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僕が異世界に行けたのは「うつ病だから」だそうです  作者: 佐和多 奏
うつ病だった時に書いたやつ

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人間と犬の悩み 後編

よろしくお願いします

 ポチは、アランが最初にこの世界に来た時に言っていたことを思い出した。

 

『でも、人間、辛いよ。』


『いじめや恋愛に悩んだクラスメイトが、「命を絶った」。今まで、自分が生き残るために必死だった。でも。生きるよりもつらい現実、そんな、想像もできない世界が、広がっていたんだ』


「そっか。友達とかいたとしても、辛かったり、するんだね」

「うん。それで、あんまり、何もしたくなくなっちゃったりとか」


「ねえ、アラン」

「なに、ポチ」

「もうちょっと、おれ、自分のことについて、考えてみる」

「おれも」

 空には、大きな花火が広がった。

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