十一、砂場①
いたずら心で落とし穴に落とした子が消えてしまった、というお話。
実際に砂を掘ったことがある方はわかるかと思いますが、意外と掘るのって大変なんですよね。
ある程度の深さになるとどうしても外周が崩れてきてしまうし、水が出てきて砂自体も重たくなってきますし。
砂場に主人公たちが作ったのは子供の膝ほどの深さの落とし穴。
テレビで見るような規模には遠く及びませんが、いたずらにしては大がかりです。
そこへ近所の男の子を連れて行き、見事その子が穴へ落ちていたずら大成功! ……となるのですが救出しようと穴を覗き込んだらその子は忽然と消えてしまっていたのです。
しかも、その子の家に謝りに行くと「そんな子はうちにいません」と一蹴されてしまう始末。
何が何やらわからないまま物語は一旦終幕を迎えます。
ここで終わってしまってもひとつの不思議な話として成立するのですが、この話には後日談に当たる②があるんですよね。
次回はそのお話について、もう少しだけお話したいと思います。
お楽しみに。




