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僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

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不安と友達関係

よろしくお願いします

「ポチ、今日は、私たちと初めて会話できるのよ」

「ああ。こんな機会始めてだ」

 動物と会話できる人間、アニマルコミュニケーターが家に来た。

 その日は、ポチが。家族と、初めて会話できる時だった。

 コミュニケーターの青海は、ポチに話しかけた。

「ポチくん、どんなことをきみは」

 顔を青ざめたコミュニケーターは、思わず泣いてしまった。

 ポチは、コミュニケーターに伝えた。

「毎日、苦しい。辛い。死にたい。

 そして。


 家族のことは大好き。

 でも。


 友達が。


 欲しい。


 夜、眠れないんです。


 お願いします。家族には、友達が欲しい、とだけ、伝えてください。

 多分2人とも、心配するから」


 アニマルコミュニケーターは、涙しながら、2人に伝えた。

「友達が欲しいって、言ってます。ドッグランとか、ワンちゃんがたくさんいる公園に、連れて行ってあげてください」


 その日の夜は、満開の星空だった。

 パレードは、盛り上がっていた。

 カミンが、ステージで踊って歌ってる。

 キラキラしてる。

 

「なあ。アラン」

「ポチ?」

「おれ、友達ができるかもしれない。今度、ドッグランとか犬がたくさんいる公園に連れてってくれるみたいで」

「そっか。いいじゃん」

「でもさ、アランが言うみたいに、人間みたいに、友達関係のことで、辛いこととか、いじめとか、たくさん起こらないかなって、心配で、最近、眠れなくて」

 アランは、ポチをじっと見つめた。

「大丈夫だよ。確かに、あるかもしれないけど、でも、ポチは、自分で考えることができて、いつも元気に話しかけてくれて、そして。

 おれと違って、自我が、自分の意思が、しっかりとあるから。

 あと。


 友達は、いたら、めっっちゃくちゃ楽しいよ!!」


「ほんと!?」

「うん!!」

「生きたく、なるかな」


「なるよ。絶対」


「ありがとう、アラン。今度、勇気出して、友達、頑張って作る」


「おれも、頑張って生きるから。生き抜こうぜ、一緒に」

「ああ」


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