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双子座の勇者 2人で作る物語 900年の時をつなぐ親友との友情と共に  作者: 武田 健太郎


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新しい居場所を求め

俺達は行商の老夫婦の馬車に乗せてもらいアップルランドの近く国境の町を目指していた。


旅の途中で馬車の車輪が外れ困っていた所を助けた時、どうせなら一緒に移動しようと言われて一緒にいる。


「ダリアちゃん。そろそろお茶にしないかね」

「おばちゃん、飲む-」


「じいさん。アンちゃんも連れてきておくれ。薪もだいぶ手に入ったからもうそんなにいらないだろうに」


「それがな、モンスターが近くにいたらしくて追っ払いにいってしまった」


「問題無いよ。もうすぐ戻ってくるから」

ダリアがそう言うと火をおこし昼の準備に入る。


「ごめん、遅くなった」

そう言うとレットボアを担いで戻って来た。


「あれぇ~タツキ。レットボアを狩って来たの?」


「そうだよ、皮はいでおくから皮も売ってちょうだい」


「いや、助かるな。これでレットボアの皮も20枚だ。


今年は旨い物を食べて過ごせそうだ」


俺達は老夫婦と仲良く過ごし移動をしていた。

国境の町に付くに連れて、何度か王都からの早馬とすれ違う。


老夫婦と共に国境の町に入り、老夫婦と別れ宿に入る。


宿の食堂に入ると早馬をかけて来た兵士達が同じ宿に宿泊していたらしく、俺達に声をかけて来た。


「お兄さん達は冒険者か? この辺だと何が取れるんだい?」

「この辺だとビックボア、レットボア、角ウサギにブラックウルフって所だね。


何かあったのかい?」


それとなく聞いてみた。

「ああ、何でもホワイト羽タイガーが出たらしい、王都に応援要請を出して入るが間に合いそうに無くてな。


困っていたんだ」


ダリアが不思議そうに聞いてくる。

「ホワイト羽タイガーって凄いモンスターなの?」


「ああ、物によるけどA~Sランクスに相当するモンスターだよ。


グリフォンと同じように空を飛ぶと言われるモンスターで、グリフォンと同じ位強いって聞いたことがあるよ」


「本当かい?」


宿の女将さんが聞いてきた。

「それが本当なら、野菜の収穫が出来ないよ」


そうぼやいて頭を抱えいた。


そんな話の最中、ダリアがホワイト羽タイガーに興味を持ったみたいだ。


国外追放の約束の期限は後3日、何とかそれまでには国外に出ないとね。国境の町で1泊してから国境を目指す。


国境で手続きを終えてアップルランドの国境に向かう、お互いの国境線の間は約10km程離れている。


これは干渉地帯と呼ばれる物で、この干渉地帯には沢山の難民がいる。国籍を持たず、国を持たない者達が集まる場所であり、戦争や災害が起こると一番最初に被害を受ける場所でもある。


そして盗賊なんかも沢山いるけど、奴らが近付いて来ることはない。というか、近付いて来る前に俺かダリアのスラッシュでやられてしまうからだ。


アップルランドの国境にくる。

「お兄さん達、身分証出してくれる?」


ダリア2人で身分証を出す、それは退役した時にもらったやつだ。


「お兄さん達、結婚は?」

「してます」


「了解。子供は無し。


アップルランド専用の身分証を発行するから少し待ってな」


騎士のお兄さんが事務手続きをして俺達2人分の身分証を渡してくれる。


「冒険者をしてるのかい?」

「一応」


「なら早い段階でギルドに入った方がいい。一応、この身分証でも問題無いけどギルドカード程頑丈じゃないからね」


国境を抜けて近くの町に向かう、一応その町にもギルドは有ると言っていた。


「何とか、レベルを隠蔽する方法とか無いかな?」


俺のぼやきダリアが拾う。


「本当だね、ギルドガード見せれた方が早いけど」


そう言ってギルドカードを持ち魔力を込めてなにやらやり始める。


「あっ!」


急に大きな声を出して立ち止まったので驚いてしまった。

「見て、消せないけど誤魔化せたよ」


ダリア アンダルシア


17歳



ギルドランク C

ふたご座 ゲミニの女

レベル※58 (258)


最大HPコ※30085 (130085)


最大MP※45589 (145589)


スキル 剣術(極聖) 弓術 格闘術 治療術


取得魔法 身体強化 魔法強化(極聖) 魔力調性 生活魔法 氷魔法(極聖) 回復魔法(極聖) 聖魔法(極聖)


「本当だ。どうやったの?」

ダリアからやり方を聞いてきたその通りに行う。


タツキ アンダルシア


19歳



ギルドランク C

ふたご座 ゲミニの男

レベル ※88 (288)


最大HP※32080 (232080)


最大MP※38614 (338614)


スキル 剛腕(極聖)  瞬足(極聖) 剣術(極聖) 格闘術(極聖) 裁縫 精神耐性 神目(極聖)


取得魔法 身体強化(極聖) 生活魔法 隠匿魔法


まあ。2人とも人外だろうけど、見えてる部分だけなら何の問題なさそうだ。


歩き続けてお昼頃に国境の町にたどりついた。先ずは宿に入って一休みする。


旅ようの服から普段着に変えて宿の入り口に下りてきて、宿の女将さんとおぼしき人にギルドの場所を聞いてギルドにきた。


ギルドに入ると何やらもめ事が起きていて、ギルドの職員が間に入って2つのパーティーをとめていた。


もめ事の脇を抜けてカウンターに向かう、そこでオロオロと困った顔の受付の女の子がいた。


「ギルドに登録は可能かな?」


ボーっと俺を見る。


「隣の国から来た。アップルランドでも冒険者がしたい受付は可能かな?」


「あ、はい。移動手続きですね」


緊張しつつも俺達の移動手続きをしてくれる。


「あ、あの。終わりました」


「ありがとう」


「あ、あのー」


「ん? なに?」


「本日はギルマスが不在何ですが、明後日には帰ってきます。1度お会して頂けませんか?」


ダリアと顔を見合わせた。


「いいけど何で?」


「これの事で」

そう言って指指したのがふたご座 ゲミニの称号についてだ。


「分かった。明後日で良いのかな?」


「ハイ、お願いします」


そんなやり取りをして入ると、喧嘩していた2組のパーティーが俺達を眺めていた。なにすること無く2組のパーティーの横を通ってギルドを出る。


少し町中をみたいと思ってうろうろすると町の外れまで来てしまった。

人が住む場所と畑が分けられており、住む場所よりも畑が広いと感じてしまう程だ。


     ◇◇◇◇◇◇◇


いつも読んで頂き有難うございます。

読んで頂いている方がいると思うとモチベーションがあがります。


この小説を読んで「面白かった」「もっと読んでも良いかも」と感じて頂いたら↓☆を★に切り替えて頂いたけると有り難いです。


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