第31話「帰還」
やややややヤバいぞ
冬休み入ってさあ勉強だ!なのにやる気がでねぇ
だれか、やる気出す方法プリーズてるみー
それはそうと髪切りました。超余談ですね
暗い道を二人で歩き続ける。
少し先に明かりが見える。
歩く速度を速める。
明かりはどんどん大きくなる。
ラストスパート、一気に走り抜けるとそこは、
異世界『玄龍族の里』だった。
「あー疲れた」
士助はうーんと背中を伸ばす。
それもそのはず、二時間半程度歩いたのだから、
それは、疲れる。
「だらしない…もっとねばり強くなんねーと」
庵次は慣れっこなので平気らしい。
二人は玄龍族の里に戻って来た。
現在、今もどこかで暴れまくっている
グラニ・ベルゼビュートを倒すために。
庵次は一回里長に会ってくるらしいので
士助は一旦休憩。
そこに、お客が
「あ!士助君!」
後ろから声が聞こえてきたのでんー?と言って
後ろに倒れるとそこには
「あ、ミカ」
「こ、こんにちは…」
ミカだった。物陰に隠れながら、まじまじと士助を見ていた。なので士助は立ち上がりミカの方へ
歩いていった。
「よぉ、帰って来たぜ」
「あ、うん…お帰りなさい…」
「?元気ねーな。病気か?」
「いや、違うんだけどね…あのその…」
士助は頭にハテナを浮かべ、ミカはあたふたしていた。その時、庵次が来て、
「何してんだオメーは…」
「む、聞いてくれ。ミカが病気なのかもしれないんだ」
「あ、や、だからそのぅ…」
「お前本気で馬鹿だな、もうちょっと相手の事を考えるとかだな…」
「考える?」
庵次はハァー…とため息をつくと、ちょっと寄るとこあるからちゃんと話しろ、と言って士助を
ミカのいる方へ蹴飛ばした。
前のめりに倒れた士助は立ち上がりもう一度ミカの方を見た。
「病気じゃあないのか?」
「あ、うん…」
今度は、目の前で話す。
「そっか、ならいいや」
「うん…」
会話が途切れ沈黙が続く。それを打ち破るかの様に士助が言葉を発した。
「そうだ!俺強くなったんだぜ!」
「も、もう最強になったの?」
「あー…それはまだ。兄ちゃんとか倒せねぇし」
「そっか…」
二人は地面に座って話を続けた。
「でもさでもさ、SBCとか倒したんだぜ!
あいつら、強かったり、弱かったり、なんかもう無茶苦茶疲れたぜ」
「そっか…でも、無理だけはしないでね」
「もちろん!死ぬわけにはいかねーよ。
お前を守るって約束したんだからさ!」
「…うん」
少し頬を染めるミカ。
青く雲のない空、その下で二人は話をした。
人間界について、友達、学校だったり
いっぱい話をした。時間も忘れて。
「そしたら、加奈がさ…」
「おい、終わったぞ」
「えーまだ話足りないよー」
「もう十分。まだ話したかったらずっと側にいるのが最善策だ」
ズルズルと音を立てながら襟を引っ張られて行く
士助。
「でも、それが無理な訳で…あ!」
「どした?」
士助はフフフと笑って立つと
「ミカも連れていこうぜ!」
「却下」
「えー。なんでっすかー」
「ミカを戦いに巻き込む訳にゃあいかねーよ」
それもそうかーと言うとミカに
「ごめんなー。もうちょい話したかったのに…」
「ううん、いいの。気をつけてね」
「おう!」
バイバーイと手を振って別れた。
士助は引きずられながら。
「そういやさ、相手の事を考えるってどうい事?」
「あ?その内わかるよ…」
「?」
うーんと士助は悩んでいた、引きずられながら。
い誰せ
いかん
勉知か
強り?
法ま
行数の無駄遣い




