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妄想能力者と現実能力者の討伐戦  作者: 忽那 和音
Series1 Chapter1 青春編 入学編
5/255

Episode 5

 先ほどまで、老人と会話を楽しんでいたはずの景色がない。

 アテナは制服を着たまま勉強机で寝ていた。

「あれ? さっきまで……、あのおじいさん。誰?」

 老人が何者かを知らない。

 謎のまま、エリスから朝食との返事があった。

 アテナは支度した。 

 リビングの扉を前にアテナは呼吸を整えた。

「おはようごっ……、あー、おお、おはよう……」

 慣れない砕けた挨拶はアテナの日常生活においての障害となっている。

「あら、おはよう。大丈夫?」

台所で朝食準備するエリスは上の階から降りてきたアテナの様子を心配した。

「えっ、あ、だっだ、大丈夫で……」

「そう、良かったわ」

 エリスは彼女の反応に安堵する。

 お盆に載せた朝食を持ち、ダイニングテーブルに持ってくる。

「連休明けだから、学校に向けてあまり怠けるのを心配していたから。今日も頑張ってね」

「はい!」

 いつものように朝食を食べた。

 アテナは学校へ向かった。

(わー! 桜だ)

 学校付近には桜の木が並んでいる。そして、小学校の校庭にも桜の木がある。

「おーい! アーテーナー!」

 後ろから大きな声で名前を呼ぶ女性の声がした。

 後ろを振り返れば、走りながらミツキがやってきた。

「おはよ! アテナ」

「おはよう、ミツキちゃん」

 合流したミツキと並んで二人は学校へ向かった。

「桜の木っていいよね!」

「そうだね。お花見でもしたいな~」

 アテナはお花見を羨ましそうに言った。

「アテナ。お花見の時、何食べるの?」

「あまり食事とかした事ないから分からないけど、おでん……かな」

 彼女のチョイスに驚く。

「渋いね。私はアメリカンドックとフライドチキンかな」

「がっつりな食事ね。軽食とは思えない」

 朝食を食べたばかりの時間にお花見の食べ物について話が膨らむ。

「それじゃ、今度皆でお花見する?」

「えっ、そんな簡単に集まれるの?」

 アテナは耳を疑う。

「できるよ。というか、学校行事でお花見とか小学校の時あったから、生徒だったらできるんじゃないかな」

「へぇ〜」

 今までとは違うスケールとテンポの速さに驚きを隠せなかった。

 アテナはい組の皆とのお花見を楽しそうと思った。


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