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双子座の勇者 2人で作る物語 900年の時をつなぐ親友との友情と共に  作者: 武田 健太郎


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ダンジョンの強者

俺達はメメシー伯爵がダンジョンに入った日は何もせずに過ごした。

余りにダンジョンが不機嫌になっているのを感じていたからだ。


所が突然とダンジョンが平常営業を再開した、余りに気になってダリアと共に7階層に来た。そこにはメメシー伯爵が一人で倒れていた。


「大丈夫か?」


念の為に声をかけてみたが微かに目を開く程度だった。


仕方なくセイフティゾーンに成っている33階層と34階層の間に連れていきポーションを飲ませた。


だが、余りのやられように生き残れるかどうかは本人次第、そう神目の鑑定結果が出た。


仕方なく簡易ベットに寝かせ1日に1度様子を見に来ていた。その間我々は50階層~59階層のグリズリー系の階層を何度も何度も何度も周回した。


グリズリー系を抜けたら後は70階層に直接挑むつもりだったからだ。


約1ヶ月、メメシー伯爵に毎日ヒールポーションを1本飲ませ続けたかいが有ったのだろう。意識を取り戻す。


「お兄ちゃんって本当にお人好しだよね。貴重なヒールポーションをこんなお婆さんに与え続けるなんて」


「仕方ないだろう。でもメメシー伯爵って本当にこんな年なんだな。


噂じゃ第3王妃のお母さんじゃないか? なんて噂もあったけど」


そんな下らない話ししつつ、メメシー伯爵を抱えて1階層の入り口にベットをおきメメシー伯爵を寝かせた。


ここなら早いうちに誰かしら気が付くだろう、勝手にそう考えての事だ。


後は自分達の事だこれから70階層に突入しようと思う。


でも大丈夫。


ダリア ビンセント


17歳



ギルドランク C

ふたご座 ゲミニの女

レベル92


最大HP30085


最大MP30185


スキル 剣術(スラッシュ.ストッシュ.ダブルスラッシュ.クロススラッシュ.パリィ)  弓術 格闘術 治療術


取得魔法 身体強化 魔法強化 魔力調性 生活魔法 氷魔法 回復魔法 聖魔法



タツキ ムルシア


19歳



ギルドランク C

ふたご座 ゲミニの男

レベル 93


最大HP32085


最大MP38675


スキル 剛腕  瞬足 剣術(スラッシュ.ストッシュ.ダブルスラッシュ.クロススラッシュ.パリィ) 格闘術 裁縫 精神耐性 神目


取得魔法 身体強化 生活魔法 隠匿魔法


多分、グリズリーやミノタウロスを倒しまくったせいだろう。


現在、レベルだけなら最も高いと思う。


噂話しでしか聞いた事がないが、何でも初代のふたご座 ゲミニの勇者は夫婦で共に上限突破しており、レベルは100を越えていたと噂されている。


とは言っても100年も前の話で事実かどうかは誰もわからない。


だが、我々も有難い事に2人揃い人外な存在だと確定した。初代のふたご座 ゲミニ以外でレベル90を越えた人がいないとされている。


その理由のひとつに子供を持ち育てるに当り皆無茶をしなくなる。まあ、余りに当たり前の事だ、誰しも子供に危険をおかしてほしくない。


それを思うと我々にとってこれは最初で最後のチャンジかもしれない。


「なあ、ダリア。俺は今かなり興奮している。少し尋常じゃないから、冷静に聞いてほしい」


「うん」


「今、外に出て、ふたご座 ゲミニの称号を公表しても誰も俺達を責める者はいない。


でも、グリフォンやドラゴンを知らない、だから今しか出来ないと思う。ドラゴンの階層まで。


その。


経験したい。足を伸ばしたいと思う」


「お兄ちゃんは、もしかしたらどちらかが死ぬかも知れないって思ってるの?」


「それも否定しない」


「ふ~ん。でも私は良いよ。だってまだまだ若いしね私達。


今なら何でも出来るよ。


それと私が生きている間は、お兄ちゃんを殺させたりしないよ。それに新しく聖魔法も覚えたしね」


「ありがとう。俺も一緒だ。


何があってもダリアを死なせたりしないよ」


「じゃあ、怖いもの無いでしょ」


「いや、一つだけある。俺はダリアを失いたくない。


日照には重いって言われたけど、それでもダリアは俺の宝物だ。絶対に失いたく無い」


「ぶっ!!」ダリアが後ろを向く。


「ちょっとそう言う事はダンジョンの中じゃなく、もっと雰囲気の有るところで言ってよ」


「ご、ごめん」


「本当にしょうがないな。今日はゆっくり休みましょう。


明日から本格的挑むって言うことで」


よくわからずダリアのリードで事が進む。


珍しくダリアが料理を作ってくれて、2人でつつましく料理食べて和やか雰囲気で夜を過ごす。


翌朝、てんびん座 リプラの勇者こと、聖マリーンナ教会の教皇が70階層まで足を伸ばした事で目を覚ます。


神目の能力は凄く、こんなこともわかってしまう。


おそらくだが、メメシー伯爵が誰かにやられた可能性を確認するために来たのだろう。


だが、何の成果もなく戻って行った。


ダリアが目が覚めたのか、ベット中をゴロゴロと回りながら抱きついて来た。ダンジョンに入ってから何か不安があるのかわからないが、起きる時はいっつも抱きついてきてそれから起きると言う事を続けている。


「ダリア、おはよう。準備始めようか」


「後、5分」


「なら、寝てな。朝ご飯の準備をする」


その後2人揃い70階層に入る。


その空間は他の階層と違い恐ろしい緊張感に包まれていた。


強いモンスターが3匹。其々にテリトリーを持って相手と接しない様にしているようだ。


一つの階層にモンスターが3匹しかいないわけでは無いと思うが、均衡が取れているのは有難い。


「お兄ちゃん、あれがグリフォンって呼ばれるモンスターかな?」


鷹のような顔と羽、鳥のような前半身に鋭い鉤爪。後ろはライオンの胴体に足だ。


空を飛び個体によっては炎を扱うものもいると言う。そしてその前足、その鉤爪は魔法武器の元になると言われる物だ。

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