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この手の中を、守りたい  作者: カヤ
飛び出す子羊編

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70/307

閑話。隊長たちの婚活

本編に入れられなかった小話です。

お話の進行とは関わりないので、

読みとばしていただいて構いません。

「やあ、アリスさん、もう仕事は終わりですか。よければこの後食事でもどうですか」

「まあ、東門隊長、ええ、あの、今日はちょっと」

「では、いつならお時間ありそうかな」

「あの、ええ、私もいい歳なので、誤解されるような、ええ、行動は控えたいと」

「そのようなつもりでお誘いしているのですが」

「ええ?私、でも成人して何年もたってますし」

「私も27歳ですが、あなたには少し歳がいきすぎているだろうか」

「いえ、あの、もっとあの、お若い人がお好みかと」

「?」

「アーシュちゃんとか」

「あれは姪っ子のようなものですよ、それにアーシュもあなたならと言うし」

「……あの」

「なにか」

「……今日誘ってくださったのはアーシュちゃんが」

「ええ、受付のアリスさんはステキな人だからと」

「……やはり今日は……」


「ではオレはどうですかね」

「副隊長……」

「へんなコブもついてないし、おすすめですよ、さあ、隊長、アリスさん、飯行きましょう」

「3人でですか?」

「?ええ、オレはだいたい隊長と一緒なので」

「……やはり今日は……」

「「いつなら?」」

「……やっぱり、いつでも無理です!」

「あ、アリスさん……行ってしまった」


「ディーエが口を出すから」

「違うだろリカルド、いい加減アーシュから離れろよ」

「じゃあ、お前も俺から離れたらどうだ」

「「……」」

「「次誰にする?」」



「あーあ、残念な大人だな。そんなにアーシュが大事か」

「まあ、普通年下好みらしいぜ」

「年下すぎるだろ」

「ま、お前は年上好みだしな」

「な、ブラン、お前、オレはたまたま、それに1歳だけだし」

「誰とか言ってないし」

「く、お前はどうなんだよ」

「年下も、年上もどうでもいいなー、めんどくせーし。それより飯だ飯、行こうぜ、ニコ」

「だな、いくか」

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