表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終焉の竜と王国  作者: 白山 銀四郎
1章 竜は狙われました
1/34

1話 月夜から降り立った竜人

深い漆黒を纏う竜は不浄を纏う化け物に襲われる王国に降り立ち一息でそれを葬り去った。

残ったのは星々を写し出す夜空のごとき竜とそれを見つめる王国だけであった。

一方的な戦いに、目を奪われた人々は文字で、絵で口でそれを伝えていく。

1300年が経つ今でも、伝説は語り継がれている。

われらグランディア王国の守りし、竜に一生の感謝と信仰を捧げるのだと



「失礼します」

「はいれ」

「陛下がお呼びです」

「わかった。すぐにむかう」

机を軽く整理すると部屋の鍵はきちんとかけ、入り口を見張る兵士の横を通り過ぎる。

すこし部屋を離れるときでも鍵は必須である。この部屋にあるのは国家機密も含まれているからである。

部屋の持ち主はクローク・ディメントはグランディア王国 宰相である。国王の覚えめでたく、その容姿から絶大なる人気をほこっている。

国民は揃って”月夜から降り立った竜人”とほめる。深い紺色の艶やかな長い髪、涼やかなシルバーグレーの瞳どれをとっても美しいに限る人物である。


「クロークです。失礼いたします」

「呼びつけて悪いな。お前が視察に行く前に確認したいことがあってな」

「陛下からの呼び出しなら喜んで。確認したいこととは」

厳かな雰囲気を放つ執務机な向こうに鎮座する白髪の厳つい顔の男はグランディア王国国王グウェンシーク・フォン・グランディアである。


いくつかの法律に関する議論を終えるとあたりはうす赤色に染まっていた。

「このような時間か…思いの外時間がかかってしまった。すまない」

「お気になさらず。とてもためになる時間でございました」

「気をつけて視察にいって参れ」

「はい」

クロークは議論をメモした紙を手に部屋を退室した。

ー明日までに残りの仕事終わるだろうか…

クロークは早く執務を終わらせるために無礼にならない程度の速度で執務室に足を進めた。



かきだしたのですが女性の登場人物少なくなりそうと

後悔している現状

どこかで女性を増やしたい・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ