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怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~  作者: 牧田紗矢乃
学校・職場ノ怪

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四、花子さん

 子供たちと仲良くなりたいけれど上手くできない、そんな花子さんのお話。


 学校の怪談といえば! な「花子さん」。

 ホラー書きとして避けては通れまいと書いたのですが……他とひと味違うものを目指した結果変な方向に向かった気がしないでもない。

 花子さんだってみんなと同じ年の子供なんだよ、という話と、同じくらいの時期に流行った(?)怪異たちには友達であってほしいよねという願望のキメラみたいな話になってしまいました。


 最初にイメージしていたのはランドセルからリコーダーを抜刀 (?)して、振り回しながら追いかけてくる花子さんの姿。

 捕まった子供は花子さんのお友達 (意味深)になってしまいます。

 ある種デスゲームに近いのかも。


 そんな話に付け加えたのが赤マントなんですが、知名度が私の思っている以上に低い気がするんですよね。

 同時期に流行っていた都市伝説の中では印象が薄かったのか、似たようなモノがいたせいなのか……。名称にブレがあるモノだと別の名前で認識されていたりもするのでなかなか難しいですよね。


 理由は自分でもわからないのですが、私は赤マント好きなんですよね。

 名前の響きなのか、ビジュアルのイメージなのか、何がきっかけだったのかは不明です(笑)

 とにかく好きだから手癖で出しちゃう、みたいな。


 最近だと花子さんや口裂け女よりも洒落怖から生まれた怪異やSCPとやら(私は詳しくないのです)、クトゥルフ神話の邪神等々の方が有名になりつつあるのかな、と思います。

 新しいモノと出会う瞬間にはなんとも言えないワクワク感があります。

 それと共に、自分にとっては馴染みのある怪異があまり姿を見せなくなると少し寂しい気分にもなりますね。

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