔のセリフだぞ。この息子、落ちこぼれタイプか? ほら5分経ってもまた5分って言ってる。典型的な遅刻魔だな。と思ったらただ単に行きたくないだけか。そりゃそうだよな、バカしかいないとこに連れて行かれるのなんて嫌だよな。でも結局行くんだな、いい子やん。


 勤勉村って名前なのか。真逆だね。息子バカじゃなかったのか。なんか頭良さそうな推理してるやん。昔話勤勉な村で今はバカな村なのだとしたら、その間にいったい何が⋯⋯


 幽霊見たのかな。その同い年くらいの男の子が過去になにかあって死んでしまって、ここに化けて出るようになったのだろうか。


 フォッフォッフォッと笑うテンプレのような村長。ん? テンプレ? 私ちゃんとテンプレ書いてるやん! 流行りに乗ってるやん! 偉い!


 主人公も言ってるけど、ジジイなんて呼べるわけないだろ。と思ったら次の文で言ってるやん。大きな小屋。小さな巨人みたいなものか。


 主人公変なやつかと思ったけど、先生に気を遣ったり、けっこうまともなやつなのでは? え、名前応接間(おうせつま)ネックレスなの? 親が頭おかしかったんか?


 息子つまようじなの? ネックレスとつまようじが親子なの? つまようじをバカにするわけじゃないけど、さすがにネックレスとつまようじは差がありすぎるだろ。あ、先生もちゃんと突っ込んでくれてる。


「ほげー」


「にょえー」


「のぺー」


 1人ひとことずつしか喋っていないが、全員バカだと分かる描写。さすが七宝先生である。


 確かに年寄りの家は変な匂いがする。自分の家も変な匂いしてるかもしれないけどね。自分じゃ気づかないだけで。


 クッキーを食べて「モシッ」っていうのひどいな。クッキーって呼んじゃダメだよこんなの。壁みたいな味ってどんな味だよって思うけど、とにかく不味いんだろうな。


 息子休ませて来てたのかよ。親の都合でそんなことするなんて、しかもこんな変な場所に連れてきて。


 ⋯⋯わざとバカになるように教育している? やっとホラーらしいセリフが出てきたぞ。あ、はぐらかされた。やっぱり詳しいことは教えないつもりなのだろうか。


 すごい豪華な晩ご飯だ。すでに用意してあったのだろう。豪華ってレベルじゃないな。主人公の言う通り本当に最後の晩餐みたいだ。トルコアイスは後で出せよ。


 育ちの悪そうな食べ方をするネックレス。ちびちび味わいたいんならせめてちびちび齧れよ。ていうか天ぷらとかうな重とかもあるんだからひと口で食べちゃえよ。


 主人公はポジティブでいいな。私だったらなにか悪口言われたのかなって1週間は考えると思うよ。まだ刺身食ってたのかよ。んでキモイ自覚あるのかよ。ならやめろよ。


 主人公のビールの入ったジョッキに日本酒を注ぐHGみたいになった村長。混ぜたことないから分かんないけど、とりあえず不味いんだろうな。大ジョッキで日本酒ってすごいな。


 日本酒ごくごく飲んで酔っ払わないってどこかおかしいのでは? 人としての何かが欠けてる気がするぞ。病院行けよ。


 やはり昔は勤勉村と呼ばれていたのか。日本最高峰の教育か⋯⋯それが今ではわざとバカになるように教育しているという。あの日とは⋯⋯


 10年前かぁ。確かに最近でもないけど、昔は言い過ぎだな。


 ばかたれのげん。とても自殺しそうな名前には見えないが、名前と自殺は関係ないのだろう。


『あの子は村で唯一のバカじゃった。小さい頃はとても明るくて、いつも皆の中心でのぅ、可愛い子じゃったわい。じゃが、小学校高学年にもなると、そうは行かんかったようでの⋯⋯5年生に上がってすぐにいじめの対象になってしまったんじゃ』


 現実でもありそうだなぁ。小さい頃は頭が良いとか悪いとか関係なしにみんなと仲良くしてたもんなぁ。5年生になってみんなにバカだと気づかれ始めたんだな⋯⋯


 なるほど、呪いか。歩き回るげんの幽霊⋯⋯


 あ、もしや! 勤勉村の看板のところにいた息子と同い年くらいの男の子って、げんなのでは? じゃあ息子危ないんじゃね? その日って今日なのか?


 なるほど、自分の子が呪い殺されないように、成績をどんどん下げていったのか。その中でも1番マシな子が毎年殺されるのだろう。


 やっぱり息子は殺されるのか。今村にいる中で1番頭が良いもんな。身代わりにされたんだ。


 え、もう時間ってことは、もう手遅れなのでは? つまようじ大丈夫かな。お前さんもじゃというのは口封じという意味だろうか。


 ほげ太くん、猫が毛玉出す時みたいやん。なんかさっきから思ったこと全部文中に書いてあるんだけど。私って本文でけっこうツッコミしてるんだなぁ。


 ほげ太くん死んじゃった。つまようじ、あんだけ嫌がってたのに、やっぱり優しい子だね。


『ほげ太くんは残念だが、つまようじが助かって良かった。不謹慎だが、それが親というものなのだ。腕の中の我が子を見たら、私まで涙が出てきしまった』


 しっかり父親やん。人でなしかと思ってたけどそんなことないのか? あ、確かに。ほげ太くんのほうが頭が良いってなるのはおかしい。絶対そんなことないもんな。


『のそのそと歩きながら向こうの方で何か言っているけどほとんど聞こえない。なんで声が小さい人ってどこで喋っても聞こえてると思うんだろうか。

 何度も聞き返す方の身にもなってくれよ。3回聞き直して分からなかったらとりあえず笑ってごまかすという行為をさせられるんだぞ』


 夫婦揃って声小さいのかよ。いるよね、こういう人。私の場合4回聞き直すけどね。何回聞き直してもそのままの距離でそのままの音量で喋るんだよな。聞かせる気あんの?


 小さめの鯖がポケットに入ってるわけないだろうが!!! バカか!!!


 ほらナイフじゃん! 危ないよ! 口封じに殺されるんだよ! と思ったら急展開であっさり勝利してるやん。そういえばこいつ酔っ払ってないって言ってたもんな。刃物持ったジジイくらい余裕か。


 なるほど、4年生だったから呪いは発動しなかったのか。電話で確認した役所の人はみんなに責められるんだろうな。4年生連れてきやがって! って。


 1億万円? あれ、なんか知能が下がってない? 知能下がっても水着美女はちゃっかり雇うのね。おしり爆発したの!?


『さいきんは、あまり、おしごとが、できないけど、いいです』


 いいならいいけど。


 あ、確かに10年前だったら5年生のほげ太くん生まれてるね。なんでこんな名前にしたんだよ。まあネックレスとつまようじよりはマシか、太が入ってるし。


 あ、そういえば言ってなかったことが。『しょうのおろぬき』というのは『命の間引き』という意味です。秀才を間引きするのです。げんの中では秀才は悪い人間ですからね。

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― 新着の感想 ―
 あの作品を読んで疑問に思ったのですが、村人が村を棄てて出ていっていたらどうなっていたんでしょうか?  やはり祟りが追いかけてくる?
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