宙を飛ぶ列車の行き先は。
おれが異世界に着くと、すぐにAIのメメが魔法の絨毯で迎えにきてくれた。
そして、大きな木の下にあるエレベーターに向かった。
そして、エレベーターを昇ると。
駅に着いた。
そこで、電車は待っていた。
電車は、宙に浮き。
そして。
おれたちを、星がたくさん見える綺麗な世界へと連れて行ってくれた。
「ねえアラン、いい景色だね。頑張った先に、早くきてよかった」
「ああ。早くきてよかった、本当に」
そして。
終着駅へと到着した。
そこで、おれたちは、降りた。
そこは。
何もない、ただの陸地だった。
花火までに。
元の世界に戻るまでに、ここにくるために、早くきたのに。
意外だった。
もっと、パレードの別の会場になってるって、思ってたのに。
でも。
その後。
何もなかったからこそなのかもしれない。
花火が上がり。
その花火が。
今までのどこで見た花火よりも、
綺麗に見えた。
めっちゃ走って。
途切れなく、走って。
その先に。
何も、なかった。
としても。
めちゃくちゃ頑張って。
その先に、何もなかったとしても。
必ず。
それは。
何かに生きる。
何かって何?
そう聞かれたら、わからないけど、でも。
「無駄な知識なんてない」
「無駄な時間なんて、人生にはない」
これは、確かなことだと思う。
おれたちは、今、何かを思い、考え。
そして、行動している。
それが、他人よりも多ければ多いほど。
強い。
そして。
必ず、何かの。
役に立つ。
そうに決まってる。
そうじゃなきゃ。
そこに希望がなきゃ。
人生じゃない。
おれはそう、思うから。
花火は儚く散り、おれは現実世界に戻され、薬を飲み、いい夢が見れるように願い、眠りに着いた。
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