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我龍転生  作者: キーダの滝
異世界の少年
7/82

第6話「ルール外のルール女」

どもキーダの滝です(2回目)

最近話の題材とか考えるのに勉強してます

本業も大切ですが息抜きな感じで考えています

いい感じで思いつきます


追記:改善しました。

では本編へどうぞ








4月初旬… 

士助は学校に来ていた。

先ほど始業式で紹介を受けしゃべった言葉は「眠い…」であった。

そして、今は2-Bの教室前にいる    寝ながら


「zzzzzzzzzzz……」


深い眠りについている…起きる気配はなさそうだ。    

そのころ教室では


「えー皆さん知ってのとうり今日から2-Bにやってくるお友達を紹介します」


今しゃべっているのは2-B担任の『華主はなぬし 蘭子らんこ

女の教師で、アダ名は「酒乱」


「えー、虹色士助君入って!」


……………………


「あれ?」


といって廊下へ、するとしばらくもしないうちに

あ、ちょっと何寝てるの!

羊が35万6392匹……

羊数えてる場合じゃないから!起きて!

羊は空を飛べません…でも鈴木クンは羊の品種改良に成功し…

そして


「ハァハァ…というわけで転校生の虹色士助クンです…!ハァハァ…」


そういっている先生の額には汗がにじんでいる


「えー…何言えばいいんすか?」

「君の趣味とか好きな物だとかやりたい事だとか!」

「ほおー。名前は虹色士助。趣味は戦争、好きな物も戦争。やりたい事は全悪魔の抹殺です」


……………


教室が静かになったあと、士助は思った

(あれ?なんでこんな静かなの?俺何か悪い事言ったっけ?)

と思っているとヒロトが自分の席から

『冗談でした、とかいって誤魔化せ!』

と書いたノートを見せてきた


「…………」


しばらく沈黙のあと


「冗談でした、てへ」


また、沈黙、そして

何だ冗談か!転校生の子面白いね!驚いたよ!悪魔とか訳わかんねえもんな!

教室がざわついた。

あれで誤魔化すとは…運が良かったな…と思うヒロトであった

そして、休み時間。

士助は人気者であった、転校生だから

何処にすんでたの?兄弟とかいるの?友達になろう!とかの質問が押し寄せた

しかし、面倒くさがって適当に答えた。


「現在鈴木クンは羊に乗って世界を旅する研究者で、世界中の困ってるヤギを助けて回っています。断じて羊は助けません。あくまで羊には利用価値があるにしかすぎず…」


しかし朝のことがあって、みんなは動ぜず

士助君って名前かわってるねー やっぱり冗談面白いな!

だとかの空気になっていた。

それを見てヒロトは

クラスメイトのみんなアホなのかな…と流し目で見ていた。

だが、士助は2時間目の休み時間は教室におらず、廊下などを歩いていた。

質問等がうっとうしくかんじたのだろう。ついでに校内探索の様な気で歩いていた。制服の前を開けて「阿」と書かれたシャツを出して歩いていた。

しばらく、歩いていると


「オイ、そこのお前とまれ!」


と声をかけられ、止まる士助。

声の方を見てみると、ポニーテールで伸長は士助より少し低めの女性がいた。


「なんか用か?」

「用か、だと?用なら大アリだ!」

「うるさいな…」


と怒鳴られ士助は耳をふさぐ。


「貴様!この学校の規則では制服の前を開けているのは規則違反だ!この学校の生徒ならしっかりとした服装をだな…」

「うるせえな…規則ってなんだよ。」

「お前…転校生か。とにかく点数を引かれたくなければさっさと前を閉めろ!」

「ええ…もういいんじゃないすかね。」

「ちょっと待て士助ぇ!」


と大急ぎでやってきたのはヒロトであった。


「すまない有木さん!コイツには俺が言っておくから!」

「む!綾風、お前か…ならちゃんとしつけておけよ。」


といって向こうに歩いていった


「なあヒロト。あれは一体なんだったんだ。」

「彼女は『有木ゆうき あい』この学校の生徒会長だ。」

「生徒会長?なにそれ。」


首を傾げてヒロトに尋ねた。


「まあ、この学校のリーダーみたいなものだ。全校生徒の手本となって導いていく…まあ、そんなものだ。」

「意味が分かりません。」

「うん、もういいよ。」


士助に前のボタンを閉めるように言った後2人は教室へと帰って行った。


そして、昼休み


「士助、お前弁当はあるか?」

「わかりません。」

「ハァ…ちょっとカバンの中探るぞ。」


いいよ、という返事のあと士助のカバンの中を探るヒロト。


「ん、あるじゃないか。」


と言ってヒロトは弁当箱を士助のカバンの中から取り出した


「おお、おいしそうな匂いがする。」

「お前の弁当だ。さあ、食うぞ。」

「いただきます!」

「いただきます」

「ごちそうさま!」

「ええ!」


士助の弁当箱を見ると確かに空であった。


「早ッ!そんなに腹減ってたのか?」

「んじゃそこらへんうろついてくるわ」


といって教室を飛び出していった。


「あっオイ!まったく…なにもおこさないといいが…」


教室を飛び出した士助はとりあえず外にでた


「いやぁ、いい天気ですね。」


ベンチの上で昼寝でもするか、といってベンチに寝そべった。

というわけにはいかなかった。

ベンチの上で横になった所までは良かった、が目をつぶった瞬間


「オイ!お前そこをどけ!そこは私の席だ!」


(どっかで聞いた声だけど寝ます、探さないでください。)


そして、寝るという瞬間に


「どけと言っているだろうが!」


の声が聞こえた瞬間士助の体は宙に浮いていた。うぐっ!と言って起き上がり声の主を確認すると


「あ、またお前かよ…」


声の主は士助に対して注意をした女子生徒、『有木 藍』であった


「お前とは失礼な。どけといったのにどかなかったから悪い。」

「これを理不尽というのか。」


有木はベンチに座ると弁当を開いた。


「1つ注意するが転校生とはいえどこの学校の規則はしっかりと覚えておけ。いいな!」

「ああ…はい…そうですか…」

「貴様…人の注意を…」

「ちょっとちょっと。悪かったって…」

「フン!困った奴だ。」


(昼寝ぐらいさせてよ…)


空を見上げながら思った







──────放課後

「士助、帰るぞ。」

「はい。」


──────廊下

「初めての学校はどうだった?」

「寝たかったです。」

「そうか。」

──────靴箱

「明日も来るようにしろよ。」

「はい。」

──────中庭

「明日からは授業があるからな。」

「へ~。」

「お前…聞いているのか?」

「へーへー。って、ん?」


その時士助は妙な物を見かけた。

(トゲが何本もあって、小さい奴だったような?悪魔か?)


「おい、どうした」

「先帰っといて!」


士助は妙なものを追いかけた


「オイ!どこ行くんだ!まあいいか…晩御飯までには帰って来いよ!」

「うん!」


士助は…

(どこ行った?小さかったからみつにくいかもしんねえな…)

先ほど見た小さな生き物は森の中に逃げ込んだらしく士助はしげみをかきわけ探していた。

見たことのない生き物だったなと思いながら歩いていた。

すると、奥から声が聞こえてきた。


「・リー・・ちへ・い・」


(どこからか声が聞こえるな…どこだろ?)


辺りを見回しながら奥へ進むと人影があった


(誰だ…まさか悪魔か?)


と思って覗いてみるとそこにいたのは


「おお!ハリー!やっぱり今日も来たか!ほら、お前のご飯だぞ!」


有木 藍であった。

なんでアイツがココに?とおもって声を掛けてみた。


「オイ…お前なにやってんだよ…」


すると、藍はびっくりしてわあ!と声を出して振り向き


「!ななななんでお前がコココココにいる!」

「なんでって…妙な奴を見かけて追いかけてたらココに…」

「みょ、妙な奴?まさか、どこかにもう一人いるのか!?」


と言ってバタバタしながら辺りを見回す藍。士助は内心挙動不審な藍を目を細めてみている。


「ん、ソイツだよソイツ。お前の足元にいる奴。」

「え?ハリーが?」


藍の足元にいたのはハリネズミ。小さいのもトゲがたくさんも該当している。


「そうです、ハリーがです。」

「ハリー見つかったのか!気をつけろといつも言っているじゃないか!」


藍はハリーと話している


「何話してんの…」

「ああいやぁ…別にコレはその…だな…動物じゃなくてだな。だから、規則に引っかかっているわけじゃなくて、なんだその、あの、え~と…」


う~んという藍を見ながら士助は考えた


(ああなるほど。そういうことか。コイツ、規定っていうのに引っかかっちゃいけないからこんな山奥で飼ってんだな。そういうことか。)

士助は全部一人で解決した


「と、とにかく!皆には黙っておいてくれ!その…ある程度の事なら見て見ぬふりぐらいするから!だから…」


藍はあたふたしながらついに取引まで持ちかけてきた。士助もそこまで鬼ではないので


「別に言わないし見逃さなくてもいいけどさ…」

「本当か!助かる!非常に助かる!ハリーもお礼を言っているぞ!」


ハリーを持ち上げて士助に見せている。ハリーも足をぱたぱたさせている。


「はい、どういたしまして。」


初日から大変な一日であった。







  

どうでしたか?今回新キャラが2人と一匹登場しましたね

一人目は華主 蘭子先生 普段は真面目で眼鏡かけてます

酒乱です

二人目は有木 藍 ちなみに生徒会長です 言わなくてもわかるかな?

弓道部です 結構出来る 好物は和菓子です

3匹目はハリネズミのハリーです

ハリーは藍のペットです 藍は動物好きです

学校のストレスを発散するためにハリーと遊んだりしています

ストレスっていうのは士助みたいな類です 以上キャラ紹介

次辺り説明して無い人とか説明しようと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました


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