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悪夢

短いです。

悪い夢だ。


気が付いたら全く知らない所に居て、平和な世界から危険な世界に落とされるなんて。



「そう、夢を見ているんだ

悪い悪魔に酷い事をされて、その上おじさんとの大切な記憶を奪われる夢を」


『彼女』、元は有馬 奏治だった者は鈴を転がすような澄んだ声で呟きながら歩く。



「しかも、その夢の中で更に夢を見たんだ。

それも、そこで死神とか名乗る女の人と出会う夢を

笑っちゃうよね。」


彼女は歩く。悪魔との戦闘で至る所にを、悪魔だった肉片で汚れた部屋の中を、



「結局、その死神が手伝ってくれて、悪魔の魔法から出る事が出来たんだ。」


そして最初に悪魔がいた所に着いた。

そこには、王様が座るような豪華な椅子があった。


「あの悪魔、やっぱり頭おかしかったけど、結構強かったね。死神に力を貰わなかっら絶対に勝て無かったよ」


彼女は迷う事なくその椅子に乗り深く腰掛ける。

椅子は大きく彼女の体では座ったら足がつかなかったが彼女は気にしない。


「まぁ、その悪魔も、

貰った力の中にあった闇魔法の実験ついでで肉片になっちゃったけど。」


彼女は目を閉じる。



「今は悪魔を殺せてスッキリしたし、とにかく眠たいんだ。」


彼女は体を睡魔に委ねながら願う。




(起きたら全部目が覚めていますように)


『スキル「天使と悪魔」により人格、レベル、スキルの譲渡を行います。

成功。



人格名"アリス"』


今日、有馬 奏治は眠り、アリスが誕生した。

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