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我龍転生  作者: キーダの滝
Seven big crimes編
27/82

第25話「vsサタナス」

2日もサボリました

すいません、頑張ります






ついに決戦の日が来た。

士助が異空間で待っているとやはりサタナスは来た。


「来たか…」

「フン…キサマも逃げずによく来たな」


士助は刀を構え、サタナスは銃を抜いた

2人はしばらく相手を睨み合った


「行くぜっ!」


士助が襲い掛かった。

サタナスは士助の攻撃を銃で防ぐと士助を蹴り飛ばし、銃を向け


「‘悪魔の銃撃デビルショット’!」


引き金を引き銃を放つ。以前見たのよりも少し威力が上がっており

士助もなんとかかわしたぐらいだった。


(今日まで鍛えてたのかよ…)

「どうした、考え事か?だったら…」


サタナスはジャンプして、士助の前に来て


「魔掌!!」


0距離の魔掌を喰らわせた。


「ぐっ!」


士助は吹っ飛び体勢を取り戻すが、サタナスはこちらに銃を向けており

引き金を引く。が、さっきの様なレーザーではなく単調な銃弾を撃ってきた。


「さっきと何か違うのか…?」


何かわからないままなので士助はあっさりかわすがその銃弾は士助を過ぎた

あたりで方向を士助に変えて士助に着弾する。


「がっ!」


それを見たサタナスはもう一発。士助は今度こそかわそうと試みるが

銃弾は追尾してくる。


「だったら…」


士助は距離を離してある程度距離を離すと、銃弾の方を向いて

手を後ろに持っていき、後ろで何かをつかむ。その垂直線上にはサタナスがいる。そして、銃弾がもう目の前まで来ると


「幻影のマント(ミラージュマント)!」


掴んだ物を前に投げるようにかざすと、薄っすらマントの様な物が見える。

そのマントに銃弾が着弾すると、跳ね返りサタナスに当たる。


(威力が…上がっている?)


サタナスは地面に倒れるとすぐに立ち上がる。士助の方をよく見てみると

その辺りがゆがんで見える。


「それはお前の新しい武器か?」

「ああ、これが使い時かと思ったもんで」


ゆら~りと見える士助のマント。それはその居場所を確認しにくい。

もし、マントの場所に銃弾を撃ってしまうと…

サタナスは短い時間の中で一瞬で推理した。


(銃弾は跳ね返り戻ってくる。それも、マントの性質はおそらく倍返し。

迂闊に撃てば俺にダメージがかかる…試しに悪魔の銃撃を撃ってみたとしても

倍返しで帰ってきてしまう。ならば…)


サタナスは銃を一旦しまった。

そして、深呼吸をすると、拳にオーラを纏わせた。だが、魔掌ではない。


「なんだ?銃やめんのか?」

「どうせ通じない…なら、接近戦だ!」


強く踏み込み、士助に近づき殴りかかる。それを士助は片手は刀、もう片方の手で攻撃を防いで応戦する。

激しい攻防が続き、お互いに少しづつ攻撃を食らわせていく。

このままでは進展がないと思ったサタナスは少しの隙、それもほんの一瞬

を見逃さず、すぐに銃を抜き取り士助を撃った。

それが当たると、のけぞり大きな隙が出来た。


「魔掌!!」


士助の腹に喰らわせた、と思ったが士助は間一髪、手で止めていた。


「危ねー…ギリギリだったぜ…」

「フン、やるな」


2人とも後ろに下がって、お互いのタイミングを探っている。

士助はこの時思った。


(サタナスのさっきの魔掌…予想以上に軽かった。本気じゃあない、ってこと

がわかる。どうする?ここでTYPE-龍になるのも…)


そう考えているとサタナスは動きを止めた。


「どーした?負けでも認めんのか?」

「お前の行動で確信したんだ」

「何をだ?」


サタナスは魔銃を取り出すと1発撃った。何の変哲もないただの銃弾、

だが、士助は幻影のマントを使わず普通にかわした。


「やはりな…」

「もしかして気づいたのか?」


魔銃を両手で持つと、サタナスは魔力を込めて銃を2つに分けた。

つまり、サタナスは2丁拳銃に持ち替えたということだ。


「なんか、変わったか、ソレ?」

「今、教えてやる」


2つの銃口を士助に向けるとそれを放つ。スピードは速い、がエネルギー弾

つまり魔銃のようなリロード無しでは無くなった。

しかし、サタナスはわかっていた。それであることがいかにこの勝負を有利に

するか。


「やっぱりバレたか…」


士助は難なくかわす。しかし、それはサタナスの疑心を確信に変えた。


「やはりそうか…その幻影のマントの正体わかったぞ」

「いつわかったんだ?」

「攻防の時にふとよぎったことを確認しただけだ。その幻影のマントは

‘エネルギー弾しか跳ね返せない’ということにな」


サタナスが銃撃をやめて接近戦に持ち込んだ時、サタナスは1回だけ銃を撃った。しかし、あまりにも一瞬だったためサタナスは魔力を込める暇が無かったので、あらかじめ銃に入っていた銃弾で攻撃するしかなかった。

だが、サタナスは撃った後に気づいた、マントで跳ね返されると。

その一瞬といえどマントで跳ね返せる余裕はあった。でも、返さなかった。

これがあらわす意味はマントが跳ね返せるものは限られている、ということ。

そして、さっきの試しの1発でわかったことが銃弾だけだと。


「なるほどねぇ…」

「だったら、この実弾使用の2丁拳銃、『ガン・オブ・サタン』でお前を倒す

そして、俺は俺の存在意義を示す!!」


銃を連続で打ち続ける。遠距離なんだから、近距離でと言いたいが

あの銃は近距離にも向いている。ので近づけない。


「クソッ…どうすれば…」

「どうした?諦めたか?」


ダン!ダン!と銃弾を撃つ。勿論実弾なのでリロードが必要なので、

隙が多少見つかるが、サタナスは使い慣れており片方のリロードの時に

片方で撃つという戦いかたをしている。


「仕方ねぇか、だったら!」


士助は幻影のマントをかざした。すると、士助はマントの中に隠れた。


「血迷ったか!だったらそのマントの中で死ね!」


サタナスは銃を向けて、マガジンの中の弾がフルの状態にすると


「‘悪魔全弾発射デビルフルバースト’!!」


銃の中の弾を一度に全て発射した。その銃弾は全て士助の方へととんで

マントに全て当たった。


(流石に死んではいないが、どうなった?)


周りをキョロキョロ見まわしながら弾をリロードするサタナス。


「そんな余裕で大丈夫か?」


と目の前に士助が現れて銃を破壊し、蹴り飛ばした。

その姿は


「TYPE-龍!!」


に変わっていた。


「そうか…そのためにあのマントを使って自分を覆ったのか」

「そのとうり。それにしてもお前頭良いな…」


サタナスは立ち上がる。銃は破壊され、今の士助相手に接近戦。

非常にまずい。


「仕方ないな…」


サタナスは力を抜いたあと魔力を練り始めた。


「そうはさせるかよ!」


士助は一瞬で移動して、サタナスに強烈なパンチ。そして、蹴り上げ、

叩き落し。叩きつけると刀を出して、縦に持つ。そして、


「玄龍乱舞‘虹…」


とその瞬間に士助は強烈な光に包まれて、地面に着いたころにはサタナス

はきえていた。


「!どこに行きやがった…」


力はどこにも感じられない。が1つだけおかしな物がある。


「黒い…霧?」


少し隣に黒い霧、それも厚い霧があった。すると、中から手が出て来て

士助は引っかきに来た。ソレを、かわすと中から何か出てきた。


「この力を使うまでに倒しておいた方が良かったかもしれないな…」


それは、サタナスだった。羽が大きく広げられ、爪は鋭く

体には所々に何か紋章のような物がある。


「なにそれ…」

「この姿、名を‘ファースト・ディアブロ’使っている時だけ

力はディアブロに匹敵する」

「強そうだな…」

「強そう?ちがう、最凶だ!」



サタナスは士助に飛び掛り士助は刀で防いだ。


その衝撃は辺りに広く響き渡った…








投稿時間遅い…

頑張った結果がこれだ。

最後まで読んで頂きありがとうございます

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