第10話「対デヴィル:アモン」
ども、キーダの滝です
前の話見た人ならわかると思いますけど今回から戦います
それにしても1日2話投稿それなりに疲れる
でも見てくれてる皆さんもために頑張ります
というわけで本編へごー
追記:改善済み
あらすじ
士助の素性を知るものに会った。彼の正体とは…
「誰だお前。」
「知りたいか?ならば力ずくで聞き出せばいい。その方が性に…」
瞬間、言葉を切るように士助は剣で切りかかっていた。しかし、激しい斬撃を容易にかわす。
「玄龍族は礼儀がなっていないな…だが、戦う気にはなったようだな。それでいいぞ…。」
(コイツの正体はわからねぇ、でも俺の敵なのは確かだな。よし…)
「いいぜ…お望み通り戦ってやる!」
「それでいい。上級精霊:サタナキア様の柱が一人、アモン参る!」
アモンは掌にエネルギーを集約させ赤い光を放つ剣を作り出し、士助との距離を素早く詰め廊下の窓を裂きながら振り切る。反射で体を反らし回避するが切っ先が頬をかする。さらに後退し傷口を押さえる。指に垂れた血が付着する。
「………………」
士助は黙り込んだ後勢い良く階段の方へ走り出した。
「!貴様!敵に背を向けるか!」
アモンも士助を追って階段を駆け上がる。屋上への扉を開け士助はそこで止まる。
「へへ、戦うんならここでやろうぜ。俺にも都合があるしな。」
「強気だな。だがそれもここまで!」
アモンが斬りかかり士助が剣で受け止める。互いに払い距離をとる。
「案外そんなもん?まさか本気じゃないよな?」
「余裕だな。ならば…」
両の掌にエネルギーを集めアモンは二刀流になる。リーチが短くなるものの以前よりも強い力を感じる。
「行くぞ!覚悟!」
先程よりも早く接近し両側から剣が士助を襲う。体制を低くしかわすもののアモンが踏みつける。しかし、足首を掴み引いて位置を入れ替える。
「これでも余裕だぜ。本気で来いよ!」
「その口黙らせてくれる!」
アモンの怒涛の攻撃が続く。士助は反撃せずただかわし続ける。しかし、アモンにぬかりは無かった。ほんの一瞬の隙を逃さず脚を蹴り払い士助を倒す。そこに二つの剣を突き立てる。足元を蹴り逃げようとするが脚を踏みつけられ逃げれない。
(このままじゃマズイな…だったら仕方ないか…)
ドスッ!と地面に剣が突き刺さる音、は鳴らず代わりに二つの剣は柄の先が壊され屋上端に刺さっていた。
「なッ!何が…」
気づけば士助も足元にはおらず見失っていた。その瞬間、体に強い衝撃が走り背後に士助が回っていた。強い衝撃は士助による斬撃だった。
「グ…!貴…様!いつの間に…!」
「脚だけ龍の力を借りたっつー仕掛けさ。お前の剣を避けないでお前の剣を壊し、脚にかかる力が弱まった時に逃げたして後ろへ回ったの。」
アモンが徐々に砂となって行く。苦痛で顔が歪んでいる。
「悪いけど、お前じゃ相手になんないよ。」
「虹…色…シ、ス…ケェ…」
先程までのアモンが完全な砂となり風で消えて行った。
(コイツはおそらく悪魔の種族。実力でいうとデヴィルってとこか。ゲートを通って来たのはコイツが最後だろうが…)
思考を巡らせていると運動場の真上に黒い球が突如出現する。屋上からも見える。士助だけでなく運動場で授業を受けている生徒も見上げている。異世界の人間の士助にとどまらず一般人である生徒もただならぬ気配を感じとっている。球はゆっくりと降下し、着地と同時に解く様に消える。
その中から現れたのは…
大幅改変したのでご注意してください。




