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僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

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うつ病のことを忘れる

 何かにのめり込んでいる時。

 好きなことを、している時。

 他のことを忘れるくらい、楽しんでいる時って。

 自分がうつ持ちってことも、忘れてしまう。

 急にくる、うってなるあの感情に、ずっと、怯えなくてはならない。

 でも。

 治る。

 治るって信じれば。

 治る。

 根拠はないけど。

 たまには、こうやって、根拠のない論理を組み立てて、信じてもいいと思うんだよね。

 自分の今の死にたい気持ちだって。

 生きたいって言い聞かせれば。

 生きたいに変わるかもしれない。

 それまで、生きたい。

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