十一話「結果出ちゃった。」
10人の嫁と47人の愛人と一匹に囲まれた
ハーレムな生活。
徹は無事にいられるのだろうか。
・・・2013年7月8日(水)・・・
今日は女子は家庭科だった。もちろん調理の実習もあった。
もちろん男子はファンの女の子がたくさんいようと一人はまじめに好きな
女の子がいる。その子が作った料理を食べに調理室へいくのだ。
俺と護もいった。俺の場合は…誰を選べばいいのだろうか…
11人も嫁がいるのだから。
俺たちがついたときにはすでにいい匂いが漂っていた。
今日は味噌汁だった。作り方は簡単だが作った人の個性が出る。
アリスの味噌汁は味噌の入れすぎで塩からかった。そして材料も切り方も雑で
人参は輪切りで入ってるし豆腐は跡形もなく崩れていた。
それとは真逆なのが加奈だった。具もきれいに切れていて見た目はよだれが出そうなくらい
おいしそうなのだ。しかし、味が薄かった。まるで色と匂いは味噌汁だが、お湯に具が入った
だけのものだった。つくずくこの二人が俺のところに来てくれてよかったと思った。
なぜならこのありさまじゃ下手したら落選ものであるから。
ほかの女の子は普通の味噌汁を作っていた。美弥は味噌汁を作っていたのにいつの間にか豚汁みたいに
なっていた。どうやら肉を入れたかったらしい。
もちろん俺はマリアたちの名前を書いて提出した。
本当は15人は決めなくてはいけないのだが11人しか書けなかった。
護は18人選んでいた。
・・・HR後・・・
アリスたちと車をに乗り、鈴と蓮をがこうまで迎えにいった。
鈴と蓮が通うのはとあるお嬢様学校もちろん男子は居ない。
いつも校門の前で待つのだが、男子の少ないこの世だから俺は珍しいらしく何時も
注目の的だ。しかも今日は護もいる。護は性格はあれだが見た目はかなりレベルが高い。
護の周りには女子の円ができていた。もちろん俺にもできていた。
護 「徹、鈴ちゃんと蓮ちゃん来たぞ…」
徹 「…おお、でもこれどうやって抜けるか?…」
周りの女子の壁は4メートルは軽く超えていた。
明 「徹、おいていくぞ~!」
アリス「これまたモテモテですね。」
鈴 「また…ですか……。」
蓮 「また…ですね……。」
その時車からメルトが下りてきた。女の子たちはその威圧感に負けたのか避けて道を作った。
メルトはホワイトタイガーのメスで性格はおとなしい。学校側もそれを知っているから何もしてこない
。唯一の救いだった。俺はメルト後を歩いてくるまにのった。
美弥 「メルトのおかげだね。」
徹「本当に助かったよ。」
鈴「学校でお父さんの事友達に聞かれた。」
蓮「彼氏?って聞かれたからお父さんだよって言ったら笑われた。」
アリス「あたりまえよね。」
徹 「そういえば何かわすれtないか?」
明 「夕飯じゃにのか」
加奈「それは明さんだけです…」
明 「あははは…」
俺のテスト期間はこうして終わった。
その頃護は…
護 「助けてくれー!!」
女の子「彼女さんはいらっしゃるんですか?」
女の子「好きな女の子はいらしゃるんですか?」
・・・翌日・・・
俺は朝から校長室に呼ばれた…
内容は選択で選ばれなかった女の子で俺のことが気になる娘をファンクラブ
に入れてくれないかという内容だった。もちろん自分は構わなかった。
人数は10人。どのこも頭いいし美人だった。
でも俺は何も感じない。なぜならそれに負けない美人に囲まれている。
正確にはこの学校は女子は入学選考が厳しいから美人があつまってきて当たり前だった。
俺に新たなファンが10人できた。この中からまた嫁が出てくるのはまた後話・・・
・・・結果発表当日・・・
今日は結果発表のため一日休みになるのである。
俺たちが行くともちろん結果が張り出されていた。
俺と護は学年でベスト10に入っていた。
トップはあのアリスだった。
そしてもちろん脱落する者もいた。
その中に昔俺のファンにいた子もいた。
しかしこれが現実なのである。
全校生徒は280人そのうち55人が退学かもしくは姉妹校への転入になった。
しかしこれで一応一安心。この学校でのふるいがけは年に一度のみ次は2年生になってからである。
しかし、もうすぐ過酷な体験になるであろう行事が迫っていたそれはとあるお嬢様学校との合同合宿だ。それに夏休み。不安要素はてんこ盛りだった。
俺は束の間の休日を味わった…
今回も波乱万丈でした。
別の小説と並行しながら書くのはいろいろとたいへん!!
さて次回は「地獄の合宿、あれは蟻の大群編」
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