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この手の中を、守りたい  作者: カヤ
集まる子羊編
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アーシュ8歳4の月のまとめ

今日7話目です。

結局4の月は、私とマルは8000ギル、セロとウィルは12000ギル、家計費は15000ギルたまった。余分に稼いだ分は、卵やお肉や、裁縫道具になった。


教会の探検は今も続いている。山の方にいくと、綿毛草もある。これはフトンや、上着の中綿にもなる。これも少しずつあつめた。


荷物持ちは、ギルドの訓練を受けられる。仕事の前1時間、2の週から、セロとウィルは訓練に参加するようになった。私とマルは?なぜか荷物持ちでもないのに、参加しています(涙)。


なんでかって?マルのせいだー。朝練の見学をしに行ったら、やりたくなってしまったのだ。師匠方がおもしろがって練習用の木剣を持たせたところ、素質があると見込まれてしまったのだ。


そして、

「1人じゃやだ」

により、体力のない私までやるはめに。


メリルには、今8歳未満の孤児はいないので、特例でいけるそうだ。いらぬ!そんな特例。


マルが素質があるのならば、兄のウィルはどうか。天才らしい。

では、セロはどうか。逸材らしい。アーシュはどうか。暖かい目で見られた。


良かったのは、ギルドの炊事場をかりれるようになったことだ。


朝、顔を洗って食材となべを持ってギルドに行く。訓練をよたりながらこなし、少し早く上がって、朝ごはんとお弁当を作って食べさせ、見送る。


ちなみにお弁当は、


1の日 卵サンド、ジャム

2の日 コッカの胸ハム、廃蜜糖

3の日 豆ペースト、ジャム

4の日 以降くり返し


だ。朝は夜のスープの残りに、オートミール。


朝ごはんは剣の師匠も食べるというし、お昼はギルド長が売れと言うので、少し余計な手間が増えたけど、収入も増えた。ギルド長は、なぜか豆のペーストが好きらしい。馬のエサだと言ったら微妙な顔をしていて、笑えた。師匠はジャムが気に入ったという。

「ほのかな苦味がなんとも」

らしい。


そもそも、朝を食べない冒険者は多い。師匠も現役の冒険者だが、朝ごはんを食べるようになってから、実入りが増えたそうだ。

「なんか力が出る」

そうだ。当たり前だよ……。

そして、壊れたなべで食べるのはいやだからと、なべを寄付してくれました。ラッキー。


そして、教会にもどって、ベリーを取って、馬房に行って、やおや、解体所と回って、ごはんを食べたらもう疲れて、魔法で嵐を起こしまくって寝る。そんな毎日だ。


そんなとき、冒険者になったばかりのザッシュたちのようすがおかしくなってきた。

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