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第十二話「地獄の合宿、あれは蟻の大群編」

テスト結果がでて新たなファンが増えた徹

この先どんな苦難が待ち構えているのだろうか…。

・・・2013年7月22日(水)・・・

今日から山の上のホテルで1週間の合同合宿だ。

一緒に合宿するのは同じ系列の学園でセーレン女学院の一年生とだった。

俺たちは学校のよういしたバスで目的地に移動した。

目的地は山の中にあるが、おとぎ話の中に出てくるお城のように広かった。

昔のお城を買い取り宿泊施設にしたとのことだった。

護 「お城だと…」

アリス「家よりでかいかな?」

加奈「これは夢ですか?」

由里「まるでラブホみたい…」

徹 「なんでラブホが出てくる!!」

春香「これは加奈と徹の初夜かな…」

徹 「なんでそうなるんだよ!」

護 「お前の嫁はいい子ばかりでうらやましいな。おれんとこは美優は優しいけど

   川下は鬼だからな…」

川下「誰が鬼だ!!」

川下という女の子は、護を追いかけまわしていた。

その顔はまさに般若のような顔だった。

徹  「同情するよ。」

護 「同情するなら助けてくれー!!」

俺もあの中に巻き込まれたくない、許せ護!!

護「うわー!!」

護が戻ってきたみたいだ。しかしさっきとなんだか状況が違う。

後ろに大きな砂埃が見えた。その原因は女子の大群のせいだった。

それも俺たちの学校の生徒ではない。

女子「あそこにも男子がいる!!」

女子「ほんとだ!!」

どうやら見つかったらしい。こちらに走ってきた。

美弥 「あらら、こりゃやばいね」

徹「美弥、俺のバック頼む!!あとメルト借りるぞ!!」

美弥「了解!!メルト徹咥えてにげろ!!」

メルト「ガルルル!!」

徹「うをー!!」

メルトが俺を背中にのせ全力で走り出した。

さすがはメルト足が速い。女子たちからは逃げれそうだ。

後ろのほうから護が助けを求めていた。

徹「許せ護!!お前の犠牲無駄にはしないぞ!!」

護「うわー!!!」

護はとうとう女の子の中に埋もれてしまった。

徹「ここまでくれば大丈夫だろう。」

俺とメルトは木陰で休憩をした。

メルトの大きさは熊並みにでかい。メルトのお腹を枕に横になった。

ふかふかの毛が気持ち良すぎていつの間にか寝てしまった。

目が覚めたのは集合場所に集まったときだった。

俺はメルトの背中で眠っていたらしい。

どうやら時間になったので俺を連れてきてくれたらしい。

徹 「メルトありがとう。」

先生A「これから部屋決めをします。部屋のメンバーは各自で決めてください。一部屋に10人

    入れます。」

女学院生徒「他校の人と一緒でもいいんですか?」

先生A「基本的には学校別でお願いします。相手の了承があるなら許可します。」

徹 「俺たちの部屋はちょうど10人だからぴったしだな。」

アリス「邪魔者は来ないからいいね!!」

ジェシカ「そうね、今夜は楽しくなりそうね。」

なんだか二人から黒いオーラが漂っている。

反対側を見ると春香と加奈が何かを話していた。

春香「加奈、今日がチャンスです!!徹の横を占領しましょう!!」

加奈「そうねがんばります。」

こっちはこっちでなぜか燃えていた。

残りの6人はというと…

美弥「熱いねー。」

由里「なんで燃えてるの?」

明 「気にしなくていいと思うよ…」

結衣「もてる男はつらいね。」

美月「さすが徹様ですね。」

ミコト「私も混ざろうかな…」

護は他校の生徒と手を組んだ川下によって連れていかれた。

尊い犠牲意に敬礼!!

俺たちは部屋に荷物を置きに行った。部屋は畳部屋で露天風呂付きだった。

城に畳は合わないが日本人の俺には落ち着ける部屋だった。

15分後レクレーションが始まった。

俺たちは射撃上でどちらが多くまとを落とせるかを競うゲームをすることになった。

使用するのはBB弾を使う。主に対決するのは男子だった。

女子はライフル射撃で競った。

武史「俺の相手はお前か。余裕だな。」

記録は30個中14個だった。

次は俺の番だ。

徹 「狙い打つぜ!!」

俺は大好きなアニメのキャラのセリフを吐きながら引き金を引いた。

結果は30個中28個落とした。

相手が悪かった。俺はこういうのはだいの得意で祭りの射撃では

狙ったものを撃ち落とす。

的あてなど朝飯前なのである。

ライフル競技は外国へ遊びに行くとライフル射撃をしているので

二人の圧勝だったし、久々の射撃は気持ちよかった。

文章がおおすぎたので「一日目のパーティと夜」

に続きを書きます。

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