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僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

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なんか、疲れた。

 なんか疲れた。

 別に、なんもしてないんだよ。

 ただ、生きてるだけなんだよ。

 ただ、生きてるだけなのに。

 なんでか知らないけど。

 しんどくて。

 疲れて。

 目を閉じても疲れて。

 寝ても夢で疲れて。

 起きても頭がぐるぐるしてて疲れて。

 他人に気を遣って疲れて。

 体を動かして疲れて。


 異世界への扉が開いた。

 メメは、魔法の絨毯で、迎えに来てくれた。


 そして、コーラを買いに、絨毯でスーッと移動した。

 キラキラと輝く星の中を。


 流れ星を見ながら。


 移動した。


 こんな時。


 俺の疲れは吹き飛んで。


 多分、また元の世界に戻ったら、疲れると思うけど。



 いまはなんか。


 幸せで。

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