プロローグ
初投稿です。誤字脱字ありましたら、報告お願いします。
細かく投稿していくので、よろしくお願いします。
この世界には、魔術と言うものが存在する。
社会の後ろににその存在を潜ませ、表社会には出ないもの。
しかし、出ないだけであり、扱う人々は確かに存在している。
それが、魔術師と呼ばれる者達である。
魔術師達は、その存在を自ら潜ませ、社会の陰に居る。そして、代々受け継がれることで、その存在を常に維持しているのである。
しかし、2000年にその運命が変わる出来事が起こる。
異能の発現。
そして、謎の集団が現れた事があった。異能の発現は、魔術師達のみとなり、その存在を隠すと思われたが、謎の集団の次の一言で変わった。
『これより行うは、異能力者達による夜行戦争にございます。そしてその勝者には、倒した異能力者の人数分、願いを叶える権利が与えられます』
この一言で、魔術師達の判断は決した。
魔術が社会の表に出し魔術支配を企む者、私欲を叶える者、世界を変えようとする者など様々な者達が現れてしまった。
開幕するのは、2012年。
異能力者達は、各々自身の準備を始めるのだった。
◇
2012年春
春休みの最後の日の夜に一人の高校生の青年がいた。
桜も明日には咲くといったところで、蕾となっている木が立ち並ぶ道を歩いていた。
一つの150cmぐらいのケースとリュックを背負い、目的地までゆっくりとそれでいて早く早くと急いでいるように歩いている。
「着いた」
簡単に、安堵を含ませた声音で、大きい二階建ての和風屋敷の前で立ち止まった。
ゆっくりと息を吸って、吐きながら、がらがらとドアを開けた。
「お帰り、界斗」
ドアを開けてすぐに女性の声がした。
目に映るのは、白髪紅瞳の美女が優しい笑顔で迎えてくれていた。
「ただいま。姉さん」
青年・天崎界斗が返事をすると、女性は満足そうに頷いた。
天崎未来。
腰まである滑らかな艶のある白銀の髪に赤い宝石のような紅瞳の美女だ。
彼女と界斗は、厳密に言えば兄弟姉妹ではないが、界斗にとっては些細な事である。
ちなみに、彼女は界斗の事が好き過ぎる、言わば重度のブラコンだ。
「遅かったね。何かあったの?」
「少し電車が遅れて、止まっちゃたから」
実際は、自動車による電車事故のようなものがあり、そこから界斗が魔術でばれないように助けて、怪我人は軽傷者のみと言う、奇跡のような事として扱われるのだが、界斗にとっては(とても手間がかかったが)些細な出来事なのだった。
「ふーん」
未来がジト目で見てきて、内心冷や汗が滝のように流れていたが、
「まあ、いっか。それで納得してあげる」
の言葉で、内心安堵のため息を吐くのだった。
「他の皆は、って寝ているか」
「そうだよ。まさか、深夜に帰ってくるなんて、誰も予想していないから」
それもそうか、と納得してから、
「そろそろ、家にさ、入んない」
「あっ」
忘れてたのか。
その後、家に入ってから雑談を軽くしてから、俺は案内された部屋で眠りに入った。
どうでしょうか。
気に入ってもらえたのであれば、幸いです。
ブックマークに出来れば追加して欲しいと思います。
これからも、頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。