第一話お菓子調達大作戦!!
特別学校倉坂高校に入学した徹と護
彼らはどうなるのか。
・・・・・・2013年4月6日・・教室・・・
HRが終わり放課後になると女子に囲まれた。
美佐「神谷君たちは何か委員になると?」
中村美佐 16歳性格は明るい初日だと言うのにずっと一緒のクラスだったかの様だ。
徹 「特に決めてないけど・・・」
美優「ほな私と図書委員せえへん?」
佐藤美優 16歳彼女は京都出身らしい、性格は大胆そうだ。
明 「美優、抜け駆けはだめやで、」
立石明 16歳美優とは幼馴染らしい。性格は男勝り
護 「おいおい、徹だけずるいぞ、俺も男だぞ。」
徹 「後ろに女の子つけといてよく言うな。」
護 「こうしてると男の少なさがわかるな・・・」
徹 「そろそろかえるか」
護 「だな」
帰る準備をして教室を出た。他のクラスの男子も女子に囲まれている。はたから見ると天国だが
現実は地獄だ。常に目線が来る。
靴箱についた、そこには靴箱の前で待ち伏せしている女子がいた。まだ気が付かれていないようだ。
護 「さて、どうやって帰るか・・」
徹 「行くしかないだろ・・・」
明 「どないしたん?」
いきなり後ろからしゃべりかけられた。口から出そうな声を呑みこみ後ろをみた。
徹 「明ちゃんか・・驚いたな」
護 「あそこの女子が待ち伏せしてるからどうやって出ようかと思ってね。」
明 「なるほど]
他のクラスの男子が女子に気が付かず出て行った。それを待ってたかのように女子がでてきた。
男子は悲鳴とともに体育館裏へと連れ去られていった。僕らは唖然としていた。
徹・・・同志に敬礼!!
護 「彼らの犠牲を無駄にしてはならない今こそ帰るぞ。」
明・徹「おー!!」
僕らは急いで靴をはき全速力で学校を出た。幸い追ってはいない。だがここからも戦場だった。
なぜなら周りは女性ばかり歩いてるだけで行列ができる。
途中で明と護と別れ家に帰った。
家には母さんと妹がいた。一年前は兄と父親がいたしかし伝染病で病死今は3人家族になってしまった。
母さん「お帰り学校どうだった?」
徹 「相変わらず女子が多かったよ。」
この会話が日常になっていた。
ご飯を食べ風呂に入りベットに入った。
・・・・2013年4月16日・・・
入学式から一週間がたった。クラスメートに友達もできた。それから男子連合てきなものまでできていた。
女子の関心も薄れたのか少しは静かになった。
明 「明日は遠足やで!!」
美優 「明は昔から遠足大好きやもんね。」
徹 「歓迎遠足か、楽しみだな。」
護 「お菓子は、どするか?」
美佐 「持ってきすぎて弁当忘れないでね」
徹 「放課後買いに一緒にいかないか?」
徹 「いいね」
美優 「私も」
放課後校門前で待ち合わせをし商店街へ歩いた。どこの店も女性ばかり歩くたびにうちの娘を
嫁にもらってくれないかとか言われたり、サービスしてくれる。まるで芸能人扱いだ。
しかし困ることもある。男性が少ないため服が売ってるところがほとんどない。服だけではなく靴も同じだ
昔のほうがましだった。ただ食べ物や甘いものは種類が増えた。
明 「おそい!!」
徹 「ごめん、あっちこっちにつかまってたから」
美優 「護さんは?」
徹 「あっちで女子中学生につかまてる。後で追い付くから先に行っててくれって」
明 「大変だなあいつも…。それで徹、後ろの行列は何だ…?」
徹 「えーっとついてきちゃったみたい・・・」
女性A「あの人彼の恋人かな?」
女性B 「かもね」
女性C「うらやましい」
明 「徹逃げるぞ!!」
徹 「了解」
女性 A「あー、逃げた!!」
俺は走りの苦手な美優を持ち上げ走れ出した。なんとか知り合いのお菓子やさんに逃げ込み
女の子たちをまいた。
おばさん「大丈夫だった?最近は男子が少ないからね、いつもあんなだよ。私が若い時はもっと穏やかだったのにね。」
徹 「まあ、世界がこれだから仕方ないですよ。」
明 「お菓子選ぼうぜ。」
美優 「護さん大丈夫かな?]
突然お店のドアが開いた。入ってきたのは護だった。しかしその格好は女の子の格好、みなその姿を見て驚いた。
なぜならどこから見ても女の子だからだ。護は顔や体つきが女の子に近いだから少し体つきのいい体育系の女のこ
にしか見えないのである。
明 「おー、可愛い!」
徹 「お前、そんな趣味が・・・」
護 「違う!!断じて違うぞ!これは近所のおばさんがこれ着とけば女の子から追いかけられないって言うから。」
美優「本当は女の子やったんか?」
護 「美優ちゃんまで、俺はおとこだー!!」
結局お菓子も変えたし今日の目的は果たせたからよかった。さて帰りはどうするかな・・・・
明日は遠足だ。
さあ今日も女の子におっかけられまるで鬼だらけの鬼ごっこ。
無事にお菓子買えたからよかった。
次回は「歓迎遠足でハプニング!?」です。がんばって書くのでよろしくお願いします。
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