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双子座の勇者 2人で作る物語 900年の時をつなぐ親友との友情と共に  作者: 武田 健太郎


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動き出すギルド

ギルマスとの話が終わるり、一階に戻ると何やら騒ぎが起きていた。


「やっぱり、てめぇは首だ。2度と俺の前に顔出すんじゃねぇ」


「いきなりなんだ?


今までも頑張ってきただろう、何故突然そんな話になる?」


「何時もそうだ!! お前は俺の親か?


いつもいつもそうやって俺を下に見やがって!!

大体タンク何てダンジョン以外で役に立つのか? お前のやってることと言えばギルドとの調整位だろう」


「おい、いい加減にしろ(怒)」


そう言って間に入ったのは、初日に俺達を向かいいれてくれたギルドの副マスター。ラトビットだ。


「ギルド内で抜刀は禁止行為だ。分かってるだろうな?」


パシッ! ラトビットの胸に何かの紙が当たる。


ラトビットがその紙を取る。


「これは?」

「今日限りでその役立たずは首だ。パーティーから除名する」


「そうか。双方それで問題無いのだな」

「ああ」


そう言うと喧嘩していた一方の冒険者達がギルドをでていく、残されたの男は呆然としていた。


マーチさんと一緒に食堂に入るとまたお酒をのみ直す事になる。


それから1ヶ月程何の呼び出しなどはなく平和に過ごしていると、急にギルドに呼び出しを受けた。


カウンターで話を聞くと俺とダリアの2人に指名依頼が入った。


「俺とダリアにですか?」

「ハイ、ルルダンルからギルド職員が参ります。そのお迎えをお願いしたく」


何故か歯切れの悪い言い方をする。

「理由を教えて下さい。原則、ギルド職員が迎えに行く必要があるはずです」


「ハイ、実はその方はかなり優秀なテイマーでして。

その、つまり。モンスターと一緒にですね、向かって来ているのですが。


モンスターは元々テイマー以外に懐く事がありません。

何か起きた時に対処出来ないと言いますか。


また当ギルドの職員に対処出来る実力の有る者がおりません。

そこでタツキさんとダリアさんにお願い出来ないかとギルマスより言われまして」


おそらくハルアさんの事だと思うが、でもシルバーウルフのボスもリーンも賢いし良い子達だ。


「分かりました。お受けします」


「助かります。実は移動スピードが早く明日には到着する予定なのです。


門をでて200m先に、監視台を設けてます。そこで待って頂き、一緒に来てもらえると助かります」


「分かりました」


翌朝、門から200m先にある監視台で馬車の到着を待つ。


シルバーウルフの群れに囲まれた馬車が近付いて来た。


監視台から旗を振って停車を促す。先頭を走っていたのはリーンだった。


「リーン。来たか」


「ワフ」


そう言うと尻尾を振りまくり前足を俺の肩に乗せ顔をなめる。

するとボスが飛んで来てリーンを無理矢理放すとボスも肩に前足を乗せて顔をなめる。


「ボス。良く来たな。偉いぞ」


そう言ってもふもふしているとハルアさんが馬車から降りてきた。


「ボス。戻りなさい」


ハルアさんの言葉にあれだけはしゃいでいたボスとリーンが大人しくなりハルアさんの後ろに付く。


これが凄い。やはり本当のボスはハルアさんだ。


「タツキさん、ダリアちゃんお久しぶりです。ギルドの方は来ていないのですか?」


「お久しぶりです。ギルドの指名依頼でハルアさんを迎えに来ました。


どうにもギルド職員はテイムしているモンスターが怖いらしいです」


我々の話しの横でダリアがボスとじゃれていた。


ボスはダリアも好きみたいでもふもふされたり、尻尾をフリフリしてダリアと遊んでいた。


「そうですか。そんな理由が。


どおりでテイマーを緊急募集してた訳だ」


1人納得行ったようでウンウンと頷いていた。


「ボス。今日もありがとう。貴女達は帰って良いわ」


そう言うと魔方陣が出る。

その魔方陣に乗ってボス達シルバーウルフが消える。


「ねぇハルアさん。何時も不思議だけどあの子達は何処に行くの?」


ダリアが何時も疑問に思っている事を聞く。


「生息地です。必要な時だけ来てもらい終わったら帰るんです。


仲間のシルバーウルフはまだいるんです。年を取ったものと、小さい子供達がお留守番してます」


「え? その全てとテイム契約してるの?」


「そうね、現役の時は他にもモンスターがいたけど、今はボスの家族達がメインかな」


「やっぱりハルアさん人じゃ無い気がする」

「うんうん」

俺とダリアが小声で話し合う。


「ちょっと。私はちゃんとした人です~」


ハルアさんが怒ってしまった、そんなハルアさんをギルドまで送って行く。


カウンターで依頼達成報告を行っていると直ぐ後ろに立つ奴が現れた。


後ろを振り向くとあのイケメンと美女のコンビだ。面倒臭く無視して受付のお姉さんと話を続ける。

依頼料をもらい帰ろうとした時イケメンから声をかけられた。


「おい、お前らが今度マーチと探索に行くことになったらしいな?」

「何の事だ? 訳の分からない事を言ってないでどけたらどうだ」


「やっぱり貴様は邪魔だな。闘技場に来い」

「止めなさい! これ以上問題を起こすと冒険者登録を検討し直しが必要になります」


受付のお姉さんが身をのりだし、イケメンの行動を止める。


「ふん、唯一のAランクパーティーを首にするのか? 出来るならやってろ」

「ちょうどよかった。アンパイ来ていたか」


ギルドの副マスターのラトビットが急に出てくる。


で、アンパイって誰?


「なんだラトビットか、何のようだ?」


そう答えたのがあの超絶イケメンだ。なんか名前は格好悪いな。


「タンクのシーザンが抜けた以上、お前達のパーティーはAランクから落ちて暫定でDランクだ。おまけに…」


ラトビットの話をさえぎる。


「ちょっと待て!! 降格ってどういう意味だ?」

「そのままの意味だ。シーザンがAランク登録されていたからお前達がAランクのパーティーでいれただけだ。


おまけにここ3回Dランクのモンスターにさえ負けて依頼をこぼした。


よってEランクに降格処分とする」


「は! 何言ってるの? 私達以外にAランクの仕事こなせる奴なんていないはずよ」

絶世の美女が青筋を立ててラトビットに食ってかかる。


「そんなことはお前達が気にする事じゃない。シーザンあってのAランクだったのに馬鹿な事をしたな」

「なら、もう一度シーザンを入れてパーティーを作る、それで問題無いだろう」


アンパイが食い下がる。


「いや、シーザンはすでに別のパーティーに決まった。仮のパーティーだがそれが終わるまでは誰も誘う事はできんよ」


「な!?」


       ◇◇◇◇◇◇◇


いつも読んで頂き有難うございます。

読んで頂いている方がいると思うとモチベーションがあがります。


この小説を読んで「面白かった」「もっと読んでも良いかも」と感じて頂いたら↓☆を★に切り替えて頂いたけると有り難いです。


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