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怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~  作者: 牧田紗矢乃
動植物ノ怪

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二、ハト

 狂暴化したハトが研究所から逃げ出して、人間や他の生き物を襲う危険生物になってしまうお話。

 タチが悪いのは凶暴化する遺伝子が脈々と受け継がれ、危険な個体が増え続けていることでしょう。


 元はと言えば、「ハト=平和の象徴」というイメージから別の方向に持っていくことはできないかというところから始まったネタでした。

 ハトは街中や公園にもたくさんいて、人の生活のすぐそばにいる鳥のイメージが強いですよね。

 そんな鳥が人間を襲うようになってしまったら生活はどんな風に変わってしまうんだろう、とか。襲うとしたら人間だけじゃなくて他の動物も見境なく攻撃するようになるのかな、とか。考えているだけで怖くなってしまいました。




 虫は平気な私ですが、鳥はどうにも苦手なんですよね。

 小学生の頃、インコや文鳥を飼っている友達がいましたが、その子の家に行っても私は近づくのも怖かったです。

 鱗っぽい足や、鋭い爪やくちばし。あとは何を考えているのかもわからない表情とか、突然こっちに向かって飛んでくるところとか。

 全体的に不気味に感じてたんですよね。


 虫もたいがい似たようなものだと思うんですが、平気なのはたぶん自分が勝てると思っているから。

 カブトムシの爪は痛いけど大ケガをすることはそうそうないでしょうし。

 その点、鳥はつつかれたりしたらケガしそうで怖い。


 シマエナガの写真を見たり、フクロウを遠目で見るくらいであれば可愛いなと思えるようになりましたし、ワシやタカみたいな猛禽類はカッコイイなと思いますけれど。

 未だに触るのはNGです。

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