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あなた、ごめんなさい。
私は、彼女から紹介してもらった男性と浮気しました。
本当に
「浮気」
という言葉以上の何ものでもない、馬鹿げた行為でした。
向こうは、お金と時間があるから私と会い、私はあなたへの復習だと思って会っていたのです。
顔も声さえもぼんやりとしか思い出す事はできません。
本当です。
お互い、相手が誰だろうと関係なかったのです。
秘密さえ守ってくれれば…。
あなた…。
私のした事はそれだけではありません。
私は会う度に2万円を受け取っていたのです。
当時、私たち家族の生活費はいつも赤字で、夕飯の材料は一日500円以内と決めていたくらいです。
本当は何か贅沢な食材でも買えば良かったのかもしれませんが、その、汚れたお金を家族のための生活費に使う事はどうしてもできませんでした。
ある日、相手から、
「あげたお金は何に使っているの?」
と、聞かれました。
私は、
「特別何にも。」
と、答えました。
「お金に余裕があるならパチンコ行ってみようか。」
相手にそう持ち掛けられ、生まれて初めて私はパチンコ店に行ったのです。
初めは、相手の暇つぶしに付き合う形でついて行ってました。
大勝ちする位まで居座る訳でもないただの暇つぶし…。
それが、どんどん勝つ金額が大きくなるほど深みにハマっていったのです。
気付くと浮気相手とは関係がすっかり終わっていました。
その代わりにギャンブルへのめり込んでいったのです…。