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第二話「歓迎遠足でハプニング!?」

歓迎遠足当日!!

新たな登場人物も!!


・・・・・・2013年4月17日・・徹自宅・・・

今日は歓迎遠足当日、昨日のお菓子も入れた。弁当も入れた、水筒もOK!

そろそろ護が来るころだ。

母さん「徹、護君が来たよ。」

徹  「はーい」

……護が来たらしい。しかし外が騒がしいな、

外をのぞいてみるとそこには学校の女子がいた。これはやばい、外はまるで砂糖に群がる

ありのようだった。

護  「徹、外がやばいぞ」

徹  「ああ、わかってる裏口から出るぞ。」

うちの高校は特別高校、制服や体操服はあっても遠足では私服でもいいのだ。

母さん「明ちゃんと美優ちゃんも来たわよ。」

明  「徹ー!!」

美優 「徹さーん。」

護  「お前モテモテやな。俺なんて俺なんて野獣みたいな女の子におっかけられてたっていうのに。」

俺たちは裏口からこっそり出た。どうやら玄関付近に集まってたらしく裏口には誰もいなかった。一人

をのぞいて・・・。女の子はこちらをじっと見ていた。

徹  「おはよう。」

突然、女の子は徹に抱きつき唇にキスをした。

徹  「・・・・?!」

突然のことに皆唖然としていた。見知らぬ女の子がいきなりキスをしてきたのだから仕方がないのはわからなくもない。

護  「き、君何をしてるんだ!」

明  「そ、そうよ。」

???「徹はあなたの彼氏?」

明  「ち、違うけど」

???「なら良いじゃん」

明  「よくなーい!!」

明が怒鳴るような声で叫んだ。

美優 「あらあら、アリスお久しぶりやね」

アリス「美優の彼氏?」

美優 「違うで、ただの友達や、」

彼女の名はアリスというらしい。

護  「徹ずるい、ずるすぎだ!!」

徹  「俺に言われても…」

アリス「それより逃げたほうがいいよ。さっきのでばれたみたい。」

どうやらさっきの明の叫び声で気がつかれてしまったらしい。突然道路の向こうから黒いリムジンが

おれたちの横にとまり中から執事とみられる人が降りてた。

執事「アリスお嬢様とその学友様、それと徹様お乗りください。」

護 「何で徹だけ別によばれたん?」

アリス「そんなことどうでもいいからら早く乗りなさいよ。」

護  「何で徹だけ。」

車のなかはテレビに冷蔵庫、ワイングラスなど高そうなものがたくさんあった。

徹  「アリスの家っ何してるの?」

アリス「橘財閥です。」

明・徹・護「えー!!」

護  「ものすごくお嬢様じゃないかよ。」

徹  「お嬢様がいきなりキスしていいのか?」

アリス「問題はない、徹は私の夫になるから。」

皆「・・・・・・」

明 「何で徹なの?」

アリス「それは・・・」

執事「つきました。」

アリス「さて、行きますか」

明  「あー、ごまかした!!」

護  「…徹だけ、徹だけ普通の女の子にもてるなんて。俺なんか、俺なんか野獣なのに!!」

護は心の底から叫んだ。しかしそれがあだとなった。遠くから護のファンクラブ「護の会」の女の子だった。

この学校は男子は卒業までに一人は彼女を作り結婚するのが卒業試験のひとつなのだ。しかも、男性が減少したため

一夫多妻制が認められている。減少した人口を回復するため特別学校を創設、結婚相手を探す学校でもあるのだ。

そのため入学式から5日でファンクラブのひとつはできている。

護  「マンモスの大群が来た!!」

徹  「お前のファンは肉食系の集まりだな。」

護ファン「護様~!!」

アリス「徹様とは大違いですね…。」

護  「何で俺だけ~…。」

徹  「あいつも大変だな。」

明  「徹、お前のファンクラブも来たぞ。」

アリス「こちらもいろんな意味ですごいですね…」

俺のファンクラブはおとなしい子が多い、話によると明が俺がおとなしい女の子やクールな女の子が好きというのを話したらしい。

明には感謝し手いる彼女のおかげで安心して学校生活が遅れるのだから。ただここまで多いとそれは不気味である。

先生「そろそろ出発するのでグループに分かれて並んでください。

生徒全員「はーい」

これもまたすごいことになっているここはお金持ちも来るだから目的地までは自由なのだ。さらにグループはファンクラブごと

なので男子一人にひとグループある。中にはふたグループある人も。

俺たちのグループは橘家の貸切バスで行くことになった。僕のグループは約26名だったためひとつのバスですんだ。

もちろん座る席も決まっているらしい。

アリス「徹さまどうぞお乗りください。もちろん一番後ろの真ん中です。」

徹  「ありがとう、アリス」

アリス「ありがとうなんて、うれしいです。」

席順は俺が一番後ろの真ん中が俺、その両脇に明とアリスが来る。どうしてかというと明とアリスがファンクラブの

NO.1とNO.2らしい。後は会員番号別であるらしい。この番号は俺と親しいほどNO.1に近づくらしい。逆に言えば親し差で負ければ

ランクは下がるらしい。

アリス「徹様は、明さんと私、どっちのほうが好みですか?」

徹  「え?!いきなり…言われても…。」

明  「どっちなんですか?」

アリス「まあどちらも好きでも委員ですけどね。」

アリスは笑顔で笑っているがものすごく黒いオーラが出ていた。

あれ?なんか火花ちいってない?周りのファンの視線も怖い……。

目的地についてからはいろいろレクレーションをした。宝探しにドッチボールなどまあ普通の遊びだった。

昼食の時間になった。俺たちは人のすくない丘の上で集まって食べることにした。

ここからが本番だ、26名がみなひとつ弁当を作ってきていた。ひとつひとつなら普通の量なのだが、

さすがに26人分だとバイキングになる。そこで俺はルールをつっくた。一人一品出し合う。それをみなで

楽しく食べると。

これは正解だった。ファンはみな仲良く楽しく食べられるのである。

ちなみに俺も一品作っていった。まあ酢豚なのだがものすごい勢いでなくなった。評判もなかなかよかった。

昨日かったお菓子もみんなに喜んでもらえた。

明  「徹、相変わらず料理うまいな。」

アリス 「さすが徹様!」

ファンの女の子「あれ護さんじゃない?」

ファンの女の子「本当だ。」

徹  「護どうしたんだ?」

護  「少し…かくまってくれ…」

徹  「おお、いいけど…」

ファンの女の子「徹様の友達をかくまうぞ!!」

アリス「これをかぶってください」

アリスが出したのはいつぞやの桂と女子の服だった。護は急いで着替えファンの女の子の中にかくれた。

本を隠すには本棚の中である。まあ護は男だが女装すると女の子にしか見えない。

護のファン「徹様、護様きませんでしたか?」

徹  「さっきあっちに走っていったよ。」

護ファン「ありがとうございます。」

守るのファンはそのまま走っていった。

美優 「徹様もだますのが上手ですね」

いきなり後ろから美優が話しかけてきた。」

徹  「うお!?美優!!」

美優 「そんなに驚かなくても。」

護  「美優だけでいいよ…」

護は涙ぐみながら美優に抱きついた。」

美優「護さま。」

アリス「まあファンがあれだと仕方ないよ。」

明「確かにそうだな。」

徹 「アリス、しかしよく女子の服もってきてたな。」

アリス「ああ、あれ私が来ていたやつだよ。」

アリスを見るとなんと下着姿だった。

明  「あ~アリス抜け駆けずるい!!私も脱ぐ!!」

そういうといきなり服を脱ぎだした。

徹  「ちょっと、ま・まって」

ファンの女の子「私たちも脱ぎます!!」

下着姿になたいつの間にか下着姿の女子に囲まれてしまった。

アリス 「徹様は女の子のは好きじゃないんですか?」

徹  「好きだけど、これはまずいんじゃ・・・他の人に見られるかも・・・」

アリス「それなら大丈夫です。半径一キロメートルは橘家が封鎖しました。見られる心配はありません。」

徹  「待て待て、ぜんぜん大丈夫じゃなーい。」

その後俺が女子に体中をまさぐられたのは言うまでもなかった。

先生「そろそろ学校に帰りますよ。」


どうやら時間になったらしい。みなでごみを片付けバスで学校へ帰った。


護は結局着替えて美優と一緒にグループへ戻った。

今日は災難だった。まだ学校生活が始まったばかり。俺はこの先どうなるのだろうか心配になってくる。ハーレム、男の夢!!

でも現実はもしかしたら地獄なのかも知れない。

おとなしい女子も脱ぐと野獣となる。

本当にこわいですね・・・

次回は「ファンがへちゃた。」です。

感想や意見、募集中です。

いろいろ描いてください!!

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