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僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

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暗い世界から明るい世界へ

「朝日を浴びることは、セロトニンが出て、心にいいと言われてますから」 

 セロトニンとは、幸せを呼ぶホルモン。

 精神科の先生のその話を聞いて、毎日、朝、散歩をしている。

 辛いことも多いけど。

 草木がキラキラしたりとか。

 街が目覚めたりする感覚。

 グラデーションになった朝焼けも、とても、自分の気持ちを和らげてくれる。

 朝日が上がると、少し嬉しい。

 世界が、始まったんだー! って感じがして。

 異世界から帰った次の日は、基本散歩をする。


 暗い世界から、明るい世界へ。

 朝日が、おれを連れて行ってくれるみたいだから。

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