一緒に魔獣退治
今僕は村を出てサイリ湖へ向かっている、サイリ湖で僕は魔獣退治をするつもりだ
魔獣退治といっても別に強い魔獣を退治するわけではない、僕はそこまで自惚れてはいない
今回はウサギの魔獣にターゲットを絞って魔獣退治に行くつもりだ
危険ではあるがウサギの魔獣なら僕でも油断しなければ問題なく倒せるはずだ
この手柄で僕でも一人で魔獣を倒せるという事を皆に知ってもらい
そして、あわよくば自警団に入団させてもらうつもりだ
「よし!がんばるぞ」
「何を?」
「!!!!」
急に声をかけられ驚いて振り向くとそこにはミリアがいた
この姉妹は気配を消す術でも習得しているのか!?
「な、なんでミリアがここにいるんだよ!?」
「さぁ?なでだと思う?」
「ととと、とにかくここは魔獣が出るかもしれないからミリアは早く帰りな」
「アレンは帰らないの?」
「え・・いや・・ぼ、僕はやらなきゃいけない用事があるから・・」
僕がそう言うとミリアはなにも言わずにジーっと僕の顔を見てきた
「もしかしてロウに対抗して魔獣を倒しにいこうとしてる?」
「バ、バレてる!?」
「早く帰った方がいいよ、今ならまだあんまし怒られないと思うよ」
くっ・・怒られることは決定か・・
「そ、それでも僕はやらなければいけないんだ!」
「ふーん」
と言いながらミリアはまた僕の顔をまたジーっと見てきた
そ、そんな目で見ても僕の決意は変わらないぞと思っているとミリアが急に
「私も行く」
「へ・・?」
「私も魔獣退治に行く」
「はぁー!?」