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星が降る  作者: 佐和多 奏
社会復帰してから書いたやつ

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アランは異世界で翼を失う

自殺しよう。

今日こそは自殺しよう。

今日これが叶ったら。

俺はもう幸せで。

夢みたい。この、後悔とか辛い感情が全部なくなるなんて。ほんと夢見たいなこと。それが、自殺すれば起こるって。

自殺。

今日こそ自殺しよう。

もう終わりにしよ、楽しかったからもういいと思う。こんな人生もういいと、もういいと思うんだよ俺は。

もう。

もう……。

もう、もういいんだよ。

もう、いいんだよ。

もういいの。

俺はもういいの。

ヒューって空を飛んで、羽が生えて。

そのまま、空を飛んで。

飛んで。

あ。

異世界の扉。


そこを開けて。

星が降る、病みの世界を。


翼を広げて、飛んでいく。

そして翼が、魔力が溶けて。

ヒューって。

落ちる。

すごい速度で。

落ちていく。


綺麗な花火が夜空に上がって。


また俺は月の光で青く暗い部屋に戻る。


ああ、また今日も、多分俺は死ねない。


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