表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/558

こんなに苦しいのに、なぜ、今おれは、生き残っている。

「このカードあるじゃん?」

「うん。」

「1番上に戻して、魔法をかけると」

「わあ! 違うカードに変わってる! 魔法なの!? 人間って魔法、使えるんだ!」

 おれの手品に、天使のミカは驚いた。

「ねえ、もう一回やってよ!」

「いやだよ、魔力がもうないから」

「えー」

 2枚重ねで最初のカードを見せ、元に戻し、重ねてあったカードを次に見せる。

 ダブルリフト、と言う技法。

 おれには、こんなことしかできない。

 人間には、どれだけ頑張っても、魔法使いには勝てない。

 そしておれは、他の人間にも、勝てない。

 いや。

 おれは。

 勝ち残った。

 あの時の紛争で。

 先進国の人間関係で。

 殺されずに。

 自殺せずに。

 生き残ってる。

 だから、今がある。

 おれは、なんで生き残ってる!


 そうか!

 この、ダブルリフト、何百回練習したんだろうか。

 おれは、たくさんのことを、身につけることができる!

 それは、おれを生かしてくれる。

 人生に、無駄な時間なんてない。


 手品だって。

 タネを言わなければ。


 魔法だ。


 おれは、人間で魔法が使える存在。


 ふふふ。



 次はだれに見せてやろうか。


 おれをただの人間だと思ってる奴に。


 とびっきりのイリュージョンを。


 見せつけてやる。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ