表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/89

七、日記

 母親を愛するあまり狂ってしまった女性のお話。


 親が子供を溺愛するあまり……というパターンの話は聞きますが、逆ってあまり聞きませんよね。

 ということで書いた短編です。


 親から子への束縛は小さい頃からの力関係があるから洗脳に近い状態になってやりやすいのかなと思ったり。

 あー、でも親が死んでもそのまま自宅に置いておいて白骨化だったりミイラ化だったりというニュースは見るから無いわけではないのか。




 牧田の場合は親とそこまで仲良しこよしではなかった……というか母親は束縛がきつくて父親は私にだけ粗暴な態度でということもあって家にいる時間が長かった時期は割と鬱気味でした(笑)

 社会人になっても門限が夕飯前 (七時を過ぎると親の機嫌が悪くて夕飯抜き)だったり、毎週末出かけると「お金があっていいねぇ」みたいな嫌味を言われたり、旅行から帰ってきて数日は口もきいてもらえなかったり……って感じで。

 職場でその話をすると「それはちょっと……」ってドン引きされました(笑)


 実家を離れてもうすぐ一年になるのですけれど、この一年家で辛い気持ちになった覚えがない。

 え? リビングって居たら嫌味を言われる空間じゃないの? ゲームしていいってホント?

 え? 眠かったら昼寝していいの?

 え? 小腹が空いたから夜にコンビニ??

 みたいな感じで寛容な旦那サマに甘えさせてもらいながら伸び伸びと暮らしております。

(もちろんお仕事も家事もできる範囲でやってますよ。)


 ちなみに、実家の両親とは別々に暮らすようになってからの方が関係が良くなった気がします。

 毎日何をやっているのかわからない娘 (私)から必要な時だけ呼べばいい便利な奴に関係性が変わったからでしょうかね。

 こんなことならさっさと実家を出ておけばよかったなぁなんて思うこともありますが、これからの人生の方が長いですから!

 同じように毒親 (?)に悩まされている方がいましたら、勇気を出して一度距離を置いてみるのもいいかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ