第十話「娘ができた！？」
男の減少した世界。
人口増加のために作られた
特別学校に通う少年たちの運命は…
・・・2013年7月6日（月）・・・
今日から中間試験が始まった。もちろん特別学校と言っても
ちゃんと5教科の試験もある。1日目と2日目は5教科。
3日目は女子は家庭科、男子はファンの中から嫁にしたい候補を最低15人は決めなくてはいけない。
この投票で落ちてしまった生徒は姉妹校である第二樋田高校へ編入されるのだ。
もちろん教学だがそこの男子は特別学校の入試試験に落ちたものか自分から辞退した
男子が通っている。
女子たちは試験の1週刊前から男子に積極的に迫ってくる。
中には無理と感じファンクラブを抜けほかのファンクラブに入る
子もいる。
現に俺のところへ流れてきた子もいた。
親も必至だった。家まで押しかけてどけ座をしながら頼んでくるのである。
お金持ちから普通のひとまでいろいろだった。
一番驚いたのは愛人でいいからもらってくれと頼んできた事だった。
俺の嫁候補の決定しているのは11人もちろんアリス達だ。
ファンクラブメンバーは嫁確定になったり自分からいなくなったりして
今は0人。
あと5人は決めなくてはならない。
一応それでも決まらなければテストの成績上位者で男子に選ばれなかった
生徒が回されてくるらしい。
1時間目は国語だった。
文章問題はほぼ全滅、漢字と記号で頑張った。
2時間目は英語。
リスニングは得意だが書き取りが少しやばい。
アリスとジェシカはなぜか古文のテストをしていた。
・・・昼休み・・・
今日のお昼は黒沢さんが届けてくれた。
フランスパンにベーコンなどをはさんだものだった。
アリスは口元にマヨネーズをつけながら食べている。
徹 「アリス口をふけよ。」
俺はポケットのティッシュを渡した。
アリスは口をふいた。
アリス 「もっとはやく教えなさいよ。」
横を見ると今度は加奈がでかいサンドイッチをどうやって食べようか
悩んでいた。
確かに口の大きさより一回り大きい。
最終的にはアリスのように横からかみついた。
案の定口はマヨネーズだらけまた俺がティッシュをだしふいてあげた。
それを見ていたほかのメンバーも真似して顔にマヨネーズをつけて
俺がふくのを待っていた。しかし、その期待もはずれメイド隊達によってふかれて
しまう。
明たちの念が伝わってきた。ただ一人、春香は笑顔で笑っていた。
春香「よくやった加奈♪」
テストは3時間目まであった。
3時間目は社会
歴史だった。
俺は得意な教科ばかりで絶好調だった。
いざ鎌倉に！！
・・・放課後靴箱・・・
俺は新しい嫁を作る気もなかったから
誰も選ばなかった。
・・・2日目・・・
今日は残りのテストをといた。
今日は昼で終わりだった。
家に帰ると15歳くらいの女の子が2人いた。
イリス 「おかえりなさい。」
徹 「えーと、あの二人は？」
イリス「あなたの子供になる女の子よ。」
徹 「はい？」
アリス「ママ、いきなりなんで娘なのよ。」
イリス「彼女たちは例の感染病でお父さんが亡くなって、お母さんも
おととい事故で亡くなられたの。」
徹 「それで引き取ることになったと…」
イリス「察しが早いわね。もちろんそういうことよ♪」
徹 「そこまでは理解できたけどなぜ俺の娘になるんですか？」
イリス「ここの頭首はもうあなたですもの。私はただそのサポートをしてるだけだから。」
徹 「さすがに俺だけでは決めれないですよ。アリスたちにも聞かないと。」
アリス「私たちなら問題ないわよ。というか養子の事は私たちが決めたことだもん。」
イリス 「決定ね！鈴、蓮この人が新しいお父さんですよ。」
鈴 「双子の姉の鈴です。よろしくお願いします。」
蓮 「妹の連です。よろしくです～！」
徹 「よろしく」
黒沢 「今日はめでたい日ですな。久々赤飯を炊きますか。メイド長、小豆を買ってきてくれ
大至急だ！！」
メイド長 「了解です！！」
こうして俺に娘ができた。
嫁が11人、娘が2人、愛人47、虎1匹の超大家族ができそうだ。
もしかしたら俺の子孫で国ができるんではないかと心配だ。
明日は女子を15人決めなくてはいけない。
俺はこそ先どうなるんだろうか。
ハーレムは天国か地獄か。それを決めるのはあなただ。
今回は娘ができてしまった。
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