登場人物たち
初瀬 響月 (白雪姫)
『俺は、人の痛みが分かる人間でありたい』
はつせひびき。17歳。高校2年生。
黒い短髪に赤い目をした、真面目な少年。
基本は優しく穏やかで誠実。ちょっと抜けたところがある、天然系。
精神的に弱い部分があり、誰にも悩みを打ち明けられずに一人部屋で泣くことも。
過去いじめにあっていたため、基本的に人を信用しないが、1度友達になるとよく懐く。
林檎が好き。得意料理はアップルパイ。
伊吹 雅史 (かぐや姫)
『私は誰のために、この力を振るうのだ?』
いぶきまさちか。21歳。大学3年生。
毛先にウェーブのかかった長い黒髪の青年。
着物にブーツとレトロな服装を好み、どこか武士っぽい、古めかしい口調で話す。
芸術家を志していたが、大学の教授と反りが合わず、複雑な思いを抱えている。
真面目で実直だがとてもドジっ子。任務中にドジをしてしまうこともしばしば。
茶団子もしくは今川焼とお茶があれば元気。
東 緋依 (赤ずきん)
『あんたのコト、最後まで信じてやるから』
あずまひより。16歳。高校1年生(仮)。
天真爛漫だが暴力的、悪魔の様だがその実中身は誠実で人懐っこい子犬のような少年。
<アナザーバース>の中では最年少だが、確かな実力を持ち、武器の扱いにも長けている。
訳あってしばらく学校には行っていないようで、いつもアジトの地下で昼寝している。たまにカフェで働いている姿も見られる。
肉好きそうに見えて、実は果物が大好物。
鹿島セシル (人魚姫)
『会議には、紅茶とケーキが1番あいます!』
かしませしる。19歳。大学1年生。
金髪ゆるふわウェーブに青い目をした、日本人の母とデンマーク人の父のハーフの青年。
見た目通りのふんわりした優しい性格をしており、<アナザーバース>ではみんなの癒し系として愛されている、とてもいい人。
裕福な家の出身で実家には召使いもいるが、一人暮らしの練習で現在はアジト生活中。
紅茶が好き。響月のアップルパイも大好き。
長門 左京 (李徴)
『見せてもらおうか。きみの信じる正義を』
ながとさきょう。35歳。高校の歴史の教諭。
右京は双子の兄。銀髪を後ろで束ねている。
質実剛健、温厚篤実。真面目を擬人化したような男。普段は眼鏡をかけている事が多い。
冗談もあまり得意でない堅物だが、若干天然な部分があるため、堅すぎない感じが生徒だけでなく、先生にも人気がある。アジトでは不登校の緋依にも勉強を教えている。
兄と同じく、好きな食べ物は杏仁豆腐。
長門 右京 (李徴)
『私の力ならきみのこと、救えるかもよ?』
ながとうきょう。35歳。現在休業中の作家。
左京は双子の弟。金髪をポニテにしている。
少々ルーズでちょっぴりワイルド。弟よりは砕けた雰囲気で、冗談もそれなりに言える。
穏やかな口調からは想像出来ないが、実は結構自信家。人を見下すのは嫌いだが、ついつい己が優位に立った気になっては自己嫌悪に走る。割と情緒不安定なほう。
弟と同じく、好きな食べ物は杏仁豆腐。
相模 渚 (魔女)
『俺は、誰かのために俺の力を使いたいな』
さがみなぎさ。23歳。薬剤師。
長い黒髪をハーフアップにした紫目の青年。
ネガティブで、自分に自信が持てない。人と話すのが苦手で、独りが好き。
でも<アナザーバース>の仲間には心を開いているようで、特にセシルと仲がいいらしい。
華やかな見た目をしているため、街に出るとよく声をかけられる。本人は嫌な模様。
魚が好きだが、骨を取るのはとても苦手。
伊勢 冬吾 (マッチ売りの少女)
『おつかれさん、今日も一日頑張ったな!』
いせとうご。32歳。カフェの店長。
ふわふわの茶髪に泣きぼくろの元気な男。
自身のカフェ、<re:lief>の1階以外を<アナザーバース>のアジトとして提供している。
不登校の緋依、悩める大学生の伊吹、一人暮らし初心者のセシルからすればとても頼れる父親であり、母親のような存在。長門兄弟や渚の昼食のお弁当なんかも作っている。
温かいシチューと焼きたてのパンが好き。
駿河 聖 (カムパネルラ)
『私は、皆の味方でありたいだけですから』
するがせい。21歳。大学3年生。
グリーンアッシュのセミロングに夕焼け空色の眼をした、優しく柔らかな雰囲気の青年。
誰に対しても優しく穏やか、たとえ相手が悪人であっても、それを受け入れ、許すだけの度量と器を持つ、近代稀に見る"聖少年"。
伊吹と同じ美術大学に通っており、彼と同じく、己のあり方について日々葛藤している。
お米が好き。ていうか、和食がすき。
髪色目色でなんとなく誰が誰かわかっていただけると幸いです…!
今度一人一人のアイコン的なのを準備します。すみません…!